古いミュウミュウでも売れる?年代物のバッグの査定基準
縫いで作られた立体は、年数が経つと糸のほうが先に弱ります。革は無事でも、形が保てなくなることがあります。
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革より糸が先に弱ります
ミュウミュウの立体は、革を縫い縮めて作られています。つまり、その形を保っているのは糸です。
糸は革より細く、年数の影響を受けやすいものです。紫外線や湿気で弱り、切れます。革がまだしっかりしているのに、糸のほうが先に駄目になっている、ということが起こります。
ですので古いミュウミュウの査定では、革の状態とは別に、縫いの状態を見ます。ここが、ほかのブランドとの違いです。
縫いの状態を見ます
縫いは、次のような段階で傷んでいきます。
- 凹凸がしっかり出ている … 糸が効いています
- 一部の凹凸が浅くなっている … 糸が緩み始めています
- 糸が浮いて見える … 縫い目が緩んでいます
- 糸が切れて、その部分だけ平らになっている … 反映されます
- 切れが連続して、立体が崩れている … 修理が必要な段階です
糸は一箇所切れると、そこから隣に負担が移ります。連鎖して切れていくことがありますので、査定では切れている範囲を確認します。
切れた糸を引っ張らないでください。抜けると、そこから先の縫いがほどけます。
立体の見方はミュウミュウのバッグ買取の記事に書いています。
淡い色は黄ばみます
ミュウミュウに多い淡い色は、年数が経つと黄ばみます。
これは使ったかどうかとは関係がありません。革が空気と光に触れていれば進みます。しまい込まれていたお品物でも、むしろ風が通らないぶん進んでいることがあります。
凹凸のある面では、黄ばみ方にむらが出ます。光の当たる山の部分から進み、谷は元の色が残るためです。結果として、凹凸がより目立って見えるようになります。
査定では、その年代のものとして普通の範囲かどうかを見ます。黄ばんでいるから買取できない、ということはありません。
漂白剤をお使いにならないでください。革の色ごと抜けます。
飾りは失われていきます
石や金具の飾りは、年数とともに一つずつ減っていきます。
留めている爪が緩み、接着が弱り、いつの間にか落ちています。小さいので音もしません。長く使われたお品物では、いくつか欠けているのが普通です。
扱いが悪かったということではありません。査定でもそう見ます。どこがどれだけ欠けているかを確認して、その分を反映します。
外れた飾りが、バッグの底や箱の中、引き出しの奥に残っていることがあります。探してみる価値はあります。見つかったものは、バラバラのままで構いませんのでお持ちください。
当時の仕様
年代の古いお品物には、いま作られていない仕様が残っています。
- 現在は展開されていない色や素材
- 寄せ方や縫いの間隔が今と異なるもの
- 飾りの形や配置が現行と違う
- 金具の形や刻印の書体が異なる
- 内側の張り地の素材・色が違う
- 生産国の表記が現在と異なる
こうした違いは年代の手がかりになりますし、そのものが評価に関わることもあります。古い仕様であることが、そのまま不利になるわけではありません。
処分される前に一度ご相談ください
凹凸の潰れたバッグは、見た目がくたびれて映ります。飾りがいくつか欠けていれば、なおさらです。
ところが、革そのものは残っていることが多くあります。縫いと飾りが先に傷むぶん、革は守られている面もあるためです。
捨ててしまえば終わりですが、査定は無料で、金額をお聞きになってからお決めいただけます。お持ちになって損になることはありません。
ご家族のお品物が出てきた場合は遺品整理・相続の記事もご覧ください。
保管で差がつきます
同じ年代のバッグでも、置かれていた場所で状態がまったく違います。縫いと淡い色には、特有の注意点があります。
- 直射日光 … 糸が弱り、淡い色が褪せます
- 上に物を載せていた … 凹凸が潰れます
- ビニール袋に密閉 … 黄ばみと内側の傷みが進みます
- 湿気の多い場所 … 糸が弱ります
- 布の袋に入れて、詰め物をして立てる … いちばん良い状態で残ります
糸にとっては、日光と湿気の両方が敵になります。暗く乾いた、風の通る場所が向いています。
よくいただくご質問
糸が切れています
買取はできます。引っ張らないでください。抜けると縫いがほどけます。そのままお持ちください。
全体が黄ばんでいます
拝見します。年数による変化です。漂白剤をお使いになると革の色まで抜けますので、そのままお持ちください。
飾りが何個か足りません
買取はできます。その分は反映されます。引き出しの奥から出てくることがありますので、一度お探しください。
母が使っていたものです
拝見します。お売りいただく際は、お持ちになる方ご本人の身分証が必要になります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、外れた飾りをお預かりします
- 革の状態と、縫いの状態を分けて確認します
- 糸の切れている範囲を見ます
- 飾りの数と、黄ばみの程度を確かめます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
本人確認書類については必要なものと本人確認の記事をご覧ください。
まとめ
- 立体を保っているのは糸。革より先に弱ります
- 糸は一箇所切れると、連鎖して切れていきます
- 切れた糸を引っ張らないでください
- 淡い色は、使わなくても黄ばみます
- 縫いと飾りが先に傷むぶん、革は残っていることが多くあります
査定は無料です。見た目で判断なさらず、一度お持ちください。
