セリーヌラゲージの買取|査定で見られるポイント
ラゲージは、革の面を切り替えて構成されたバッグです。面と面の境目に、このモデル特有の見どころがあります。
公開
切り替えの合わせ目
ラゲージの前面は、複数の革の面を組み合わせて作られています。色や素材を変えた切り替えになっているものもあります。
面と面の境目には、必ず縫い目があります。そして、そこで革の厚みが変わりますので、段差ができます。段差のある場所は、擦れが集中します。
- 切り替えの縫い目が緩んでいないか
- 段差の部分の革が擦れていないか
- 面ごとに色の変化が違わないか
- 境目から革が浮いていないか
- 縫い糸が切れていないか
査定では、境目を指でなぞって確認します。見た目では分からない浮きが、触ると分かることがあります。
両脇の羽根の部分
ラゲージの両脇には、外に張り出した部分があります。荷物を入れると広がり、空だと閉じる作りです。
この部分は、動くたびに革が折れ曲がります。決まった場所で曲がりますので、そこに癖が付きます。
- 折り癖が付いているだけ … 使用感の範囲です
- 折れ目の色が薄くなっている … 反映されます
- 折れ目に白い線が入っている … 革の表面が割れかけています
- 折れ目にひびが入っている … 響きます
- 裂けている … 手を入れる必要があります
査定では、この部分を広げた状態と閉じた状態の両方で見ます。閉じたままでは、折り目の内側が見えないためです。
無理に広げないでください。硬くなっている場合、そこから割れることがあります。
色の組み合わせ
ラゲージには、複数の色を組み合わせたものがあります。この場合、色ごとに状態が違うことがあります。
- 淡い色の面 … 汚れと色移りが目立ちます
- 濃い色の面 … 擦れて薄くなると目立ちます
- 起毛した面 … 毛が寝てテカリます
- 艶のある面 … 傷と水シミがそのまま見えます
- 色の境目 … 淡い側に濃い色が移ることがあります
最後の項目は、実際によくあります。濃い色の革と淡い色の革が接していますので、湿気や摩擦で色が移ることがあります。移った色は落ちません。
拭いて落とそうとされると、淡い側の色まで抜けます。そのままお持ちください。
色移りについてはセリーヌのバッグ買取の記事にも書いています。
口の開き方
ラゲージは、口が大きく開く作りです。ファスナーで閉じるものと、留め具で留めるものがあります。
- ファスナーが端まで滑らかに動くか
- 引き手が残っているか
- 口の縁の革が擦れていないか … 出し入れで触れる場所です
- 口が開いたまま戻らなくなっていないか
- 留め具があるものは、その効き
口の縁は、物の出し入れで最も触れる場所です。ここの擦れは、使用の程度がそのまま出ます。
査定では、口を全開にして内側も確認します。
底の四隅
ラゲージは自立する形ですので、床に置かれる機会が多くなります。底の四隅は、そのたびに接します。
- 角の色がわずかに薄い … 使用感の範囲です
- 角の革が毛羽立っている … 反映されます
- 下地が見えている … 響きます
- 角に凹みが残っている … 当たった跡です
- 穴が開いている … 手を入れる必要があります
査定では四隅それぞれを確認します。置き癖で、片側だけ進んでいることがよくあります。
底に鋲が付いているものは、その減り方も見ます。磨かないでください。メッキが薄くなります。
角の傷みについては角がスレているバッグの記事をご覧ください。
持ち手と内側
持ち手は、実際に持ち上げて確認します。中身を入れれば、その重さが付け根に集まります。
内側は、口を開けて見ます。ラゲージは物が多く入りますので、内側の汚れも出やすくなります。ペンやレシートの跡、化粧品の色が付いていることがあります。
内側が汚れていても買取はできます。外側と分けて見ますので、外側が良ければその分は評価に入ります。
付属品の考え方は付属品や箱がない場合の記事にまとめています。
よくいただくご質問
脇の折れ目に線が入っています
買取はできます。動く場所ですので、避けにくい傷みです。無理に広げないでください。
色が移っています
買取はできます。落とそうとされると淡い側の色まで抜けますので、そのままお持ちください。
切り替えの境目が浮いています
買取はできます。引っ張らないでください。そこから広がります。
口が閉じにくくなりました
拝見します。形の問題か、ファスナーの問題かで扱いが変わります。両方確認します。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 切り替えの境目を指でなぞって確認します
- 脇の部分を広げた状態と閉じた状態で見ます
- 色ごとに状態を分けて確かめます
- 口を全開にして内側を確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 面と面の境目に段差があり、擦れが集中します
- 脇の部分は動くたびに折れ、決まった場所に癖が付きます
- 広げた状態と閉じた状態の両方で見ます
- 色を組み合わせたものは、濃い色が淡い側に移ることがあります
- 口の縁の擦れに、使用の程度が出ます
査定は無料です。手を入れずにそのままお持ちください。
