セリーヌのバッグ買取|査定で見られるポイント
セリーヌは、柄や装飾の少ないデザインが多いブランドです。そのぶん、革そのものの状態がそのまま見えます。ごまかしの効かない素材構成といえます。
公開
無地は状態が隠せません
柄の入ったバッグは、多少の汚れや傷が模様に紛れます。金具の飾りが多いバッグは、目がそちらに行きます。セリーヌはどちらでもありません。
一面が同じ色の革で、装飾も控えめです。ですので、小さなシミでも、擦れた一箇所でも、そのまま見えます。
査定でも同じことが言えます。隠れる要素がないぶん、革の状態が評価をそのまま左右します。逆に言えば、きれいなお品物はきれいだとはっきり分かるということでもあります。
淡い色は色移りが出ます
セリーヌは、ベージュや白、グレーといった淡い色の展開が多いブランドです。これらの色には、特有の傷みが出ます。
- 衣類からの色移り … 濃い色の服と擦れて移ります
- デニムの青 … いちばん多い色移りです
- 手の脂による黒ずみ … 持ち手と、口の周りに出ます
- 水滴のシミ … 輪になって残ります
- ペンやインクの跡 … 内側に出ます
色移りは、革の内部まで入ると落ちません。表面を拭いて落ちるのは、付いて間もないものだけです。
移ってしまったものは、そのままお持ちください。ご自身で漂白剤や除光液を使われると、革の色ごと抜けてしまいます。
デニムとの組み合わせにご注意ください
お売りになるかどうかに関わらず、お伝えしておきます。
淡い色のバッグを、デニムを着た状態で肩や脇に抱えると、擦れた部分に青が移ります。とくに脇に挟む持ち方をされる場合、バッグの側面に集中して出ます。
新しいデニムほど色が出ます。一度移ると、時間が経つにつれて革に定着していきます。気づいた時点で早めに専門店にご相談になるほうが、落ちる可能性があります。
査定では、色移りがどの程度定着しているかを見ます。範囲だけでなく、深さも確認します。
自立する形ならではの傷み
セリーヌには、置いたときに自分で立つ、しっかりした形のバッグがあります。この作りには特有の傷み方があります。
- 底の四隅 … 床に接する部分から擦れます
- 底鋲 … 付いているものは、減り具合を見ます
- 側面の稜線 … 角が立っているぶん、当たると跡が残ります
- 口の開き … 使い込むと広がって閉まりにくくなります
- 前面のフラップ … 開閉のたびに折れる位置が決まっています
芯の入った作りは形が崩れにくい反面、当たった衝撃が逃げません。柔らかいバッグなら戻る凹みが、跡として残ります。
角の傷みについては角がスレているバッグの記事をご覧ください。
革の種類で見方が変わります
セリーヌは無地が多いぶん、革の仕上げの違いが表に出ます。
- シボのある柔らかい革 … 傷は目立ちにくいものの、型崩れが出ます
- 表面が滑らかな革 … 擦り傷と水シミがそのまま見えます
- スエード … 毛が寝てテカリ、汚れが染み込みます
- 型押しの革 … 角の型が潰れます
- 生地のもの … 毛羽立ちと色褪せを見ます
スエードは、ご自身でブラシをかけられると毛が抜けることがあります。汚れたままお持ちください。
内側の刻印
セリーヌには、内側にブランド名と製造国の刻印が入っています。そのそばに、英数字の組み合わせが打たれているものがあります。
この英数字から、作られた時期などの情報が分かります。内ポケットの中や、張り地の縫い代に小さく打たれていることが多くあります。
刻印が薄くなっていても買取はできます。長く使われたお品物では、擦れて読みにくくなるのが普通です。探していただかなくて結構です。店頭で確認します。
よくいただくご質問
デニムの色が移ってしまいました
買取はできます。程度に応じて反映されます。ご自身で落とそうとされると、革の色まで抜けることがありますので、そのままお持ちください。
白いバッグが黄ばんでいます
拝見します。淡い色は年数で変色することがあります。買取に支障はありません。
クリーニングに出すべきですか
売るためだけであれば、おすすめしていません。費用が上がる分を上回ることが多く、仕上がりで風合いが変わることもあります。
何年前のものか分かりません
分からなくて結構です。詳しくは古いセリーヌの査定基準の記事をご覧ください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 革の種類と色を確認します
- 色移りやシミの範囲と深さを見ます
- 底の四隅と形の状態を確かめます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 無地で装飾が少ないぶん、革の状態がそのまま見える
- 淡い色は色移りが出る。デニムの青がいちばん多い
- 色移りは革の内部まで入ると落ちない。自分で落とさないでください
- 自立する形は、当たった衝撃が跡として残る
- 刻印が薄くなっていても買取はできます
査定は無料です。手を入れずにそのままお持ちください。
