買取専門店 いくらや
ブランド

古いシャネルでも売れる?年代物のバッグの査定基準

古いシャネルで問題になるのは、年数そのものではなく革の乾燥です。ここが、ほかのブランドと事情の違うところです。

公開

古いシャネルは革の状態がすべてです

コーティングされたキャンバス地のバッグであれば、二十年経っても素材そのものはあまり変わりません。シャネルは事情が違います。

シャネルの主力はラムスキンとキャビアスキン、どちらも革です。革は時間とともに水分と油分が抜けていきます。使わずにしまっておいても進みます。

ですので、古いシャネルの査定でいちばん重く見るのは、革がまだ生きているかどうかです。年式は二の次になります。

乾燥がどこまで進んでいるか

革の乾燥は段階を追って進みます。

  1. しっとり感が残っている … 良い状態です
  2. 手触りが乾いてきている … この段階なら、まだ十分です
  3. 曲げるとシワが戻らない … 進んでいます
  4. 表面に細かいひびが見える … はっきり反映されます
  5. 触ると粉が出る、割れる … 修復の難しい段階です

ラムスキンのほうが早く進みます。キャビアスキンは型押しの加工がある分、乾燥の見た目が出にくくなります。

3の段階までであれば、多くのお品物が該当します。心配なさらずお持ちください。

しまい方で差がつきます

同じ年代のバッグでも、保管によって状態がまったく違います。実際にお持ちいただいたものを見ていて、差が出る条件があります。

  • ビニール袋に密閉していた … 湿気がこもり、内側が傷みます
  • 乾燥剤を入れすぎていた … 革の水分まで抜けます
  • 直射日光の当たる場所 … 色が褪せ、革が硬くなります
  • 暖房の近く … 乾燥が一気に進みます
  • 保存袋に入れて、風通しのある場所 … いちばん良い状態で残ります

乾燥剤は入れすぎないほうが良い、というのは意外に思われるかもしれません。革に必要な水分まで奪ってしまうためです。

シリアルシールの桁数

内側に貼られたシールの番号は、桁数がおおよその年代を示します。数字が短いものほど古く、長くなるにつれて新しくなります。

ただしこの方法が使えるのは、シールが残っている場合に限られます。古いものほど剥がれています。粘着が年数で弱くなるためで、普通のことです。

ごく初期のものにはシールが貼られていません。近年のものにもシールがなく、ICチップに変わっています。シールがないという事実だけでは、古いのか新しいのか決まりません。

剥がれたシールがバッグの底に落ちていることがあります。捨てずにお持ちください。

ヴィンテージと呼ばれるもの

一定の年数が経ったシャネルは、ヴィンテージとして扱われることがあります。

ここは誤解の生まれやすいところですので、はっきり申し上げます。ヴィンテージであることが、自動的に高い評価になるわけではありません。

革が生きていること、当時らしい仕様が残っていること、その両方が揃ってはじめて意味を持ちます。乾ききってひび割れたものは、年代が古くてもその状態として見ます。

ですので「古いから高いはずだ」とも「古いから値段がつかない」とも申し上げられません。実物を拝見してのご説明になります。

モデルごとの見方はシャネルのバッグ買取の記事に書いています。

金具とチェーンの経年

革のほかに、年数で変わるのが金属の部分です。

金具は、表面のメッキが薄くなって下地の色が出てきます。使っていなくても、空気に触れていれば少しずつくすみます。チェーンは、革が編み込まれているタイプであれば、その革が乾いて細くなり、切れることがあります。

ここでお願いがあります。金具用の研磨剤で磨かないでください。くすみは取れますが、残っていたメッキまで削れます。かえって下地が出てしまいます。

くすんだままお持ちください。査定の妨げにはなりません。

よくいただくご質問

革がカサカサになっています

拝見します。市販のクリームを塗られるとムラになって残ることがありますので、そのままお持ちください。乾燥を止めたいだけであれば、専門店にご相談になるほうが確実です。

シリアルシールの数字が読めません

買取はできます。薄くなっているお品物はよくあります。作りや金具の仕様から年代を確認します。

しまい込んで一度も使っていません

拝見します。使っていなくても革は乾きます。未使用だから新品同様、とは限らないのが革製品です。

ひび割れていても持っていっていいですか

お持ちください。状態が悪く金額がつかない場合は、その旨を正直にお伝えします。査定の費用はいただきません。

当日の流れと必要なもの

  1. お品物と付属品をお預かりします
  2. 革の乾燥がどこまで進んでいるかを確かめます
  3. シールや作りから年代を確認します
  4. 金具とチェーンの状態を見ます
  5. どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします

ご予約優先でお受けしています。

本人確認書類については必要なものと本人確認の記事をご覧ください。ご家族から譲り受けたお品物でも、お持ちになる方ご本人の書類が必要になります。

まとめ

  1. 古いシャネルは、年式より革が生きているかを見る
  2. ラムスキンのほうが乾燥が早く進む
  3. 乾燥剤の入れすぎは逆効果。革の水分まで抜ける
  4. シリアルシールの桁数が年代の目安。剥がれていることが多い
  5. ヴィンテージであることが自動的に高評価になるわけではない

金具は磨かず、クリームも塗らず、そのままお持ちください。

査定は無料

まず、いくらになるか。
聞いてみませんか?

売るかどうかは、査定額を見てからで大丈夫です。

LINE査定・店頭査定ともに無料。査定だけでも歓迎です。ご予約の方を優先してご案内しますが、前のお客様の査定が長引いた場合は少しお待ちいただくことがあります。