古いブルガリでも売れる?年代物のバッグの査定基準
ブルガリのバッグは、金具と革で年数の効き方がまったく違います。金属は残り、革が先に傷みます。
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金具は残り、革が先に傷みます
多くのブランドでは、バッグ全体がおおむね同じように年を取ります。ブルガリは違います。
宝飾の作りで出来た金具は、年数に強くできています。地金と石でできているためで、二十年経っても形そのものは変わりません。一方、革は乾燥し、擦れ、色が抜けていきます。
その結果、古いブルガリでは「金具は立派なのに革が傷んでいる」という状態になります。査定では、この二つを分けて評価します。
ただし石の留めは緩みます
金具そのものは残りますが、石の留め方は別です。ここは年数の影響を受けます。
石を留めている爪は、細い金属です。開け閉めのたびに力がかかり、少しずつ広がっていきます。何年も使われたお品物では、爪が緩んで石が動くようになっていることがあります。
- 石が動かない … 良い状態です
- わずかに動く … 爪が緩み始めています
- はっきりぐらつく … 外れる前の状態です
- 石が外れて、台座だけ残っている … 反映されます
2や3の状態のお品物は、触らずにお持ちください。確かめようとして動かすと、そのまま外れることがあります。
外れた石が、バッグの底や箱の中に残っていることがあります。見つかったら一緒にお持ちください。
金具の見方はブルガリのバッグ買取の記事に書いています。
エナメルの経年
色の入った金具は、年数で変わります。
エナメルは焼き付けられたものですので、色が褪せることはあまりありません。ただ、細かいひびが入ったり、縁から欠けたりすることがあります。ぶつけた衝撃が積み重なって出るものです。
また、金属とエナメルは伸び縮みの具合が違います。温度差の大きい場所に長く置かれると、その差でひびが入ることがあります。
ひびや欠けがあっても買取はできます。接着剤で埋めようとされると跡が残りますので、そのままお持ちください。
革のほうの傷み
年数が経つと、革の部分には次のような状態が出てきます。
- 革の乾燥と硬化 … 曲げると戻らなくなります
- 色の抜け … 角と、手の触れる場所から進みます
- 金具の下の凹み … 重い金具が押した跡です
- 内側の張り地のべたつき
- 接着部分の剥がれ … 縁や底の貼り合わせが外れます
- 縫い糸の擦れ
三番目は、ブルガリで特に見るところです。宝飾の金具には重さがありますので、長く同じ位置に力がかかると、下の革が凹みます。金具を外しても戻りません。
べたつきについては内側がベタついているバッグの記事をご覧ください。
当時の仕様
年代の古いお品物には、いま作られていない仕様が残っています。
- 金具の形や大きさが今と異なるもの
- 使われている石の種類や色が違う
- エナメルの配色が現行にないもの
- 現在は展開されていない革や色
- 内側の張り地の素材・色が違う
- 刻印の書体や位置が異なる
こうした違いは年代の手がかりになりますし、そのものが評価に関わることもあります。古い仕様であることが、そのまま不利になるわけではありません。
とくに金具は、当時のものにしかない形があります。ご自身で判断なさらずお持ちください。
処分される前に一度ご相談ください
革が傷んだバッグは、見た目でもう駄目だと判断されがちです。ブルガリの場合、そこで捨ててしまわれるのが惜しいところです。
先に申し上げたとおり、金具は年数に強くできています。革が傷んでいても、金具の部分は残っていることが多くあります。
捨ててしまえば終わりですが、査定は無料で、金額をお聞きになってからお決めいただけます。お持ちになって損になることはありません。
ご家族のお品物が出てきた場合は遺品整理・相続の記事もご覧ください。
保管について
お売りになるかどうかに関わらず、しまい方をお伝えしておきます。
- 金具の下に柔らかい布を挟む … 革の凹みを防げます
- 温度差の大きい場所を避ける … エナメルのひびを防げます
- 詰め物を入れて形を保つ
- ビニール袋に入れない … 湿気がこもります
- ほかのバッグと重ねない … 金具が相手を傷つけます
最後の項目もお伝えしておきます。宝飾の金具は硬く、隣に置いたバッグを傷つけます。一点ずつ袋に入れてください。
よくいただくご質問
革がボロボロです
拝見します。金具の状態は別に見ますので、革だけで判断なさらずお持ちください。
石がぐらついています
触らずにそのままお持ちください。確かめようとして動かすと、そのまま外れることがあります。
エナメルにひびが入っています
買取はできます。接着剤で埋めようとされると跡が残りますので、そのままお持ちください。
母が使っていたものです
拝見します。お売りいただく際は、お持ちになる方ご本人の身分証が必要になります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 金具と革を分けて状態を確認します
- 石の留めとエナメルを見ます
- 刻印と仕様から年代を確かめます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
本人確認書類については必要なものと本人確認の記事をご覧ください。
まとめ
- 金具は年数に強く、革が先に傷みます
- ただし石を留めている爪は、年数で緩みます
- ぐらついている石は触らないでください。外れます
- 重い金具の下の革が凹むことがあります
- 革が傷んでいても、金具は残っていることが多くあります
査定は無料です。革だけで判断なさらず、一度お持ちください。
