グッチバンブーの買取|査定で見られるポイント
バンブーの査定は、竹から始まります。本体がどれだけきれいでも、竹が割れていれば扱いが変わるためです。
公開
曲がりの部分に力が集まります
バンブーの持ち手は、竹を熱で曲げて作られています。まっすぐな竹を曲げていますので、その曲がった部分には常に戻ろうとする力がかかっています。
つまり、作られた時点から負担のある状態です。そこに使用の力が加わりますので、割れるとすればまずこの部分です。
- 曲がりの外側 … 引き伸ばされる側です。細いひびが出ます
- 曲がりの内側 … 圧縮される側です。しわのような線が出ます
- 曲がりと直線の境目 … 力の向きが変わる場所です
- 持ち手の付け根 … 金具との接続部です
査定では、持ち手を光にかざして曲がりの部分を見ます。細いひびは、角度を変えないと見えないことがあります。
節と節の間
竹には節があります。節の部分は繊維が詰まっていて丈夫ですが、節と節の間は中が空です。
ですので、割れるとすれば節の間から始まります。そして節でいったん止まることが多くあります。
- ひびが見当たらない … 良い状態です
- 表面に細い線がある … 進む前の状態です
- 節の間に割れがある … 反映されます
- 割れが節を越えている … 響きます
- 欠けている、折れている … 部材の交換になります
査定では、節の位置を確認しながら、その間を一つずつ見ます。
割れているのを見つけられたら、それ以上使わずにお持ちください。使い続けると割れが節を越えて広がります。
竹の色の濃さ
竹は、年数とともに色が濃くなります。飴色から茶色へと変わっていきます。
これは自然な変化で、それ自体は問題ではありません。査定でも、色が濃いことを減点材料にはしません。
問題になるのは、色むらのほうです。
- 全体が均一に濃い … 経年です。響きません
- 手が触れる場所だけ濃い … 使用によるものです
- 日の当たった面だけ薄い … 色褪せです
- 白っぽく粉を吹いている … 乾燥が進んだ状態です
- 黒い点がある … カビや汚れのことがあります
白っぽく粉を吹いている場合は、乾燥が進んでいます。割れる前の段階ですので、査定では注意して見ます。
竹の扱いは古いグッチの査定基準の記事にも書いています。
竹と革のつなぎ目
竹の持ち手は、金具や革で本体につながっています。素材の違うものが接する場所ですので、ここも確認します。
- 竹を留めている金具の緩み
- 金具と竹の接触部の擦れ
- つなぎの革が伸びていないか
- 縫い目が緩んでいないか
- 竹が金具の中で動かないか
竹が金具の中で動く場合、そこから割れが進むことがあります。査定では実際に持ち上げて確かめます。
動くからといって、ご自身で金具を締めようとされないでください。竹に圧がかかって割れます。
留め具にも竹が使われます
モデルによっては、フラップの留め具にも竹が使われています。持ち手とは別に確認します。
留め具の竹は、持ち手より小さく、そのぶん割れやすくなります。開け閉めのたびに指で押されますので、負担も繰り返しかかります。
- 留め具の竹にひびがないか
- 回転する部分がなめらかに動くか
- 竹が欠けていないか
- 留め具の根元の金具が緩んでいないか
- 閉めたときに確実に留まるか
査定では実際に開け閉めして確かめます。固い場合は無理に動かさないでください。
素材ごとの見方はグッチのバッグ買取の記事に書いています。
本体の状態も分けて見ます
竹の話が続きましたが、本体も当然確認します。
革のもの、生地のもの、型押しのもの。素材によって弱点が違いますので、それぞれの見方で確認します。角と底の四隅、留め具の周り、内側の状態を見ます。
査定では、竹と本体を分けてご説明します。どちらがどう効いたかが分かる形でお伝えします。
竹が無事であれば、本体に使用感があっても評価は残ります。逆に、竹が割れていれば、本体がきれいでもそこは反映されます。
よくいただくご質問
竹にひびが入っています
買取はできます。それ以上使わずにお持ちください。接着剤で留めようとされると跡が残ります。
竹が黒ずんでいます
全体が均一に濃いのであれば、経年です。響きません。拭いて落とそうとされないでください。
竹が白く粉を吹いています
乾燥が進んだ状態です。買取はできます。油を塗られると斑になりますので、そのままお持ちください。
持ち手がぐらつきます
そのままお持ちください。ご自身で金具を締めようとされると、竹に圧がかかって割れます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 持ち手を光にかざし、曲がりの部分を確認します
- 節の位置を見ながら、節と節の間を一つずつ見ます
- 竹と金具のつなぎ目を確かめます
- 留め具の竹があれば、開け閉めして確認します
- 本体の状態を分けて見ます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 曲がりの部分は、作られた時点から負担がかかっています
- 割れは節と節の間から始まり、節でいったん止まります
- 光にかざさないと見えない細いひびがあります
- 色が濃いのは経年。響きません。色むらのほうを見ます
- 竹が無事なら、本体に使用感があっても評価は残ります
査定は無料です。竹に手を入れず、そのままお持ちください。
