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グッチジャッキーの状態はどこまで査定に響くか

ジャッキーで金額を動かすのは、留め具の効きと底の縁です。どちらも、使えば必ず進む場所です。

公開

留め具の緩みは重く見ます

滑らせて留める金具は、金属同士の摩擦で止まっています。ということは、摩耗すれば止まらなくなるということです。

止まらなくなったバッグは、持ち歩いている間に開きます。中身が落ちる可能性があるということですので、査定では重く見ます。

  1. しっかり止まり、動きもなめらか … 良い状態です
  2. 動きがやや渋い … 使用感の範囲です
  3. 止まるが、軽い力で開く … 反映されます
  4. 傾けると自然に開く … 響きます
  5. まったく止まらない … 手を入れる必要があります

3から先は、使う側が不安を感じる状態です。ですので、革がきれいでもそこははっきり反映されます。

査定では何度か動かして、止まる力を確かめます。

底の縁はどこから響くか

角のない形ですので、底の縁が線で接します。擦れは広い範囲に薄く出ます。

  1. 縁の色がわずかに薄い … ほとんど響きません
  2. 縁が毛羽立っている … 使用感の範囲です
  3. 縁の革が薄くなっている … 反映されます
  4. 下地が見えている … 響きます
  5. 縁が擦り切れている … 手を入れる必要があります

1と2であれば、多くのお品物が該当します。線で接する形ですので、避けにくい傷みです。

査定では、縁を端から端までなぞって確認します。どこか一箇所だけが進んでいるのではなく、全体に薄く出るのがこの形の特徴です。

構造の見方はジャッキーの買取の記事に書いています。

年代によって作りが違います

ジャッキーは長く作られているモデルです。年代によって、素材や金具の仕様が変わっています。

古いお品物では、いま使われていない生地や色のものがあります。また、金具の形や刻印の書体も違います。

査定では、まず年代を確認してから、その年代のものとして状態を見ます。三十年前のバッグに新品同様であることを求めません。

古いお品物で出やすいのは、革の乾燥、内側の張り地のべたつき、金具のくすみです。いずれも年数によるもので、扱いのせいではありません。

古いグッチ全般については古いグッチの査定基準の記事をご覧ください。

響きにくい傷み

気にされる方が多いものの、それほど響かない傷みを挙げておきます。

  • 本体がゆるく湾曲している … そういう作りです
  • 底の縁の色がわずかに薄い
  • ストラップの調整の跡 … 使われていた証しです
  • 留め具の表面の細かい傷
  • 金具のくすみ
  • 内側の軽い汚れ

これらは、使っていれば出るものです。査定でも、その前提で見ます。

大きく響く傷み

こちらは、はっきり反映される傷みです。

  • 留め具が止まらない … 使う側が不安を感じる状態です
  • 底の縁の下地が見えている
  • 折れ線が白く入っている … 素材が割れています
  • 革の乾燥とひび割れ
  • 内側の張り地のべたつき … 張り替えが要ります
  • ストラップの付け根の裂け

いずれも買取ができなくなる理由ではありません。手を入れる必要がある分が反映されます。

べたつきについては内側がベタついているバッグの記事をご覧ください。

手を入れないでいただきたいこと

査定の前に、ご自身でされないほうがよいことを挙げておきます。

  • 留め具に油を差す … 革に染みて跡が残ります
  • 留め具を工具で締める … 内部が歪みます
  • 革用クリームを塗る … ムラになって残ります
  • 形を力で伸ばす … 別の折れ線が付きます
  • 金具を研磨剤で磨く … メッキが削れます
  • 内側を濡れた布で拭く … 張り地が波打ちます

埃を乾いた布で払う程度にとどめてください。それで十分です。

保管のしかた

お売りになるかどうかに関わらず、お伝えしておきます。

  • 留め具は閉じた状態でしまう … 開いたままだと金具に力がかかります
  • 中に柔らかい詰め物を入れる … 形が保たれます
  • 掛けずに、寝かせるか棚に置く
  • 上に物を載せない … 折れ線が付きます
  • 布の袋に入れる … ビニール袋は湿気がこもります
  • ストラップは伸ばしておく … 短くしたままだと折れ癖が付きます

最後の項目をお伝えしておきます。ストラップを短く留めたまま何年も置かれると、その位置に折れ癖が残ります。伸ばしてしまうほうが無難です。

よくいただくご質問

留め具が緩くなっています

買取はできます。摩耗によるものです。使う側が不安を感じる状態ですので、程度に応じて反映されます。

底の縁が全体的に擦れています

線で接する形ですので、避けにくい傷みです。毛羽立ち程度までなら、大きくは響きません。

何十年も前のものです

拝見します。その年代のものとして状態を見ますので、新品同様であることは求めません。

留め具を直せますか

ブランドの正規の窓口で受け付けているものがあります。ただ、売るためだけの修理はおすすめしていません。費用が上回ることが多くあります。

当日の流れと必要なもの

  1. お品物と付属品をお預かりします
  2. 留め具を何度か動かし、止まる力を確かめます
  3. 底の縁を端から端までなぞって確認します
  4. 年代を確認し、その年代としての状態を見ます
  5. どの傷みがどう効いたかを、分けてご説明します

ご予約優先でお受けしています。

お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。

まとめ

  1. 留め具が止まらないと、使う側が不安を感じます。重く見ます
  2. 底の縁は線で接するため、全体に薄く擦れます
  3. 毛羽立ち程度までなら、大きくは響きません
  4. 古いお品物は、その年代のものとして見ます
  5. ストラップは伸ばして保管してください

査定は無料です。油を差さず、そのままお持ちください。

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