宝石・ジュエリー買取の完全ガイド|石と地金、両方から金額を見ます
ジュエリーは、石と地金という二つの価値が一つになった品物です。この二つを分けて考えると、なぜその金額になるのかが分かりやすくなります。
公開
石と地金、両方を見て金額を出します
ダイヤモンドの指輪であれば、ダイヤそのものの価値と、それを留めている台(K18やプラチナ)の価値を、それぞれ評価して合算します。
これは、お客様にとって知っておく意味のある話です。「石はたいしたことないと言われた」という場合でも、台が金やプラチナであれば、その分の金額は必ず残ります。ゼロになることはありません。
今日の地金の買取金額は下のとおりです。
ただし、石が留まったままでは地金だけの重さが分かりません。店頭では、外せる範囲を確認したうえで計算します。
ダイヤモンドは4つの条件で評価します
ダイヤモンドの評価には、世界共通の4つのものさしがあります。頭文字を取って4Cと呼ばれます。
- カラット(Carat)… 重さ。大きさではなく重さで表します
- カラー(Color)… 色。無色に近いほど高く評価されます
- クラリティ(Clarity)… 透明度。内包物や傷の少なさ
- カット(Cut)… 研磨の質。光の返り方を左右します
この4つは互いに影響し合います。カラットが大きくても、色や透明度が伴わなければ金額は伸びません。逆に小さくても、条件が揃っていれば評価できます。
メレダイヤについて
0.2カラット未満の小さなダイヤを、まとめてメレダイヤと呼びます。一粒あたりの金額は小さいものの、数が多ければまとまった金額になります。デザインの中に多数留められている場合は、その分も評価します。
鑑定書と鑑別書は別のものです
この二つは混同されやすいのですが、書かれている内容が違います。
- 鑑定書(グレーディングレポート)… ダイヤモンドの4Cを評価した書類。ダイヤにしか発行されません
- 鑑別書… その石が何であるか、天然か人工かを調べた書類。ルビーやサファイアなど、ダイヤ以外にも発行されます
つまり、鑑別書には品質の評価が書かれていません。「鑑別書があるから高い」ということにはならない、という点だけご承知おきください。
鑑定書がなくても買取はできます
書類がなくても、店頭で石を確認して評価します。ただし、鑑定書がある場合と比べると、評価に慎重にならざるを得ない面はあります。お手元にあれば一緒にお持ちください。
何十年も前の古い鑑定書でも、無いよりは判断の助けになります。捨てずにお持ちください。
真珠は、見るところが違います
真珠はダイヤのような数値基準がなく、次のような点を総合して判断します。
- テリ … 表面の光沢。真珠の価値を最も左右します
- 巻き … 真珠層の厚さ
- 大きさ(珠のサイズ)
- 形 … 真円に近いほど評価されます
- キズ、えくぼの有無
- 色、連であれば珠の揃い方
真珠は劣化します
これは正直にお伝えしておきたい点です。真珠は有機質でできているため、時間とともに変色したり、テリが落ちたりします。汗や化粧品の影響も受けます。
長くしまい込んだネックレスが黄ばんでいることはよくあります。その状態を前提に査定しますが、状態が良いうちのほうが評価できる、というのは事実です。
なお、糸が切れていたり、留め具が壊れていたりしても買取はできます。直す必要はありません。
色石(ルビー・サファイア・エメラルドなど)
色石は、石の種類・色の濃さと鮮やかさ・透明度・大きさ・産地などで評価が変わります。ダイヤのような統一基準がないぶん、実物を見ないと判断できない部分が大きい品目です。
また、色石には処理(加熱、含浸など)が施されているものが多くあります。処理自体は一般的なことで、それ自体が悪いわけではありませんが、評価には影響します。
翡翠、珊瑚、琥珀といった品目も買取の対象です。古い帯留めやブローチに使われていることが多く、ご自身では価値が分からないまま処分されがちな品物です。判断がつかなければ、そのままお持ちください。
台が古くても、石は評価できます
「デザインが古いから価値がない」と思われる方が多いのですが、石そのものの価値はデザインとは関係ありません。
昔の指輪は、今では見かけない台の形をしていることがあります。そのままでは使いにくくても、石を外して仕立て直せば使えるため、石の価値は残ります。
リフォームを考えて石だけ外してある、という状態でも買取できます。裸石のまま袋に入っている、というご相談もよくいただきます。
査定の流れと、必要なもの
査定は無料です。金額を聞いてから、売るかどうかを決めていただけます。
- 石の種類と状態を確認します
- 台の素材(刻印)と重さを確認します
- 石と地金、それぞれの評価をご説明し、金額をお伝えします
鑑定書・鑑別書、購入時のケースや保証書が残っていれば、一緒にお持ちください。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。
写真で先に相談したい場合
LINEで写真をお送りいただければ、分かる範囲でお答えします。ただし宝石は、写真だけでは判断できない部分が大きい品目です。おおよその方向性をお伝えしたうえで、店頭でのご確認をご案内することが多くなります。
まとめ
- 石と地金、両方を評価して合算する。台が金やプラチナなら金額は必ず残る
- ダイヤは4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)で評価する
- 鑑定書と鑑別書は別物。鑑別書には品質の評価が書かれていない
- 真珠は劣化する。状態が良いうちのほうが評価できる
- 台が古くても、石の価値はデザインとは関係ない
判断に迷うものがあれば、そのままお持ちください。査定は無料で、金額を見てからお決めいただけます。
