オーデマ・ピゲロイヤルオークの買取金額はどう決まるか|状態と付属品の影響
このモデルでは、文字盤の模様と、面ごとの仕上げ。この二つが金額を大きく左右します。どちらも戻せません。
公開
戻せないものが二つあります
このモデルには、一度失われると戻せないものが二つあります。文字盤の格子模様と、ケースとブレスレットの面ごとの仕上げです。
文字盤の模様は、専用の機械で刻まれたものです。後から作り直せません。
面の仕上げは、鏡のように磨かれた面と、筋の入った面が組み合わされたものです。一度崩れると、その構成は戻りません。
ですので、この二つが残っているかどうかが、金額を大きく左右します。査定でも、そこを先に見ます。
磨きが最も響きます
正直に申し上げます。このモデルでは、磨かれていることが最も響きます。
市販の研磨剤で磨かれると、面の境目の線が丸くなります。筋の入った面も光ってしまい、仕上げの違いが消えます。角のある縁は、角から真っ先に削られます。
そして、ケースとブレスレットが一体の作りですので、一箇所を磨けば、続いている面がずれます。全体が合わなくなります。
傷が多い個体と、磨かれて仕上げが崩れた個体。前者のほうを良く見ることがあります。
磨くことについては傷が多い腕時計の記事に詳しく書いています。
大きさと素材で差が出ます
このモデルには、ケースの大きさに複数の種類があります。素材も、鋼のもの、金のもの、それ以外のものがあります。
これらの組み合わせによって、市場での見方が変わります。同じモデル名でも、一律ではありません。
金が使われている場合は、金属そのものの価値が下限になります。刻印を確かめて純度を見たうえで、重さを測ります。
ただし、時計としての金額のほうが上回ることがほとんどです。地金としての金額は、あくまで下限の目安です。
お電話で「ロイヤルオークです」とうかがっても、それだけでは金額の見当がつきません。
響きにくい傷み
気にされているわりに、あまり響かないものを挙げておきます。
- ケースやブレスレットの細かい擦り傷
- ビスの頭の浅い傷
- ブレスレットのわずかな伸び
- ガラスの表面の浅い傷
- 止まっている
一番目について。身につけるものですので、傷が付いていて当たり前として見ます。傷を消そうとして磨かれるほうが、はるかに響きます。
五番目について。自動で巻かれる作りですので、腕に着けていなければ止まります。動かして持って行こうとされる必要はありません。
付属品と、金額をお伝えできる時期
付属品は、保証や購入を示す書類、箱、外した駒の順で関わります。
箱が大きいために処分されてしまうことが多いブランドです。もし残っていれば、あるほうが変わります。捨てる前に、中をすべて出して確かめてみてください。
駒は、一体型のブレスレットの場合、専用の形です。腕まわりに合わせて外されたものが残っていれば、探していただく価値があります。
相場は日々動きますので、あらかじめ金額をお伝えすることはできません。査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
付属品がない場合は保証書・箱がない場合の記事をご覧ください。
よくいただくご質問
傷が多いのですが
そのままお持ちください。磨かれるほうが、はるかに響きます。
以前に磨いてもらいました
お持ちいただけます。どこまで崩れているかを確かめて、そのうえで見ます。
文字盤の模様が薄くなっています
買取はできます。作り直せない模様ですので、そのままお持ちください。
電話で金額を教えてもらえますか
大きさと素材と状態で変わりますので、現物を拝見しないままお答えすることはいたしかねます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 角度を変えながら、文字盤の格子模様を見ます
- 光にかざして、面の境目の線を確かめます
- 刻印を確かめて、大きさと素材を見ます
- 付属品が揃っているかを確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 文字盤の模様と、面ごとの仕上げ。この二つは戻せません
- ですので、この二つが残っているかが金額を左右します
- 一体の作りゆえ、一箇所を磨けば全体が合わなくなります
- 細かい傷は、付いていて当たり前として見ます
- 箱が大きいため処分されやすく、残っていれば変わります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
