ドル円と金価格の関係について|買取金額とのつながりを解説
日本円での金の値段は、二つのものによって決まります。国際的な相場と、為替です。
公開
二つが掛け合わさります
国際的な金の相場は、ドル建てで出ています。日本円での値段にするには、為替を掛ける必要があります。
ですので、円建ての値段は、次の二つの掛け算になります。
- ドル建ての金の相場
- ドルと円の交換の比率
どちらか一方が動けば、円建ての値段も動きます。両方が同じ向きに動けば、大きく動きます。
ドル建てが動かなくても動きます
ここが、分かりにくいところです。
ドル建ての金の相場がまったく動かなかった日でも、為替が動けば、円建ての値段は動きます。
円が安くなれば、同じドルの値段でも、円に直すと大きくなります。ですので、円建ての金の値段は上がります。
逆に、円が高くなれば、円建ての値段は下がります。金そのものは何も変わっていなくても、です。
円安との関わりはこちらの記事で詳しくご説明しています。
打ち消し合うこともあります
二つが逆の向きに動けば、打ち消し合います。
ドル建ての金が上がっても、円が高くなっていれば、円建ての値段はあまり動きません。その逆もあります。
ですので、「海外で金が上がったと聞いたのに、日本では上がっていない」ということが起こります。
この場合、為替のほうが逆に動いていたということです。
日本にお住まいで、日本円でお受け取りになる以上、見ていただくのは円建ての数字になります。
金そのものの値段が動くこともあります
為替の話ばかりになりましたので、もう一方についても触れておきます。
ドル建ての金の相場そのものも、日々動いています。世の中の情勢、各国の金利の動き、中央銀行の買い入れ。こうしたものが影響します。
ですので、円建ての数字が動いたとき、それが為替のせいなのか、金そのもののせいなのかは、二つを見比べなければ分かりません。
どちらであっても、お客様が受け取る金額に変わりはありません。動いた理由が違うだけです。
金の値段が動く要因はこちらの記事にまとめています。
どちらが効いているかの見方
ご自身で確かめられる場合の見方を、お伝えしておきます。
報道などで見る「金の値段」が、ドル建てなのか円建てなのかを、まず確かめてください。海外の数字であれば、たいていドル建てです。
そのうえで、同じ日の為替の動きと見比べます。二つを並べれば、どちらが効いているかの見当がつきます。
ただ、そこまでお調べいただく必要はありません。当店が掲げているのは、すべて織り込んだあとの円建ての数字です。
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめる為替は読めません
正直に申し上げておきます。為替がこの先どう動くかは、誰にも分かりません。
専門にされている方でも当てられないものですので、当店が申し上げられることは何もありません。
ですので、「いま売ったほうがよいか、待ったほうがよいか」というお尋ねには、お答えできません。
お答えできるのは、今日の数字だけです。それをご覧になって、お決めいただければと思います。
売るタイミングについてはこちらの記事に考え方をまとめています。
よくいただくご質問
海外で上がったと聞きましたが
為替が逆に動いていれば、円建てでは上がりません。二つの掛け算だからです。
円安だと得ですか
円建ての値段は上がる方向に働きます。ただ、ドル建てが下がっていれば打ち消されます。
これから上がりますか
お答えできません。為替も相場も、誰にも読めないものです。
どちらの数字を見ればよいですか
当店の一覧は、すべて織り込んだあとの円建ての数字です。こちらをご覧ください。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 刻印を読み、機械で成分を調べます
- 石が留まっていれば、その分を差し引きます
- 重さを測ります
- その日の円建ての金額と掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 円建ての値段は、ドル建ての相場と為替の掛け算です
- ドル建てが動かなくても、為替が動けば円建ては動きます
- 二つが逆に動けば、打ち消し合います
- 海外で上がっても日本で上がらないのは、このためです
- 為替も相場も、この先どう動くかは誰にも分かりません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
