古いコーチでも売れる?年代物のバッグの査定基準
古いコーチには、いまのものより厚い革を使ったお品物があります。年数が経っても形が残っていることが多いブランドです。
公開
厚い革は残ります
年代の古いコーチには、しっかりした厚みの革を使ったお品物があります。装飾が少なく、革そのもので作られた形のものです。
厚い革は、薄い革より年数に強くなります。乾燥が進んでも、厚みが持ちこたえるためです。二十年、三十年経ったお品物でも、形がそのまま残っていることがあります。
ですので「古いから駄目だろう」と決めつけずにお持ちください。革の状態が良ければ、その分は評価に入ります。
ただし金額は控えめです
正直に申し上げておきます。状態が良く残っていても、古いコーチが高い金額になるとは限りません。
もともとの価格帯がありますし、年数の経ったお品物を探している方の数も限られます。状態の良さが、そのまま金額の大きさにつながるわけではありません。
「古くて状態も良いのだから」とご期待いただいた場合、こちらのご説明でがっかりさせてしまうことがあります。先にお伝えしておくほうが良いと思い、書いています。
そのうえで、査定は無料です。金額をお聞きになってからお決めいただけます。
金額の考え方はコーチのバッグ買取の記事にも書いています。
年数で出てくる傷み
厚い革でも、年数が経てば変わります。次のような状態が出てきます。
- 革の硬化 … 曲げると戻らなくなります
- 色の抜け … 角と、手の触れる場所から進みます
- 縫い糸の擦れ … 角と底の縫い目から出ます
- 金具のくすみ、メッキの薄れ
- 内側の張り地のべたつき … 年数が経つと起きます
- 接着部分の剥がれ … 縁や底の貼り合わせが外れます
いずれも買取ができなくなる理由ではありません。ただ、先に申し上げたとおり、金額の水準そのものが控えめです。
べたつきについては内側がベタついているバッグの記事をご覧ください。
当時のタグと作り
年代を確認する手がかりは、内側のタグと作りにあります。
- 内側の革や布のタグ … 書かれている内容や形が時期で違います
- 刻印の書体
- 金具の形と仕上げ
- 内側の張り地の素材・色
- 縫い目の間隔や革の裁ち方
- 生産国の表記
ご自身で判断していただく必要はありません。そのままお持ちいただければ、店頭で確認します。
なお、いま作られていない形や色のお品物もあります。古い仕様であることが、それ自体で不利になるわけではありません。
処分するかどうかの判断
率直に申し上げます。古いコーチについては、金額よりも「置き場所をどうするか」でお決めになるほうが現実的なことがあります。
査定に出せば金額はつきます。ただ、その金額のために何点も運んでいただくのが見合うかどうかは、お品物の点数と、お住まいからの距離によります。
ほかにお売りになりたいものがあれば、そのついでにお持ちいただくのが良いと思います。金やプラチナのアクセサリー、ほかのブランドのバッグ。何でも構いません。
コーチだけのために遠方からお越しいただくのは、正直におすすめしにくいところです。
方法ごとの違いは買取方法の記事にまとめています。
保管について
お売りになるかどうかに関わらず、しまい方をお伝えしておきます。
- ビニール袋に入れない … 湿気がこもり、内側が傷みます
- 詰め物を入れて形を保つ
- 立てて置き、上に物を載せない
- 直射日光を避ける … 色が褪せ、革が硬くなります
- ときどき風を通す
厚い革のお品物は、詰め物をしなくても形が保たれることがあります。ただ、内側のべたつきは保管のしかたで差が出ますので、通気には気をつけてください。
よくいただくご質問
三十年前のものです
拝見します。厚い革のお品物であれば、形が残っていることが多くあります。ただ、金額の水準は控えめとお考えください。
革が硬くなっています
買取はできます。クリームを塗られるとムラになることがありますので、そのままお持ちください。
内側がべたついています
買取はできます。年数の経ったものに出る現象です。拭き取ろうとされると広がります。
母が使っていたものです
拝見します。お売りいただく際は、お持ちになる方ご本人の身分証が必要になります。
当日の流れと必要なもの
- お品物をまとめてお預かりします
- タグと作りから年代を確認します
- 革の硬さと、内側の状態を見ます
- 1点ずつご説明し、合計の金額をお伝えします
点数が多い場合はお時間をいただきますので、ご予約優先でお受けしています。
本人確認書類については必要なものと本人確認の記事をご覧ください。
まとめ
- 厚い革のお品物は、年数が経っても形が残っていることが多い
- ただし、状態の良さが金額の大きさにはつながりにくい
- 先にお伝えしておくほうが良いと思い、正直に書いています
- ほかにお売りになるもののついでが、いちばん見合います
- コーチだけのために遠方からお越しいただくのは勧めにくいところです
査定は無料で、金額がつかない場合も費用はかかりません。
