エルメスバーキンの買取|査定で見られるポイント
バーキンは、部品の数が多いバッグです。ベルト、留め具、底鋲、持ち手。それぞれ別の傷み方をしますので、順に確認していきます。
公開
前面のベルト二本
バーキンの前面には、二本のベルトが垂れています。開け閉めのたびに動かす部分ですので、傷みが出やすい場所です。
- ベルトの折れ目 … 留め具にかける位置で曲がります
- 折れ目の色の抜け … 曲がる場所から出ます
- ベルトの先の擦れ … 差し込む先端です
- ベルトの穴の広がり … 同じ穴を使い続けた跡です
- ベルトの付け根の縫い目
二本のベルトは、必ずしも同じように傷みません。開けるときに片方だけ外す癖があると、そちらだけ進みます。査定では二本それぞれを見ます。
ベルトを伸ばして確認しますので、畳んだままお持ちいただいて構いません。
回転式の留め金具
前面中央の、回して留める金具です。バーキンでいちばん動きの多い部品になります。
- 回転がなめらかか … 実際に回して確かめます
- 固すぎないか、緩すぎないか
- 金具の表面のメッキの擦れ … 指が当たる場所です
- 金具の下の革の凹み
- 取り付けが緩んで、金具ごと動かないか
- 刻印が読めるか
査定では必ず回して確認します。緩すぎると勝手に開いてしまい、固すぎると内部に問題があることがあります。
金具は磨かないでください。メッキが薄く、研磨剤を使うと下地が出ます。乾いた布で軽く拭く程度にしてください。
金具の傷みについては金具のメッキが剥げているバッグの記事をご覧ください。
底鋲の減り
バーキンの底には、金属の鋲が付いています。置いたときに床と接する部分です。
この鋲の減り方に、使われた頻度がそのまま出ます。外側がきれいでも、鋲を見れば分かることがあります。
- 鋲の表面にうっすら傷がある … 使用感の範囲です
- メッキが剥げて下地の色が出ている … 反映されます
- 鋲が平らに潰れている … 長く使われた印です
- 鋲が欠けている、外れている … 部品として確認します
鋲は数が決まっています。査定では数も確認しますので、外れたものが残っていれば一緒にお持ちください。
鋲も磨かないでください。金具用の研磨剤でメッキが薄くなります。
持ち手の付け根
バーキンは、持ち手二本で本体を支えます。中身を入れれば、その重さが付け根に集まります。
持ち手そのものは、握る場所の色が濃くなるのが普通です。手の脂によるもので、使用感として扱います。問題になるのは、付け根のほうです。
- 付け根の革にひびが入っている
- 縫い目がほつれている
- 取り付けの金具が広がっている
- 持ち手が伸びて、長さが左右で違う
- 付け根の革が薄くなっている
査定では、持ち手を実際に持ち上げて、力がかかった状態で確認します。見た目では分からないことがあるためです。
付属品の揃い
バーキンは、付属品の揃いがとくに効くお品物です。
- 南京錠 … 本体と同じ番号が入っています
- 鍵 … 通常2本です
- 鍵を入れる革のケース … 本体と同じ革で作られています
- 雨よけのカバー
- 保存袋、箱
鍵を入れる革のケースは、本体に付けたままにされていないことが多い付属品です。箱の中や、引き出しの奥から出てくることがあります。一度お探しになる価値があります。
付属品がない場合の考え方は付属品や箱がない場合の記事にまとめています。
刻印とサイズ
査定では、素材と大きさ、金具の色、製造年を確認します。
刻印はベルトの裏や、留め具の下など、目立たない場所に打たれています。探していただかなくて結構です。店頭で確認します。
サイズは本体の横幅で分かれます。こちらもお客様のほうで測っていただく必要はありません。
素材ごとの違いはエルメスのバッグ買取の記事に書いています。
よくいただくご質問
ベルトの折れ目が白くなっています
買取はできます。曲がる場所から出る傷みです。程度に応じて反映されます。
留め具の回りが固いのですが
無理に回さないでください。内部に問題があることがあります。そのままお持ちください。
底鋲が一つ取れました
買取はできます。取れた鋲が残っていれば一緒にお持ちください。
鍵のケースが見当たりません
買取はできます。その分は反映されます。箱の中や引き出しの奥から出てくることがありますので、一度お探しください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- ベルト二本をそれぞれ伸ばして確認します
- 留め具を回して動きを確かめます
- 底鋲の数と減り方を見ます
- 持ち手を持ち上げ、付け根に力をかけて確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 部品の数が多く、それぞれ別の傷み方をします
- 前面のベルトは二本それぞれを見ます。片方だけ進むことがあります
- 留め具は実際に回して、なめらかさを確かめます
- 底鋲の減り方に、使われた頻度が出ます
- 鍵を入れる革のケースは、探す価値があります
査定は無料です。金具を磨かず、そのままお持ちください。
