パテック・フィリップカラトラバの買取金額はどう決まるか|状態と付属品の影響
飾りのないモデルですので、状態が金額に占める割合が大きくなります。特に、磨かれているかどうかが効きます。
公開
磨かれているかどうかが効きます
飾りがなく、丸い輪郭が見どころのモデルです。ですので、輪郭が変わってしまうと、そのぶん響きます。
査定では、刻印の深さと、縁の刻みが残っているかを確かめます。どちらも、磨かれていれば浅くなります。
傷が多い個体と、磨かれて輪郭が崩れた個体。前者のほうを良く見ることがあります。傷は状態ですが、削られた形は戻らないためです。
お売りになる前に磨いていただく必要はありません。柔らかい布で乾拭きするまでにとどめてください。
素材が下限を作ります
ケースが金や白金で作られているものがあります。この場合、金属そのものの価値が下限になります。
査定では、刻印を確かめて純度を見たうえで、重さを測ります。時計として動かなくなっていても、その分は残ります。
ただし、時計としての金額のほうが上回ることがほとんどです。地金としての金額は、あくまで下限の目安です。
金無垢のケースは、金属としては柔らかいものです。傷が入りやすく、磨くと減ります。磨かないでいただきたいのは、そのためでもあります。
金の見分け方については刻印と純度の見分け方にまとめています。
古いものが多いモデルです
このモデルは長く作られており、何十年も前のものをお持ちいただくことがよくあります。
古いものであれば、次のことが起きています。
- 中の油が固まっています
- 革のベルトが乾いて硬くなっています
- 防水のゴムが硬くなっています
- 文字盤に染みが出ていることがあります
- 過去に部品が替えられていることがあります
いずれも、年数が経てば起きるものです。査定では、そのように見ます。
動かして持って行こうとされないでください。長く止まっていた時計は、無理に動かすと部品が擦れます。
書類の探し方
書類があると、部品を確かめる手間が変わります。いつのものかが分かれば、その世代の作りと照らして確認が早く進みます。
この価格帯の時計は、書類だけを別に保管されていることがよくあります。金庫や、書類入れの中です。
また、過去に点検に出されたときの記録が残っていることもあります。明細、預り証、作業の内容が書かれた紙。これらも書類として意味を持ちます。
書類らしきものがあれば、形は問いません。判断はこちらでいたしますので、まとめてお持ちください。
付属品がない場合は保証書・箱がない場合の記事をご覧ください。
金額をお伝えできる時期
相場は日々動きます。ですので、あらかじめ金額をお伝えすることはできません。
また、このモデルは個体ごとの差が大きく出ます。同じ型番でも、ケースの状態、文字盤の状態、部品が替えられているかによって変わります。
お電話だけでの金額のお約束はいたしかねます。現物を拝見して、お伝えすることになります。
拝見にお時間をいただきますので、ご予約いただくとお待たせせずに済みます。査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
よくいただくご質問
傷が多いのですが
そのままお持ちください。磨かれるより、傷が残っているほうが良い場合があります。
何十年も前のものです
お持ちいただけます。年数だけで判断することはありません。
動かしてから持っていくべきですか
その必要はありません。長く止まっていた時計は、無理に動かすと部品が擦れます。
書類が一切ありません
本体だけでお持ちいただけます。確認にお時間をいただきますが、買取はできます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、お手元にある書類をお預かりします
- 刻印の深さと、縁の刻みを確かめます
- 素材の刻印を見て、純度と重さを確かめます
- 文字盤・針・風防が元のものかを拡大して見ます
- 書類があれば、その個体のものかを確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。拝見にお時間をいただきます。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 飾りがないため、輪郭が変わると大きく響きます
- 刻印の深さと縁の刻みで、磨かれているかが分かります
- 金や白金が使われていれば、金属そのものの価値が下限になります
- 古いものが多く、年数による変化は織り込んで見ます
- 点検に出されたときの記録も、書類として意味を持ちます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
