古いポール・スミスでも売れる?年代物のバッグの査定基準
年数が経つと、外側は無事でも内装だけが変わっていることがあります。開いてみないと分かりません。
公開
外は無事でも中が変わります
年数の経ったポール・スミスをお持ちいただくと、外側の革はしっかりしているのに、内装だけが変わっていることがよくあります。
外側の革は、手入れをしなくても、乾かなければそのまま残ります。内装の生地は、乾燥とは別の理由で変わります。色が褪せ、糸が細くなるためです。
ですので、しまっておられた方が「まだきれいです」とおっしゃるものでも、開いてみると印象が違うことがあります。
査定では、必ず開いて中を見ます。外から見ただけで判断することはありません。
色によって褪せる速さが違います
色の付いた生地は、どの色も同じ速さで褪せるわけではありません。
- 赤・ピンク系 … 日に当たると先に薄くなります
- 紫系 … 青みが抜けて、灰色に近づきます
- 黄色 … 比較的残りますが、汚れが目立ちます
- 青・緑系 … 全体に鈍くなります
- 黒・濃紺 … 褪せにくいものの、擦れが白く出ます
色を並べた内装の場合、一部の色だけ先に褪せると、並びの印象が変わります。全体が均一に褪せるより目に付くことになります。
査定では、色の並びがどう変わっているかを見ます。ただ、どの色が褪せているかで機械的に決めるのではなく、全体としてどう見えるかで判断します。
ブランドバッグ全体の考え方はブランドバッグ買取のページにまとめています。
使われずに残っているもの
贈り物としていただいて、使わないまましまってあった。そういうものをお持ちいただくことがあります。
正直にお伝えしておきます。使われていないほうが良いとは限りません。
革は、使われないと乾きます。手の脂が入らないためです。何年も箱の中に置かれていたものは、外側の革が硬くなっていることがあります。
また、内装の生地は、しまわれている場所の湿気を吸います。押し入れの奥に長く置かれていたものは、匂いが残っていることがあります。
もちろん、使われずに残っていること自体が不利になるわけではありません。ただ、新品同様とは限らない、ということです。
保管で差がつきます
同じ年代でも、置かれていた場所で状態が変わります。内装のあるものは、特に湿気が効いてきます。
- 口を閉じて、日の当たらない場所に置く
- 布の袋に入れる。ビニール袋は避ける
- 中に丸めた紙を詰めて、形を保つ
- 床に近い場所や押し入れの奥を避ける
- 年に一度、口を開けて風を通す
最後の一つが、内装のあるバッグでは効きます。締め切ったままにすると、中の湿気が抜けません。
これからしまわれるものについては、今からでも間に合います。
処分される前に一度ご相談ください
内装が褪せてしまったバッグは、開いたときの印象が変わるため、手放す決心をされることがあります。
ただ、色が薄くなっているだけのものと、生地が薄くなって下地が見えているものとでは、まったく違います。ご自身では判断しにくいところです。
捨ててしまわれる前に、一度見せていただければと思います。買取にならなかった場合でも、費用はかかりません。
点数が多い場合の方法は買取方法の記事にまとめています。
よくいただくご質問
内装だけ色が褪せています
お持ちいただけます。外側が無事であれば、そちらは別に見ます。
贈り物で、使わずにしまってありました
お持ちいただけます。使われていないほうが良いとは限りませんので、状態を確かめてご説明します。
押し入れの匂いが付いています
買取はできます。消臭剤を吹きかけられると染みになりますので、そのままお持ちください。
何年前のものか分かりません
分からなくて結構です。刻印と作りから確かめます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 口を広げて、内装の色の残り方を見ます
- 生地が薄くなっていないかを確かめます
- 外側の革の硬さと、匂いを確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 外側が無事でも、内装だけ変わっていることがあります
- 色によって褪せる速さが違い、並びの印象が変わります
- 使われていないほうが良いとは限りません。革は使われないと乾きます
- 締め切ったままにせず、年に一度は風を通してください
- 色が薄いだけのものと、生地が薄くなったものとでは違います
査定は無料で、買取にならなかった場合も費用はかかりません。
