円安と金価格の関係|買取金額とのつながりを解説
円が安くなると、日本円で見た金の値段は上がります。ただ、金そのものが変わったわけではありません。
公開
円建ての値段が上がります
円が安くなるとは、同じものを買うのにより多くの円が要るようになる、ということです。
金は、国際的にはドル建てで取引されています。ですので、ドルで見た値段が変わらなくても、円に直すときの数字は大きくなります。
これが、円安のときに円建ての金の値段が上がる仕組みです。
当店が掲げている数字も、この影響を受けます。
金そのものは変わっていません
ここは、はっきりさせておきたいところです。
円安によって数字が大きくなっても、金そのものの価値が上がったわけではありません。変わったのは、円のほうです。
たとえば、海外にお住まいの方から見れば、同じ金の値段は何も変わっていません。日本にいる方から見たときだけ、数字が大きくなっています。
つまり、円安のときに金が上がって見えるのは、金が強くなったというより、円が弱くなったということです。
この違いを押さえておかれると、数字の見方が変わってきます。
実感との違い
お客様から、こういうお声を伺うことがあります。「金が上がったというけれど、そんなに得をした気がしない」。
もっともなことだと思います。円安のときには、他のものの値段も上がっているためです。食べ物も、燃料も、輸入されたものはみな高くなります。
手にした金額は増えても、それで買えるものの量は、思ったほど増えていない。そういうことが起こります。
この点は、正直にお伝えしておきます。数字だけを見て判断されないほうがよいと思います。
お売りになるかどうかは、そのうえでお決めください。
買い直すときのこと
もう一つ、お伝えしておきたいことがあります。
お売りになったあと、また同じような品物を買われるおつもりであれば、そのときも円安の影響を受けます。売るときに高く、買うときにも高い、ということです。
ですので、「高いうちに売って、安くなったら買い戻そう」というお考えは、思ったとおりにはいかないことがあります。
使わない品物を整理される、まとまったお金が要る、といったご事情であれば、今日の数字でお決めいただければと思います。
売るタイミングについてはこちらの記事に考え方をまとめています。
長い目で見たとき
円安が続くかどうかも、誰にも分かりません。
為替は、上がったり下がったりを繰り返してきました。今の水準が続くとも、元に戻るとも言えません。
ですので、「円安のうちに」という考え方で急いでお決めになる必要はありません。
逆に、「円高に戻るまで待とう」とお考えになる場合も、戻る保証はありません。
どちらにも根拠がない、というのが正直なところです。ご事情に合わせてお決めください。
プラチナも同じです
プラチナについても、仕組みは同じです。
国際的にはドル建てで取引されていますので、円安になれば円建ての値段は上がります。
ただ、プラチナのドル建ての相場は、金とは別に動きます。ですので、円安であっても、プラチナのほうは上がっていないということもあります。
二つの金属は、採れる場所も使われ方も違います。同じようには動きません。
金とプラチナの違いはこちらの記事でご説明しています。
よくいただくご質問
円安のうちに売るべきですか
お答えできません。この先どう動くかは誰にも分かりません。今日の数字でお決めください。
金が上がったということですか
円建ての数字は上がります。ただ、変わったのは円のほうです。
そんなに得をした気がしません
他のものの値段も上がっているためです。数字だけで判断されないほうがよいと思います。
プラチナも同じですか
仕組みは同じですが、ドル建ての相場が別に動きます。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 刻印を読み、機械で成分を調べます
- 石が留まっていれば、その分を差し引きます
- 重さを測ります
- その日の円建ての金額と掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 円が安くなると、円建ての金の値段は上がります
- 変わったのは金ではなく、円のほうです
- 円安のときは他のものの値段も上がっています
- 売るときに高ければ、買い直すときも高くなります
- プラチナも仕組みは同じですが、別に動きます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
