中央銀行の金購入が相場に与える影響|買取金額とのつながりを解説
近年、各国の中央銀行が金を買い増しています。これが相場を支える力になっています。
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国が金を持つ理由
各国の中央銀行は、国の備えとして金を持っています。
理由の一つは、金がどの国の通貨にも属さないことです。ある国の紙幣は、その国の事情によって価値が変わります。金は、どこか一国の事情に縛られません。
もう一つは、金がどの国でも通用することです。世界中で同じものとして受け取られます。
ですので、いざというときの備えとして、古くから持たれてきました。
買い入れが続いています
近年、中央銀行による買い入れが目立っています。
一時期は、むしろ売る側に回っていた国もありました。その流れが変わり、買い増す動きが続いています。
背景としては、特定の国の通貨に頼りすぎることへの備え、という見方がよく挙げられます。
ただ、それぞれの国がどういう判断で買っているかは、公に説明されるとは限りません。ですので、確かなことは言えません。
分かっているのは、買い入れた量として公表される数字だけです。
市場に出回る量が減ります
中央銀行の買い入れが相場に効くのには、二つの理由があります。
一つは、量が大きいことです。個人や会社が買う量とは桁が違います。まとまった量が一度に動きます。
もう一つは、買ったあと長く持ち続けることです。短い期間で売り買いを繰り返しません。
ですので、買い入れられた分は、市場から姿を消すことになります。出回る量が減れば、値段は上がる方向に働きます。
需要の全体像はこちらの記事にまとめています。
公表されるまでに時が経ちます
買い入れの量は、後から公表されます。その月に買った分が、しばらく経ってから分かる形です。
ですので、今この瞬間にどれだけ買われているかは、誰にも分かりません。分かるのは、過ぎたことだけです。
公表された数字が出たときには、相場はすでにその分を織り込んでいることがほとんどです。
つまり、この数字を見てから動いても、間に合わないということになります。
ですので、お客様の側で追っていただく意味はあまりありません。結果は一覧の数字に出ています。
売りに転じることもあります
一方で、逆の動きもありうることをお伝えしておきます。
国の事情が変われば、持っていた金を売ることもあります。実際、過去にはそうした時期がありました。
まとまった量が売られれば、相場を押し下げる力になります。
ですので、「中央銀行が買っているから安心だ」とはお考えにならないでください。方針は変わりうるものです。
この点は、正直にお伝えしておきます。
買取金額への表れ方
こうした動きは、最後には相場に表れ、当店の掲げる数字に反映されます。
ただ、日々の数字の動きを見て、「これは中央銀行の買い入れによるものだ」と切り分けることはできません。いくつもの要因が重なっているためです。
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめるお客様の側で、こうした動きを追っていただく必要はありません。結果として出た数字が、一覧に載っています。
重さを掛けるだけで、おおよその見当がつきます。
よくいただくご質問
中央銀行が買うと上がりますか
上がる方向に働きます。ただ、他の要因と重なりますので、それだけでは決まりません。
なぜ国が金を持つのですか
どの国の通貨にも属さず、世界中で通用するためです。
売られることはありますか
あります。過去には売る側に回っていた国もありました。
この動きを見て売り時を決められますか
お勧めしていません。先を当てることはできません。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 刻印を読み、機械で成分を調べます
- 石が留まっていれば、その分を差し引きます
- 重さを測ります
- その日の1gあたりの金額と掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 各国の中央銀行は、国の備えとして金を持っています
- どの国の通貨にも属さず、世界中で通用するためです
- 近年、買い増す動きが続いています
- 買った分は長く持たれるため、市場に出回る量が減ります
- ただし、売りに転じることもあります。方針は変わりうるものです
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
