訪問買取と買取専門店の違い|ルールがあるかどうかで見分けます
ご自宅にお伺いして買い取ることには、決まりがあります。それを守っているかどうかで見分けられます。
公開
約束なしに来る業者にご注意ください
まず、これだけはお伝えしておきます。
お申し込みをしていないお宅に、いきなり訪ねて買取を勧めることは、してはいけないことになっています。
「近所を回っています」「不要な洋服はありませんか」といって訪ねてくる業者があれば、その時点で決まりを守っていません。
玄関を開けずに、お断りになって結構です。
インターホン越しにお断りになって結構です。玄関を開ける必要もありません。
よく聞く手口
ご注意いただきたい形を挙げておきます。
- 洋服や食器を買うと言って上がり、貴金属を出させる
- 「見るだけ」と言って上がり、その場で買い取ろうとする
- 相場より低い額を告げて、その場で現金を置いていく
- 断ると長時間居座る
- 書面を渡さない
最初に言っていた目的と違うものを求めるのは、してはいけないことになっています。
一つでも当てはまれば、お断りになって結構です。玄関でお引き取りいただいてください。
また、その場で現金を置いていく形は、お断りになりにくくするためのものです。受け取らずにお返しになって結構です。
守られるべき決まり
ご自宅での買取は、法律上「訪問購入」にあたります。次のことが定められています。
- 伺う前に、店名と買取の目的を伝えること
- 伺った直後にも、改めて名乗り、目的を伝えること
- どのような品物を買い取りたいかを伝えること
- 取引の内容を書いた書面を渡すこと
- 書面を受け取った日から8日間は、取り消せること
五番目については、その期間中、お品物のお引き渡しを断ることもできます。
この仕組みは訪問購入のクーリング・オフの記事にまとめています。
これらは、業者の側が守るべきことです。お客様が覚えておかれる必要はありませんが、渡されるはずの書面がないときは、おかしいとお考えください。
店舗での買取との違い
店舗にお持ちいただく場合との違いです。
店舗では、お客様ご自身がお選びになってお越しになります。ですので、8日間の仕組みは適用されません。お決めになった時点で成立します。
ご自宅では、不意に人が来る形になりますので、その分お客様を守る仕組みが厚くなっています。
どちらが良いということではなく、事情の違いです。
ご不安でしたら、店舗にお持ちいただくほうが、お気持ちは楽かもしれません。
なお、宅配も同じです。お客様がご自分でお送りになりますので、8日間の仕組みは適用されません。
当店が伺う場合
当店も、東京23区内であればお伺いします。その場合の対応を書いておきます。
お申し込みをいただいたお宅にだけ伺います。突然お訪ねすることはありません。
伺う前と伺った直後に、店名と目的をお伝えします。書面もお渡しします。省くことはできません。
ロゴの入っていない一般の車で伺い、玄関先での査定も承っています。
詳しくは訪問購入のルールの記事にまとめています。
よくいただくご質問
突然来た業者はどうすればよいですか
玄関を開けずにお断りになって結構です。決まりを守っていません。
上がられてしまいました
お帰りいただくよう、はっきりおっしゃってください。居座られる場合は警察にご連絡ください。
売ってしまいました
書面を受け取った日から8日間は取り消せます。渡されていなければ、期間は始まっていません。
相談先はありますか
お住まいの自治体の消費生活センターにご相談ください。
当日の流れと必要なもの
- LINEかお電話でお申し込みください
- お品物の内容とご住所を伺い、日時を調整します
- お伺いして、店名と目的をお伝えします
- 書面をお渡ししたうえで、査定に入ります
- お決めいただいたら、その場でお支払いします
お品物の持ち主であるご本人に、立ち会っていただく必要があります。
ご家族に同席していただいて構いません。
まとめ
- 約束なしに訪ねて買取を勧めることは、してはいけないことです
- 最初の目的と違うものを求めるのも、してはいけないことです
- 書面を渡さない業者には、お売りにならないでください
- 書面を受け取った日から8日間は、取り消せます
- 店舗での買取には、この仕組みは適用されません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
