パテック・フィリップノーチラスの買取金額はどう決まるか|状態と付属品の影響
このモデルでは、これまでに磨かれているかどうかが、状態の中で最も重く見られます。
公開
磨かれているかどうかが最も重く見られます
傷があるかどうかより、これまでに削られているかどうか。このモデルでは、そこが最も重く見られます。
理由は、ケースとブレスレットが一体で、面ごとの仕上げが細かく分かれているためです。一度磨かれると、その構成が崩れます。そして、崩れた面は戻せません。
査定では、刻印の深さと、面の境目の線を確かめます。刻印が浅くなっていれば、それだけ研磨が入っています。
傷が多い個体と、磨かれて形が崩れた個体。前者のほうを良く見ることがあります。
文字盤は替えられません
文字盤の横縞模様は、後から作り直すことができません。ですので、文字盤が傷んでいれば、その状態のまま見ることになります。
査定では、次のところを確かめます。
- 模様の線が全面に残っているか
- 染みや変色が出ていないか
- 印字が薄くなっていないか
- 目印が外れていないか
- 表面が浮いていないか
文字盤の状態は、拭いても直りません。中に手を入れることになりますので、お売りになる前に何かをされる必要はありません。
そのままお持ちください。
書類の重みが大きいモデルです
正直に申し上げます。このモデルについては、書類の有無が金額に関わる度合いが、他より大きくなります。
ですので、「ない」と決めてしまわれる前に、一度お探しいただくのをおすすめしています。
この価格帯の時計は、書類だけを別に保管されていることがよくあります。時計は引き出しに、書類は金庫に、という分け方です。
書類らしきものがあれば、形は問いません。判断はこちらでいたしますので、まとめてお持ちください。
付属品がない場合は保証書・箱がない場合の記事をご覧ください。
相続で出てきた場合
ご家族の遺されたものの中から出てきた、というご相談をよくいただきます。
その場合、時計だけが先に見つかり、書類や箱は後日出てくることがあります。整理はまとめて進むものではありません。
書類が出てくる見込みがある場合、急いでお売りになる必要はありません。お売りになったあとで出てきても、さかのぼってのお支払いはできないためです。
査定だけ先にお受けして、ご判断は後日ということもできます。査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
相続で出てきた品物については遺品整理・相続の記事にまとめています。
金額をお伝えできる時期
相場は日々動きます。このモデルは、特に動きが大きい時期があります。
ですので、あらかじめ金額をお伝えすることはできません。お電話だけでの金額のお約束もいたしかねます。
以前に他のところで聞かれた金額があっても、時期が違えば変わります。これは、どこでも同じです。
お持ちいただければ、その日の相場に照らしてお伝えします。拝見にお時間をいただきますので、ご予約いただくとお待たせせずに済みます。
よくいただくご質問
傷が多いのですが
そのままお持ちください。磨かれるより、傷が残っているほうが良い場合があります。
以前に修理店で磨いてもらいました
お持ちいただけます。どこまで削られているかを確かめて、そのうえで見ます。
書類が金庫にあるかもしれません
先にお探しいただくのをおすすめします。お売りになったあとでは、さかのぼってのお支払いができません。
電話で金額を教えてもらえますか
相場の動きが大きいモデルですので、現物を拝見しないままお答えすることはいたしかねます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、お手元にある書類をお預かりします
- 刻印の深さと、面の境目の線を確かめます
- 文字盤の模様と状態を、角度を変えて見ます
- ブレスレットの駒と仕上げの並びを確認します
- 書類がその個体のものかを確かめます
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。拝見にお時間をいただきます。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- これまでに磨かれているかどうかが、最も重く見られます
- 刻印が浅くなっていれば、それだけ研磨が入っています
- 文字盤の模様は、後から作り直すことができません
- 書類の有無が金額に関わる度合いが、他より大きくなります
- 相続の場合、書類が後日出てくることがあります。急がれなくて結構です
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
