古いフルラでも売れる?年代物のバッグの査定基準
型押しの凹凸は、年数では浅くなりません。擦られた場所だけが変わります。
公開
年数では浅くなりません
型押しの模様は、革を型で押して付けたものです。一度形になれば、置いておくだけでは変わりません。
浅くなるのは、物に当たって削られたときだけです。つまり、年数ではなく、使われた量で決まります。
十年前のバッグでも、あまり持ち出されていなければ、模様はそのまま残っています。逆に、三年でも毎日使われていれば、角は平らになります。
そのため査定では、年数をうかがっても、それだけで判断することはありません。実際にどこが浅くなっているかを見ます。
しまっていても変わるところ
とはいえ、しまっておけば何も変わらない、というわけでもありません。年数で進むものが別にあります。
- 革が乾いて、硬くなります
- 金具が空気に触れて曇ります
- 内装の布が湿気を吸って、匂いが残ります
- 詰め物をせずに置かれると、形が落ちます
- 重ねて置かれると、上のものの跡が付きます
特に、型押しの革は硬くなると割れやすくなります。凹凸の谷の部分が、曲げたときに割れの起点になるためです。
曲げて確かめないでください。硬くなっているものは、曲げた線に沿って割れます。
ブランドバッグ全体の考え方はブランドバッグ買取のページにまとめています。
使われた場所だけが変わります
年数の経ったバッグを見ると、どこが使われたかがはっきり分かります。型押しの革は、その記録が残りやすいものです。
- 底の四隅 … 置くたびに当たるので、最初に平らになります
- 持ち手 … 握られた場所だけ浅くなります
- 正面の下半分 … 体に当たる高さです
- 口の縁 … 開け閉めで手が触れます
- 背面の上部 … 肩にかけていた場合に擦れます
これらの場所が浅くなっていること自体は、年数の経ったものとして自然です。査定でも、そう見ます。
気にしていただきたいのは、模様がまったく分からなくなっている場所があるかどうかです。そこまで進むと、見方が変わります。
保管で差がつきます
同じ年代でも、置かれていた場所で状態が変わります。型押しのバッグは、特に重ね方が効いてきます。
凹凸のある面の上に、何か重いものを乗せて長く置くと、その形が写ります。模様が潰れて、そこだけ平らになります。
布の袋に入れて、中に丸めた紙を詰めて、重ねずに立てて置いてください。他のバッグの金具が当たらないよう、間を空けるとなお違います。
ビニール袋に入れたままにするのは避けてください。中に湿気がこもり、革が硬くなるのが早まります。
これからしまわれるものについては、今からでも間に合います。
処分される前に一度ご相談ください
角が平らになったバッグは、もう見た目が良くないと思って処分されてしまうことがあります。
ただ、角だけが平らになったものと、全面の模様が分からなくなったものとでは、まったく違います。角が減ることは、使われていれば必ず起きるものです。
捨ててしまわれる前に、一度見せていただければと思います。買取にならなかった場合でも、費用はかかりません。
点数が多い場合の方法は買取方法の記事にまとめています。
よくいただくご質問
十年以上前のものです
お持ちいただけます。型押しは年数では浅くなりませんので、年数だけで判断することはありません。
角だけ平らになっています
使われていれば起きるものです。そのままお持ちください。
革が硬くなっています
買取はできます。曲げて確かめないでください。硬くなったものは、曲げた線で割れます。
上に物を置いていた跡が付きました
模様が潰れた状態です。戻りませんので、そのままお持ちください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 模様が浅くなっている場所を確かめます
- 革が硬くなっていないかを、力をかけずに見ます
- 重ねて置かれた跡がないかを確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 型押しは年数では浅くなりません。擦られた場所だけが変わります
- しまっていても、革は硬くなり、金具は曇ります
- 硬くなった型押しは、谷を起点に割れます。曲げないでください
- 上に物を乗せて置くと、その形が模様に写ります
- 角が平らになることと、全面の模様が消えることは別です
査定は無料で、買取にならなかった場合も費用はかかりません。
