グランドセイコーの買取|査定で見られるポイントと相場の考え方
グランドセイコーの査定で最初に見るのは、面の平らさと、面と面が出会う線の鋭さです。
公開
面が歪んでいないかを見ます
グランドセイコーのケースは、平らな面が平らであること、そして面と面が出会う線が鋭いことを目指して作られています。
この平らさは、見た目に現れます。磨かれた面に蛍光灯を映すと、映った線がまっすぐに見えます。面が歪んでいれば、映った線が曲がります。
査定では、光にかざして、映り込みを見ます。角度を変えながら、線がまっすぐ通っているかを確かめます。
- 映り込んだ線がまっすぐか
- 面と面の境目が線として出ているか
- 境目が丸くなっていないか
- 面の中央がへこんで見えないか
- 左右の面が対称か
磨くと、最も大事なものが失われます
ここが、このブランドで最もお伝えしたいところです。磨かないでください。
傷を消そうとして表面を削れば、平らさが崩れます。市販の研磨剤を布に付けて擦れば、面の中央が先に削れて、わずかにへこみます。映り込みの線が曲がるのは、そのためです。
そして、面と面の境目の線も丸くなります。この線こそが、このブランドの作りの中心にあるものです。
傷が残っている時計と、平らさが崩れた時計。査定では、前者のほうを良く見ることがあります。傷はそこにあるものですが、崩れた面は戻せません。
柔らかい布で乾拭きするまでにとどめてください。
三種類の動き方があります
グランドセイコーには、動き方の違う三種類があります。見た目が似ていても、中身が違います。
- 電池で動くもの … 秒針が一秒ごとにきざむように進みます
- ゼンマイで動くもの … 秒針がなめらかに流れます
- その両方を組み合わせたもの … 秒針がさらになめらかに流れます
- 査定では、まずどれかを確かめます
- 止まっている理由も、それによって変わります
三つ目のものは、電池もゼンマイも使いながら、独自の仕組みで動くものです。他のブランドにはあまりない作りです。
お客様のほうで見分けていただく必要はありません。そのままお持ちください。
腕時計全般の見方は腕時計買取の完全ガイドにまとめています。
文字盤と針も同じ考えです
ケースだけでなく、文字盤の上の部品にも、同じ考え方が使われています。
時間を示す目印や針は、面を磨いて仕上げてあります。角度によって、光ったり陰になったりします。
査定では、これらの面が曇っていないか、欠けていないかを拡大して見ます。小さな部品ですので、少しの傷でも目に付きます。
ガラスの内側の曇りが出ている場合は、中に湿気が入っています。文字盤の端に染みが出ていないかもあわせて確かめます。
文字盤には触れないでください。拭くには、ガラスを外すことになります。
相場は動きます
腕時計の相場は日々動きます。あらかじめ金額表をお示しすることはできません。
現物を拝見して、その日の相場に照らしてお伝えすることになります。お電話だけでの金額のお約束はいたしかねます。
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
よくいただくご質問
細かい傷がたくさんあります
そのままお持ちください。磨かれるより、傷が残っているほうが良い場合があります。
修理店で磨いてもらいました
お持ちいただけます。平らさがどこまで残っているかを確かめて、そのうえで見ます。
電池式か機械式か分かりません
分からなくて結構です。こちらで確かめます。
動いていません
買取はできます。止まっている理由は問いません。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 光にかざして、面の映り込みを見ます
- 面と面の境目が線として残っているかを確かめます
- どの動き方のものかを確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 平らな面が平らであること、境目の線が鋭いことが作りの中心にあります
- 光にかざして、映り込んだ線がまっすぐかを見ます
- 磨くと面の中央が先に削れ、映り込みが曲がります
- 境目の線も丸くなり、これは戻せません
- 傷が残っているほうが、平らさが崩れたものより良い場合があります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
