明治の金貨はいくらになる?|今は通貨として使えません
明治期の金貨は、今は通貨として使えません。額面が下限になることもありません。
公開
今は通用しません
先に、大事な点をお伝えします。
明治期に作られた金貨は、現在は通貨として通用しません。法の改正により、古い貨幣は通用力を失っています。
ですので、記念硬貨のように「額面が下限になる」ということがありません。
金融機関にお持ちになっても、額面としてお預け入れになることはできません。
手元に置いておかれる分には、何の問題もありません。持っていること自体は自由です。
では何で決まるか
二つの見方があります。
- 含まれている金の量から出す見方
- 歴史的なお品物としての見方
多くの場合、後者のほうが高くなります。作られた枚数が少ないものや、状態のよいものでは、その差が大きくなります。
ただし、状態が悪いもの、作られた枚数が多いものでは、前者に近づきます。
どちらが高いかは、現物を見ないと分かりません。
当店では、両方の見方で見て、高いほうでお出しします。低いほうを黙って適用することはありません。
量目と直径を測ります
明治期の金貨には、額面ごとに決められた重さと直径があります。
査定では、まずこれを測ります。決められた値と合うかどうかが、最初の手がかりです。
長く使われたものは、摩耗して軽くなっていることがあります。ごくわずかであれば、それが普通です。
明らかに軽い、明らかに大きさが違う。そうした場合は、その旨をご説明します。
併せて、専用の機械で成分も調べます。削ったり傷つけたりすることはありません。
額面ごとの決められた値は、こちらで把握しています。お客様がお調べになる必要はありません。
偽物が多いお品物です
はっきりお伝えしておきます。明治期の金貨は、真似て作られたものが多く出回っています。
見た目がそれらしくても、本物とは限りません。重さと寸法と成分のすべてが合って、初めて手がかりになります。
ご自分で削って確かめようとなさらないでください。本物であれば、取り返しがつきません。
磨かないでください。表面の状態そのものが、歴史的なお品物としての評価に関わります。
汚れて見栄えがしなくても、そのままお持ちください。
箱に入っていても、書類が添えられていても、それだけでは決まりません。現物を見て判断します。
当店でお出しできる範囲
正直に申し上げておきます。
当店は、貴金属、宝石、時計、ブランド品、切手を扱う店です。歴史的な貨幣の評価を専門にしているわけではありません。
含まれている金の分は確実にお出しできますが、歴史的なお品物としての評価は、専門のところのほうが高くなることがあります。
そう判断した場合は、その旨をお伝えします。当店で無理にお引き受けすることはいたしません。
見込みを伏せたまま、他所へ回すこともいたしません。分かる範囲をご説明したうえでのご案内です。
当店でお売りいただくこともできます。金額をお聞きになったうえで、お決めください。
よくいただくご質問
今も使えますか
使えません。通用力を失っています。
額面が下限になりますか
なりません。記念硬貨とは違います。
金の量で計算できますか
できますが、それより高くなることが多いお品物です。
磨いたほうがよいですか
おやめください。表面の状態が評価に関わります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類をお預かりします
- 額面と年号を確認します
- 重さと直径を測ります
- 専用の機械で成分を調べます
- 分かる範囲でご説明し、必要であれば専門のところをご案内します
ご予約優先でお受けしています。あらかじめお申しつけいただけると、支度ができます。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 明治期の金貨は、今は通貨として通用しません
- 額面が下限になることもありません
- 含まれる金の量から出した額より、高くなることが多いお品物です
- 真似て作られたものが多く出回っています
- 磨いたり削ったりなさらないでください
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
