ロレックスGMTマスターの買取|査定で見られるポイント
GMTマスターには、他のモデルにない針が一本あります。この針が正しく動くかが、査定の見どころの一つです。
公開
四本目の針を見ます
時・分・秒のほかに、もう一本、先の形が違う針が付いています。別の地域の時刻を示すためのものです。
この針は、時を示す針とは別の速さで動きます。文字盤を一周するのに、倍の時間がかかります。
査定では、この針が正しく動いているかを確かめます。他の針と一緒に止まっているのか、これだけ動いていないのか。違いがあるためです。
- 針の先の形が、もとのものか
- 針の色が、他の針と合っているか
- 曲がっていないか
- 文字盤や他の針に触れていないか
- 縁の数字を指す位置が合っているか
この針だけ色や形が違う場合、替えられている可能性があります。査定では、そこも確かめます。
二色に分かれた縁
縁が二つの色に分かれているものがあります。昼と夜を見分けるための作りです。
この二色は、褪せ方が違います。色によって、光に対する強さが違うためです。片方だけが先に薄くなることがあります。
- 二色がはっきり分かれている … そのまま見ます
- 両方がわずかに褪せている … ほとんど響きません
- 片方だけ薄くなっている … 反映されます
- 境目がぼやけている … 反映されます
- 色が抜けて下地が見えている … はっきり反映されます
片方だけ褪せていること自体は、よくあることです。査定では、その程度を見ます。
拭いて色を戻そうとされないでください。表面が擦れて、かえって薄くなります。
ロレックス全般の見方はロレックスの買取の記事に書いています。
縁は両方向に回ります
このモデルの縁は、両方向に回るものがあります。時差を読み取るために、どちらにも回す必要があるためです。
一方向にしか回らないモデルとは違いますので、逆に回して確かめようとされても、それ自体は問題になりません。
査定で見ているのは、目盛りの位置で正しく止まるか、途中で引っかからないか、がたつきがないか、です。
ただし、硬いと感じたら、そこでやめてください。中に汚れが入り込んでいる場合、無理に回すと縁の裏側が擦れます。
縁の裏側には、止まる位置を作るための部品が入っています。ここに砂や埃が入り込むと、止まる感触が変わります。水で洗い流そうとされないでください。中に水が回ります。
縁が回らなくなっていても、買取はできます。
時差を合わせる仕組み
このモデルには、時を示す針だけを単独で動かせる作りのものがあります。他の針を止めずに、時刻だけを変えられる仕組みです。
査定では、この仕組みが働くかを確かめます。動かない場合、中に何かが起きています。
お客様のほうで確かめていただく必要はありません。むしろ、動かない状態で無理に回されると、歯に負担がかかります。
リューズが硬い、途中で止まる、手応えがない。どれかがあれば、そこでやめてください。
なお、この仕組みが入っていない年代のものもあります。その場合、時を示す針を単独では動かせません。作りが違うだけで、どちらが良いということではありません。
止まったままお持ちいただいて結構です。
よくいただくご質問
四本目の針だけ動きません
買取はできます。他の針と別の仕組みで動きますので、こちらで確かめます。
縁の片方の色だけ薄くなっています
よくあることです。色によって光に対する強さが違うためです。そのままお持ちください。
縁が回らなくなりました
お持ちいただけます。無理に回さないでください。
時差の合わせ方が分かりません
合わせていただく必要はありません。そのままお持ちください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と付属品をお預かりします
- 四本目の針の形・色・動きを確かめます
- 二色の縁の褪せ方を見ます
- 縁を回して、止まる位置とがたつきを確かめます
- 時差を合わせる仕組みが働くかを確認します
- どこがどう響いたかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 四本目の針は、他の針と別の速さで動きます
- この針だけ色や形が違う場合、替えられている可能性があります
- 二色の縁は、色によって褪せ方が違います
- 片方だけ薄くなっていることは、よくあることです
- 縁は両方向に回るものがあり、逆に回しても問題になりません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
