パラジウムはいくらになる?重さと純度から考える
パラジウムの金額も「単価 × 重さ × 純度」で出ます。ただ、単体の製品が少ないぶん、何をパラジウムとして数えるかに少し説明が要ります。
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刻印がある製品の計算
Pd の刻印があるお品物は、そのまま計算できます。数字は千分率です。
- Pd1000 … 1.000をかけます
- Pd950 … 0.950をかけます
- Pd900 … 0.900をかけます
- Pd850 … 0.850をかけます
金・プラチナの今日の買取金額は下のとおりです。パラジウムの当日の単価は店頭かLINEでご確認ください。
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめる歯科の金属は単純な掛け算になりません
外れた銀色の被せ物が金銀パラジウム合金だった場合、計算のしかたが変わります。ひとつの金属ではなく、複数の金属が混ざっているためです。
保険診療で使われてきた「金パラ」は、銀を主体に、金が十数%、パラジウムが二割ほど、残りが銅という組成が一般的です。つまり、金の金額とパラジウムの金額と銀の金額を、それぞれの割合ぶん足し合わせる形になります。
この計算はお客様の側で出していただくのが難しい部分です。店頭で成分を調べたうえで、内訳をご説明します。
なお、歯科の金属は1本あたり1gから2g程度です。数本まとまっていても数グラムですので、金額の桁は控えめにお考えください。
ホワイトゴールドの中のパラジウムは分けません
K18WG の指輪にパラジウムが含まれていても、計算はあくまで K18 として行います。
理由は、混ぜられた金属を分けるには精錬という工程が必要で、その費用が指輪1本ぶんの差額を上回るからです。ですので割金の内訳は金額に反映されません。
K18WG は金75%として計算します。残りの25%が何であっても、この扱いは変わりません。
18金の計算のしかたは指輪はいくらで売れるかの記事でご説明しています。
重さの目安
パラジウム製品は数が少ないため、目安も限られます。
- Pd900の指輪 … 3gから8g程度
- Pd850のチェーン … 5gから20g程度
- 歯科の被せ物 … 1本あたり1gから2g程度
- ブリッジ(数本つながったもの)… 3gから6g程度
パラジウムはプラチナより比重が軽く、同じ形でも6割ほどの重さになります。プラチナのつもりで重さを見積もると、実際は軽く出ます。
計算してみます
仮にパラジウムの買取単価を1gあたり3,000円として、考え方だけご覧ください。実際の単価は当日の相場によります。
例1:Pd900の指輪5g
3,000円 × 5g × 0.900 = 13,500円。
例2:Pd850のチェーン12g
3,000円 × 12g × 0.850 = 30,600円。
例3:歯科の被せ物3本、合計4g
この場合はパラジウムだけの計算にはなりません。金の割合、パラジウムの割合、銀の割合をそれぞれ単価にかけて合計します。4gですと、数千円の水準になることが多くなります。
単価そのものの決まり方は買取金額はどう決まるかの記事でご説明しています。
金額が思ったより下がる場合
計算した金額より低くなるとしたら、次のどれかにあたることが多くあります。
- 石や樹脂が付いていて、その重さを差し引いた
- 歯科の金属に歯や接着剤が残っており、そのぶんを除いた
- Pt だと思っていたものが Pd だった(比重が軽いぶん重さが出ません)
- パラジウムではなく、ホワイトゴールドや銀だった
いずれの場合も、何をどう見たかを内訳としてご説明します。
よくいただくご質問
パラジウムの相場はどこで見られますか
地金商が日々の価格を公表しています。ただし公表されているのは地金の価格で、製品の買取単価はそこから加工や精錬の費用を除いたものになります。
歯科の金属は自分で純度を調べられますか
難しいと思います。保険の金パラのほかに、自費診療で使われた白金加金など、組成の違うものがあります。店頭で成分を調べるのが確実です。
銀歯と呼んでいたものにも金額はつきますか
つくことがあります。銀色に見えても金とパラジウムが入っているためです。ただし本当に銀だけのもの、あるいは金属以外の材料のものもあります。
少量なので送りたいのですが
宅配買取は刻印のあるお品物を対象にしています。歯科の金属には刻印がありませんので、ご来店をお願いしています。
まとめ
- Pd の刻印があれば「単価 × 重さ × 千分率」で出る
- 歯科の金銀パラジウム合金は、金・パラジウム・銀を足し合わせる
- ホワイトゴールドに含まれる場合は K18 として計算する
- パラジウムはプラチナより軽いので、重さの見積もりに注意
- 歯科の金属は1本1gから2g。桁は控えめに
査定で実際に何を見ているかはパラジウムの買取の記事に書いています。
