錆が出ている腕時計は売れる?査定への影響と対処
錆は、出たところで止まりません。放っておくと広がります。気づかれた時点でお持ちいただくのが確実です。
公開
買取はできます
錆が出ているという理由でお断りすることはありません。まず、そこをお伝えしておきます。
そのうえで、一つ知っておいていただきたいことがあります。錆は、他の傷みと違って進みます。
傷や汚れは、そこで止まっています。錆は、放っておけば周りに広がります。
出る場所は決まっています
錆は、どこにでも出るわけではありません。水と汗が溜まる場所から出ます。
- 裏蓋の縁 … 腕に当たり、汗が溜まります
- ラグの内側 … ベルトとの間に汗が入ります
- ブレスレットの駒のつなぎ目 … 汗が入り込みます
- 留め具の内側 … 手首の内側に当たります
- リューズの根元 … 隙間に水が入ります
いずれも、外から見えにくい場所です。査定では、ベルトを外して、これらの場所を確かめます。
お客様のほうで確かめられる場合は、留め具の内側をご覧ください。ここは見やすい場所です。
汗と水では違います
錆の原因が、汗なのか、水が入ったのかで、出方が違います。
汗によるものは、外側から出ます。腕に当たる面に、点々と、あるいは面として広がります。
水が中に入った場合は、内側から出ます。ガラスの内側が曇る、文字盤の端に染みが出る、針の表面が曇る。こうしたことが先に起きます。
- 外側だけに錆がある … 汗によるものです
- ガラスの内側が曇っている … 中に湿気が入っています
- 文字盤の端に染みが出ている … 進んでいます
- 針の表面が曇っている … さらに進んでいます
- 中から音がする … 部品が外れている可能性があります
中の錆は、外からは見えません。裏蓋を開けて確かめます。
落とそうとしないでください
錆を見つけると、なんとか落とそうとされる方がいらっしゃいます。お控えください。
錆は、金属そのものが変わったものです。表面に乗っているのではありません。削れば落ちますが、そのぶん金属も削られます。
研磨剤や、錆を落とすための薬剤を使われると、周りの仕上げまで変わります。錆があった場所だけ、色と質感が違ってしまいます。
また、薬剤が隙間に入り込むと、中まで届きます。乾かないまま残れば、そこから新しい錆が出ます。
そのままお持ちください。査定では、錆があることと、落とそうとされた跡があることとを分けて見ます。
腕時計全般の見方は腕時計買取の完全ガイドにまとめています。
早めにお持ちください
錆が進むということは、置いておく間に状態が変わるということです。
特に、中に湿気が入っている場合は、時間が効いてきます。湿気があるかぎり、中で錆は作られ続けます。
お売りになるかどうかを決めかねておられる場合でも、先に査定だけお受けになるのも一つです。今どういう状態かが分かります。
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
また、これからしまわれる際は、湿気のこもる場所を避けてください。密閉された袋にも入れないでください。
よくいただくご質問
留め具の内側に錆があります
汗が溜まる場所です。買取はできますので、そのままお持ちください。
錆を落としてから持っていくべきですか
お控えください。削れば金属も削られ、周りの仕上げも変わります。
ガラスの内側が曇っています
中に湿気が入っています。早めに見せていただくほうが状態が保たれます。
水没させてしまいました
お持ちいただけます。乾かそうとして温めないでください。かえって中に広がります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- ベルトを外して、ラグの内側と裏蓋の縁を見ます
- 留め具とブレスレットのつなぎ目を確かめます
- 裏蓋を開けて、中の錆を確かめます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 錆が出ているという理由でお断りすることはありません
- ただ、錆は他の傷みと違って進みます
- 出る場所は決まっており、汗と水が溜まるところから出ます
- 落とそうとしないでください。金属が削られ、仕上げも変わります
- 中に湿気が入っている場合は、早めに見せていただくほうが確実です
査定は無料で、買取にならなかった場合も費用はかかりません。
