オメガスピードマスターの買取|査定で見られるポイント
スピードマスターには、手で巻いて使うものがあります。毎日巻かれてきた時計は、その跡が残ります。
公開
手で巻くものがあります
自動で巻かれるものと、手で巻くものの両方があります。手で巻くものは、毎日リューズを回して使うことになります。
毎日回されるということは、リューズと、その先の軸に毎日力がかかるということです。長く使われてきたものは、そこに跡が残ります。
査定では、リューズの状態を確かめます。
- つまむ部分の溝が擦り減っていないか
- 回したときにがたつきがないか
- 巻き上げたときの手応えがしっかりあるか
- 途中で空回りしないか
- 根元に錆が出ていないか
毎日触られる部分ですので、擦れているのが普通です。それ自体を不利には見ません。
巻きすぎないでください
手で巻くものについて、一つお伝えしておきます。巻き切ったところで、それ以上回さないでください。
ゼンマイが巻き上がりきると、手応えが変わります。硬くなったと感じたら、そこでやめてください。無理に回すと、中に負担がかかります。
そもそも、お売りになる前に巻いていただく必要がありません。動くかどうかは、こちらで確かめます。
長く止まっていたものは、油が固まっています。その状態で巻いて動かすと、部品どうしが乾いた状態で擦れます。
押しボタンについても同じです。止まっている時計で、小さな針を戻そうとして何度も押されると、中のバネに負担がかかります。一度か二度押して戻らなければ、そこでやめてください。
止まったままお持ちください。
裏蓋の刻印を見ます
このモデルには、裏蓋に文言や記号が刻まれているものがあります。世代によって、内容も配置も変わります。
裏蓋は、腕に当たり続ける場所です。ですので、刻印は擦れて浅くなっていきます。
- 刻印がはっきり読める … そのまま見ます
- 近くで見ると、わずかに浅い … ほとんど響きません
- 一部が読みにくい … 少し反映されます
- 全体に浅くなっている … 反映されます
- 磨かれて、ほとんど消えている … はっきり反映されます
最後の一つが、最も惜しいところです。裏蓋を磨かれると、刻印ごと削られます。世代を知る手がかりも失われます。
磨かないでください。柔らかい布で乾拭きするまでにとどめてください。
オメガ全般の見方はオメガの買取の記事に書いています。
世代を確かめます
このモデルは長く作られています。同じ名前でも、世代によって中身も作りも違います。
査定では、次のところを合わせて確かめます。
ケース裏の刻印、文字盤の表記の書き方、中の機械の番号、そして押しボタンと縁の形。これらを照らし合わせて、どの世代かを特定します。
ご自身で調べていただく必要はありません。分からなければ分からないままで結構です。
なお、世代が古いことが不利になるわけではありません。古いものには古いものの見方があります。年数だけで判断することはありませんので、そのままお持ちください。
裏蓋をご自身で開けようとされないでください。専用の工具が要ります。こじると、縁に傷が付きます。
よくいただくご質問
毎日巻いて使っていました
リューズが擦れているのが普通です。それ自体を不利には見ません。
何回巻けばよいですか
巻いていただく必要はありません。手応えが硬くなったら、そこでやめてください。
裏蓋の文字が読みにくいです
買取はできます。磨くと刻印ごと削られますので、そのままお持ちください。
いつのものか分かりません
分からなくて結構です。刻印と中の番号から確かめます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 手で巻くものか、自動で巻かれるものかを確かめます
- リューズの状態を見ます
- 裏蓋の刻印を拡大して読みます
- 文字盤と中の機械を照らし合わせ、世代を特定します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 手で巻くものがあり、毎日リューズに力がかかってきました
- リューズが擦れているのは普通のことで、不利には見ません
- 巻き切ったところで、それ以上回さないでください
- 裏蓋の刻印は、腕に当たって擦れていきます
- 裏蓋を磨くと、刻印ごと削られます。世代の手がかりも失われます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
