サイズ直しをした金製品は買い取ってもらえる?買取できる状態の基準
結論から申し上げます。サイズ直しをしていても買取できます。ただ、この加工には金額に関わる点がいくつかありますので、正直にご説明します。
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サイズ直しで何が起きているか
指輪のサイズを変える加工では、輪の一部を切って詰めるか、別の金属を足して広げます。そのうえで、切った部分をロウ(つなぎの金属)で接合します。
つまり、次の3つが起きています。
- 刻印が打たれていた部分が削られることがある
- 詰めた場合は、その分だけ重さが減っている
- 接合に使ったロウが、本体と違う純度のことがある
いずれも買取を断る理由にはなりませんが、金額には関わってきます。順にご説明します。
刻印が消えていても調べられます
指輪の刻印は輪の内側に打たれています。サイズ直しの際に、ちょうどその部分が削られてしまうことがあります。
刻印がなくても買取はできます。店頭では比重を測る方法や、専用の機械で成分を調べる方法で純度を確認します。傷をつけずに調べられる方法から順に試しますので、お品物が傷むことを心配していただく必要はありません。
刻印の探し方は刻印と純度の見分け方に、刻印がない場合の扱いは刻印がない金製品は買い取ってもらえるかの記事にまとめています。
ただし宅配買取は使えません
刻印のない金・プラチナ・シルバーは宅配買取の対象外です。サイズ直しで刻印が消えている場合は、ご来店か出張査定をご案内しています。
つなぎのロウで純度が変わることがあります
ここが正直にお伝えしておきたい点です。接合に使うロウは、作業しやすいように融点を下げてあり、本体より純度が低いことがあります。
K18の指輪でも、つないだ部分にK14相当のロウが使われていれば、全体としてはわずかに純度が下がります。
とはいえ、ロウが使われるのは接合部のごく狭い範囲です。指輪全体に占める割合は小さく、影響も限られます。「サイズ直しをしたから大幅に安くなる」ということはありません。
店頭では成分を調べて、実際に含まれている量で計算します。
詰めた分だけ重さが減っています
サイズを小さくする加工では、輪の一部を切り取ります。取り除いた金属の分だけ、重さが減っています。
これは減額ではなく、もともとの重さがその分少なくなっている、というだけのことです。購入時の重さを基準に考えると差が出ますが、計算そのものは今の重さで行います。
逆に、サイズを大きくする加工で金属を足している場合は、その分だけ重くなっています。足した金属の純度が違えば、そこも分けて確認します。
切り取られた金属をお客様が保管されていることはまずありませんが、もし残っていれば一緒にお持ちください。重さになります。
買取できる状態の基準
サイズ直しをした製品について、買取できるかどうかを分けるのは、加工の有無ではなく素材です。
- 金・プラチナ・銀であれば … サイズ直しをしていても買取できます
- メッキ(GP・GF)であれば … 加工に関係なく地金としての金額はほとんどつきません
- 他の金属であれば … 地金としての金額はつきません
加工の跡がきれいかどうか、どこの店で直したか、といったことも金額には関係しません。
リフォーム品も同じ考え方です
サイズ直しよりさらに手を加えた品、たとえば台を作り直したもの、石を別の枠に移したものも、同じように買取できます。
- 指輪の台を作り直した
- ネックレスのトップを指輪に仕立て直した
- 古い枠から石だけ外して保管している
- 複数の品から石を集めて1点にまとめた
石と地金を分けて評価する考え方は変わりません。詳しくは宝石・ジュエリーの記事をご覧ください。
リフォームのときに出た余りの地金を保管されている方もいらっしゃいます。形が整っていなくても、重さがあれば金額になります。
よくいただくご質問
サイズ直しをしたことを言う必要がありますか
お申し出いただかなくても、査定で分かります。隠す必要も、わざわざ説明していただく必要もありません。
何度も直しています
回数による減額はありません。ただし、そのたびに接合部が増えているため、成分を調べて判断します。
直した店の保証書があります
地金として計算する場合、保証書は金額に影響しません。ブランド品として評価する場合は、判断の助けになることがありますので、あればお持ちください。
サイズが合わなくなっただけで、直していません
そのままお持ちください。サイズは金額に関係しません。小さくて入らない、大きくて抜ける、いずれも影響しません。
まとめ
- サイズ直しをしていても買取できる
- 刻印が消えていても、店頭で純度を調べられます
- ただし刻印がないと宅配買取は使えません。ご来店か出張査定へ
- つなぎのロウで純度がわずかに下がることがあります
- 詰めた分だけ重さが減っています。減額ではなく、今の重さで計算します
金額の計算については、サイズ直しをした金製品の金額はどう変わるかの記事でご説明しています。
