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プラダナイロンバッグの状態はどこまで査定に響くか

ナイロンのバッグで金額を動かすのは、生地の擦れと色褪せです。どちらも戻らないぶん、段階をはっきりさせておきます。

公開

毛羽立ちとテカリはどちらが重いか

よく似た言葉ですが、進み方が違います。査定でも扱いが変わります。

毛羽立ちは、糸が起きた状態です。擦れの初期に出ます。触るとざらつきますが、生地としては残っています。

テカリは、起きた糸がさらに擦れて寝てしまった状態です。光を返すようになり、その部分だけ色が違って見えます。

  1. 織りの目が揃っている … 良い状態です
  2. わずかに毛羽立っている … ほとんど響きません
  3. はっきり毛羽立っている … 使用感の範囲です
  4. テカリが出ている … 反映されます
  5. テカった部分の糸が切れている … 響きます

つまり、テカっているほうが進んでいます。毛羽立ちを気にされる方が多いのですが、そちらはまだ軽い段階です。

色褪せは戻りません

ナイロンは、光に当たると色が抜けます。とくに黒は、赤みを帯びた色に変わります。

これは染料が分解した結果ですので、戻せません。クリーニングでも染め直しでもない限り、その状態のままです。

  • 全体が均一に薄くなっている … 経年の範囲です
  • 片面だけ薄い … 窓際に向けて置かれていた跡です
  • 黒が赤みを帯びている … 進んだ色褪せです
  • 持ち手の部分だけ色が違う … 掛けて保管された跡です
  • 折り目の線だけ色が違う … 畳まれていた跡です

査定では、表と裏、側面を見比べます。片面だけ進んでいる場合、もう片面の状態が評価に入ります。

素材の見方はナイロンバッグの買取の記事に書いています。

洗ってしまった場合

洗わないでくださいとお伝えしていますが、すでに洗われた方もいらっしゃると思います。

買取はできます。その旨をお伝えいただければ、その前提で確認します。隠す必要はありません。

洗ったお品物で出やすいのは、次のような状態です。

  • 形が崩れている … 芯が濡れて戻らなくなります
  • 金具に錆が出ている … 内部まで乾かなかった場合です
  • 革の部分が硬い、縮んでいる
  • 洗剤の輪ジミが残っている
  • 内側の層が剥がれている

これらは、洗う前の汚れより目立つことがあります。ですので洗わないほうがよい、と申し上げています。

すでに洗われている場合、それ以上何かをされる必要はありません。そのままお持ちください。

内側のべたつきは落ち度ではありません

古いナイロンのバッグで、内側が指に付くようになっていることがあります。

これは、内側に使われた樹脂の層が年数で分解した結果です。保管のしかたにかかわらず起きます。むしろ、閉じたままにされていたお品物のほうが進んでいることもあります。

ご自身の落ち度ではありませんので、恐縮なさる必要はありません。査定では、張り替えの手間がかかる分として反映します。

拭き取ろうとされると、溶けた樹脂が布に付いてかえって広がります。そのままお持ちください。

べたつきがひどい場合は、ほかの持ち物に付きますので、袋に入れてお持ちください。

響きにくい傷み

気にされる方が多いものの、それほど響かない傷みを挙げておきます。

  • わずかな毛羽立ち … 擦れの初期です
  • 全体が均一にわずかに薄くなっている
  • 内側の埃や薄い汚れ
  • 金具のくすみ
  • 持ち手の握る場所の色の変化
  • 本体がわずかにたわんでいる

これらは、使っていれば出るものです。査定でも、その前提で見ます。

大きく響く傷み

こちらは、はっきり反映される傷みです。

  • テカった部分の糸が切れている、穴が開いている
  • 縫い目に沿って裂けている
  • 黒が赤みを帯びるほどの色褪せ
  • 内側の張り地のべたつき … 張り替えが要ります
  • 持ち手の革のひび割れ … 交換が要ります
  • 洗ったことによる形の崩れと錆

いずれも買取ができなくなる理由ではありません。手を入れる必要がある分が反映されます。

手を入れないでいただきたいこと

査定の前に、ご自身でされないほうがよいことを挙げておきます。

  • 洗う、水につける … 形が崩れ、錆びます
  • 毛玉取りやブラシをかける … 糸を削ります
  • 飛び出した糸を引っ張る、切る … 縫い目がほどけます
  • べたつきを拭き取る … 広がります
  • 革の部分にクリームを塗る … 生地に染みます
  • 防水スプレーをかける … 色が変わることがあります

埃を乾いた布で払う程度にとどめてください。それで十分です。

保管のしかた

お売りになるかどうかに関わらず、お伝えしておきます。

  • 光の当たらない場所に … 色褪せを防げます
  • ビニール袋に入れない … 内側の分解が進みます
  • 布の袋に入れて、風の通る場所に
  • 畳んで重ねない … 折り目に色の差が出ます
  • 掛けずに置く … 持ち手の色が変わります
  • 詰め物を入れて形を保つ

軽くて畳めるため、押し入れの奥や荷物の下に置かれがちです。潰れた状態で長く置かれると、その形の折り目に色の差が出ます。

よくいただくご質問

テカリが出ています

買取はできます。毛羽立ちより進んだ段階ですので、その分は反映されます。

黒が赤っぽくなっています

色褪せが進んだ状態です。戻りませんので反映はされますが、お受けできないということはありません。

洗ってしまいました

そのままお持ちください。買取はできます。洗った旨をお伝えいただければ結構です。

内側が指に付きます

年数によるもので、落ち度ではありません。袋に入れてお持ちください。

当日の流れと必要なもの

  1. お品物と付属品をお預かりします
  2. 毛羽立ちとテカリを分けて確認します
  3. 表と裏を見比べ、色褪せの偏りを見ます
  4. 縫い目と内側の状態を確かめます
  5. どの傷みがどう効いたかを、分けてご説明します

ご予約優先でお受けしています。

お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。

まとめ

  1. 毛羽立ちよりテカリのほうが進んだ状態です
  2. 色褪せは染料が分解した結果で、戻りません
  3. 片面だけ進んでいれば、もう片面の状態が評価に入ります
  4. 内側のべたつきは年数によるもので、落ち度ではありません
  5. 洗ってしまっていても、そのままお持ちください

査定は無料です。手を入れずにそのままお持ちください。

査定は無料

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