文字盤が日焼けしている腕時計は売れる?査定への影響と対処
文字盤の色が変わっていることを気にされる方が多くいらっしゃいます。変わり方によって、見方が違います。
公開
買取はできます
文字盤の色が変わっているという理由でお断りすることはありません。まず、そこをお伝えしておきます。
そのうえで、査定では「どう変わっているか」を見ます。一様に変わっているのか、部分的に変わっているのか。ここで見方が分かれます。
一様な変色と、斑の変色
文字盤全体が、均一に色を変えていることがあります。白が生成りに、銀色が薄い金色に、といった変わり方です。
これは、長い年月をかけて、光と空気の影響を全体が同じように受けた結果です。査定では、年数の経ったものとして見ます。
一方、部分的に色が違うことがあります。一箇所だけ濃い、縁だけ変わっている、といった状態です。
- 全体が均一に変わっている … 年数によるものとして見ます
- 端だけわずかに濃い … ほとんど響きません
- 一箇所だけはっきり色が違う … 反映されます
- 染みのような形で広がっている … 反映されます
- 表面が浮いている、剥がれている … はっきり反映されます
部分的なものは、水が入ったか、何かが触れた跡です。全体の変色とは別に見ます。
夜光の部分は別に見ます
時間を示す目印や針の上に、暗いところで光る塗料が塗られていることがあります。この部分は、文字盤とは別に変わります。
もともと白かったものが、年数とともに黄色や茶色に変わります。これも、光と空気の影響によるものです。
査定では、夜光の色が全体で揃っているかを見ます。針と目印で色が違えば、どちらかが替えられた可能性があります。
また、欠けていないかも確かめます。年数が経つと、塗料が縮んでひび割れ、欠けることがあります。
欠けた部分が文字盤に落ちていることもあります。振らないでください。動かすと、落ちた粒が文字盤を擦ります。
拭くことはできません
文字盤の色を戻そうとされる方がいらっしゃいます。できません。
色が変わっているのは、表面に何かが乗っているからではなく、文字盤そのものが変わっているためです。拭いても取れません。
そもそも、文字盤に触れるには、ガラスを外して針を抜くことになります。そこまでの作業を、お売りになる前にされる必要はありません。
ガラスの外側を拭かれるのは問題ありません。曇って見えるのが、ガラスの内側の湿気である場合もあります。
腕時計全般の見方は腕時計買取の完全ガイドにまとめています。
これからしまわれる場合
すでに変わってしまったものは戻りませんが、これからについてはお伝えできることがあります。
日の当たる場所に置かないでください。窓際、車のダッシュボードの上、日の差す棚。こうした場所に置かれると、変色が早まります。
また、ガラスのある置き時計のケースや、透明な蓋の付いた箱に入れて飾っておかれるのも、同じことになります。光が通るためです。
布の袋に入れるか、蓋のある箱に入れて、暗い場所に置いてください。それだけで進み方が変わります。
他の時計もお持ちであれば、あわせて置き場所をご覧になってみてください。
よくいただくご質問
文字盤全体が黄色くなっています
年数によるものとして見ます。買取はできますので、そのままお持ちください。
一箇所だけ色が違います
水が入ったか、何かが触れた跡かもしれません。こちらで確かめます。
夜光の部分が茶色くなっています
年数が経てば変わります。買取はできます。
拭けばきれいになりますか
なりません。文字盤そのものが変わっていますので、拭いても取れません。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 文字盤の変色が一様か、部分的かを確かめます
- 夜光の色が全体で揃っているかを見ます
- 欠けや剥がれがないかを拡大して確かめます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 文字盤の変色という理由でお断りすることはありません
- 一様に変わっているのと、部分的に変わっているのとでは見方が違います
- 一様なものは、年数によるものとして見ます
- 夜光の部分は文字盤とは別に変わり、色が揃っているかを見ます
- 拭いても戻りません。日の当たる場所に置かないでください
査定は無料で、買取にならなかった場合も費用はかかりません。
