パテック・フィリップノーチラスの買取|査定で見られるポイント
ノーチラスの査定では、ケース横の張り出した部分と、文字盤の横縞模様を先に見ます。どちらも、手を入れると戻らない場所です。
公開
ケース横の張り出した部分
ケースの左右に、耳のように張り出した部分があります。ケースの上と下をつないでいる部分です。
この部分は、ケースから出っ張っています。ですので、腕を動かしたときに最初に物に当たります。
- 張り出しの角が丸くなっていないか
- 左右で形が揃っているか
- 面の仕上げが残っているか
- ケース本体との境目が線として出ているか
- 深い傷が入っていないか
査定では、この部分を先に見ます。出っ張っているぶん傷みやすく、しかも正面と横から見える場所だからです。
磨かないでください。出っ張った部分は布が当たりやすく、真っ先に削られます。
文字盤の横縞模様
文字盤に、細い横線が並んだ模様が入っています。印刷ではなく、面そのものに刻まれた凹凸です。
この模様は、光の当たり方で表情が変わります。査定では、角度を変えながら見ます。
そして、大事なことをお伝えします。この模様は、後から作り直すことができません。文字盤が傷んだ場合、模様ごと失われます。
- 線が全面にはっきり残っている … そのまま見ます
- 近くで見ると、一部が浅い … ほとんど響きません
- 線の谷に汚れが溜まっている … 少し反映されます
- 染みが出て、線にかかっている … 反映されます
- 線が消えている部分がある … はっきり反映されます
文字盤には触れないでください。拭くには、ガラスを外して針を抜くことになります。
パテック・フィリップ全般の見方は買取の記事に書いています。
ブレスレットが一体になっています
ケースからブレスレットが続いている作りです。別のベルトに付け替えられない形のものがあります。
ケースとブレスレットが同じ面で続いているため、どちらか一方だけを直すことができません。ブレスレットに傷が入れば、ケースの面と揃わなくなります。
また、駒の一つひとつにも、面ごとの仕上げが施されています。鏡のように磨かれた面と、筋の入った面が組み合わされています。
ですので、駒は形が合えばよいというものではありません。仕上げの並びまで揃っていないと、つないだところで線がずれます。
腕まわりに合わせて外した駒があれば、一緒にお持ちください。
面の境目を見ます
ケースとブレスレットには、面ごとに違う仕上げがしてあります。この境目は、線としてはっきり出ています。
査定では、光にかざして、境目の線が全体に通っているかを確かめます。一部だけぼやけていれば、そこが磨かれたということです。
市販の研磨剤で磨かれると、この線が丸くなります。筋の入った面も光ってしまい、仕上げの違いが消えます。
そして、削られた金属は戻りません。傷が残っている状態と、境目が崩れた状態とでは、査定での見方が違います。
柔らかい布で乾拭きするまでにとどめてください。
よくいただくご質問
横の張り出した部分に傷があります
出っ張っているぶん、当たりやすい場所です。磨かずにそのままお持ちください。
文字盤の模様が見えにくくなっています
買取はできます。作り直せない模様ですので、拭かずにそのままお持ちください。
ブレスレットが外せません
ケースと一体になっている作りかもしれません。無理に外そうとされないでください。
磨いてもらったほうがよいですか
お控えください。面が続いている作りですので、一度崩れると全体が合わなくなります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- ケース横の張り出した部分を確かめます
- 角度を変えながら、文字盤の横縞模様を見ます
- 光にかざして、面の境目の線を確かめます
- ブレスレットの駒と、仕上げの並びを見ます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。拝見にお時間をいただきます。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- ケース横の張り出した部分は、出っ張っていて先に物に当たります
- 磨けば、その部分が真っ先に削られます
- 文字盤の横縞模様は、後から作り直すことができません
- ケースとブレスレットが一体の作りは、一方だけを直せません
- 駒は形だけでなく、仕上げの並びまで揃っている必要があります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
