金ボタンはいくらで売れる?貴金属かメッキかを見分けてから計算する
先にお伝えしておきます。学生服やブレザーの金ボタンは、ほとんどが真鍮に金メッキをかけたものです。金額を期待して持ち込まれ、がっかりされることが多い品目です。
公開
学生服・ブレザーのボタンは真鍮です
正直に申し上げます。学生服の金ボタン、ブレザーの金属ボタン、制服のボタンは、真鍮や亜鉛合金に金メッキをかけたものがほとんどです。
表面の金はごく薄く、剥がして回収できる量ではないため、地金としての金額はつきません。
- 学生服・制服のボタン … 真鍮に金メッキ。金額はつきません
- 既製ブレザーのボタン … 真鍮や亜鉛合金。金額はつきません
- スーツの飾りボタン … 樹脂やナイロン。金額はつきません
金色をしているから金、ということにはなりません。ここを先に書いておかないと、店頭でがっかりされてしまうためです。
金無垢のボタンもあります
一方で、金無垢のボタンが作られることもあります。数は多くありませんが、次のようなものが該当することがあります。
- オーダーメイドのブレザーに付けた特注のボタン
- 記念に作られた金製のボタン
- 和装用の飾りボタン、留め具
- アンティークの装飾ボタン
これらには「K18」「750」といった刻印が打たれていることがあります。ボタンの裏側や、足(生地に縫い付ける部分)の根元を見てください。
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめる刻印の読み方は刻印と純度の見分け方にまとめています。
刻印の探し方
ボタンの刻印は、表からは見えません。裏返して探してください。
- ボタンの裏側の平らな部分
- 足(シャンク。糸を通す輪)の根元
- 台座の縁
とても小さいので、スマートフォンのカメラで撮ってから拡大すると読み取りやすくなります。
「GP」「GF」があればメッキです
「K18GP」は「K18相当の金でメッキしてある」という意味で、中身は別の金属です。地金としての金額はほとんどつきません。
重さで見当をつける
金は同じ大きさの真鍮よりずっと重く感じます。手のひらに乗せて、見た目の大きさのわりにずっしりと重い場合は、貴金属の可能性があります。ただしこれも目安です。
カフスボタンとは別のものです
「金ボタン」というお問い合わせをいただくと、カフスボタン(袖のボタン)を指しておられることがあります。
カフスボタンは金製のものが一定数あり、買取の対象になることがよくあります。こちらについてはカフスボタンはいくらで売れるかの記事でご説明しています。
お手元のものがどちらか分からない場合は、そのままお持ちください。こちらで判断します。
よくいただくご質問
第二ボタンをずっと持っています
学生服のボタンであれば、真鍮に金メッキであることがほとんどで、地金としての金額はつきません。思い出の品として、お手元に残されるほうがよいかもしれません。
軍服のボタンです
当店でお取り扱いしているのは、金・プラチナなどの素材と、宝石、ブランド品、腕時計、金貨、切手です。歴史的な価値での買取は行っていません。金無垢であれば素材として計算しますが、そうでなければ金額はつきません。
何十個もあるのですが
まとめてお持ちいただいて結構です。ただし真鍮であれば、数があっても金額にはなりません。刻印だけ先にご確認いただくと、お手間が省けます。
写真で分かりますか
裏側の刻印の写真をお送りいただければ、金無垢かどうかは確認できます。実際にはメッキのことがほとんどですので、まずLINEでお送りいただくほうがお手間がかかりません。方法は買取方法の記事にまとめています。
査定と、お売りいただくとき
査定は無料です。真鍮やメッキだった場合は、その旨をご説明してお返しします。費用はかかりません。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。詳しくは必要なものと本人確認の記事をご覧ください。
ほかの貴金属と一緒にお持ちいただくのが効率的です。ボタンだけのためにお越しいただくと、お手間に見合わないことが多くなります。
まとめ
- 学生服・ブレザーのボタンはほとんどが真鍮に金メッキ。金額はつきません
- 金無垢のボタンもあるが、数は多くない
- 刻印は裏側か足の根元。表からは見えません
- 「K18GP」はメッキ。K18ではありません
- カフスボタンは別のもの。こちらは買取の対象になることがよくあります
当日の流れは、金ボタンの買取の記事でご説明しています。
