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銀製品はいくらになる?重さと純度から考える

銀の金額は「1gあたりの単価 × 重さ × 純度の割合」で出ます。考え方は金と同じですが、単価の桁が違うので、感覚をつかんでおくと迷いません。

公開

計算の式は金と同じです

銀も金もプラチナも、地金として買い取る場合の計算は変わりません。

  • 1gあたりの買取単価 × 重さ(g)× 純度の割合 = 買取金額

違うのは単価です。金が1gあたり万単位であるのに対し、銀は百円に届かない水準で動くことが多くあります。同じ10gでも、結果はまったく違う金額になります。

銀の単価は一覧には出しておりません。下の今日の買取金額は金・プラチナのものです。銀の当日の金額は、店頭かLINEでご確認ください。

純度の割合

刻印の数字が、そのまま計算に使う割合になります。

  • 999、SV999、純銀 … 99.9%。地金やインゴットに多い表記です
  • STERLING、925、SV925 … 92.5%。アクセサリーと食器の標準です
  • 950、SV950 … 95.0%。海外製の銀器に見られます
  • 900、800 … 90.0%、80.0%。古い海外製の銀貨や食器です

銀は金のように「18金=75%」といった換算を覚える必要がなく、刻印の三桁がほぼそのまま千分率です。読めれば計算できます。

刻印が見つからない場合の考え方は刻印がない場合の金額に書いています。

重さの目安

お持ちのものがどのくらいの重さか、見当をつけておくと計算しやすくなります。おおよその目安です。

  • シルバーリング … 3gから10g程度
  • シルバーのチェーン … 10gから40g程度
  • 帯留め・かんざし … 10gから30g程度
  • スプーン・フォーク1本 … 30gから80g程度
  • 銀杯1つ … 50gから150g程度
  • 銀の置物 … 100gから1kg以上まで幅があります
  • 銀のインゴット … 100g、500g、1kgの規格品

アクセサリー数点では数百円から数千円、食器セットや置物が加わると万単位になることもあります。

銀でない部分は差し引きます

はかりに乗せた重さのすべてが銀とは限りません。ここが実際の金額と、ご自身の計算とがずれる主な理由です。

  • ナイフの柄 … 中空で、樹脂やセメントが詰められています
  • 置物の台座 … 木や石の台は銀ではありません
  • アクセサリーの石 … 外して測ります
  • 革ひも・ゴム・シリコン … 同様に外します
  • 大きな置物の芯 … 中が別素材のことがあります

査定では、差し引いた内訳をご説明します。何をどれだけ引いたかが分かるようにお伝えします。

計算してみます

仮に銀の買取単価を1gあたり100円として、考え方だけご覧ください。実際の単価は当日の相場によります。

例1:シルバーリング5g、SV925

100円 × 5g × 0.925 = 約462円。アクセサリー1点ですと、この程度の水準です。

例2:洋食器セット12本、合計600g、STERLING

100円 × 600g × 0.925 = 約55,500円。点数と重さがまとまると、こうなります。

例3:銀のインゴット1kg、999

100円 × 1,000g × 0.999 = 約99,900円。純度が高く差し引きもないため、計算どおりに出ます。

単価そのものの決まり方は買取金額はどう決まるかの記事でご説明しています。

メッキの場合は計算になりません

銀メッキの製品は、この計算の対象になりません。表面に乗っている銀の量が、ごくわずかだからです。

メッキの厚みは数ミクロン程度で、食器1本に含まれる銀はコンマ数グラムにも満たないことがほとんどです。取り出すための費用のほうが上回りますので、地金としての金額はつきません。

「EPNS」「SILVER PLATE」「A1」といった刻印があればメッキです。

よくいただくご質問

自分で量ったら刻印の重さと違いました

箱や台紙に書かれた重さは、石や付属品を含んだ総重量であることがあります。また家庭用のはかりは1g単位のことが多く、小さなものでは誤差が出ます。店頭では0.01g単位で測ります。

銀は将来値上がりしますか

先のことは申し上げられません。相場は日々動きますので、金額をご確認いただいたうえで、お売りになるかどうかをお決めください。

少額でも買い取ってもらえますか

買い取れます。金額の下限は設けていません。ただ、少額になりそうなものは、ほかの銀製品とまとめてお持ちいただくほうが、お越しいただく手間に見合います。

計算した金額より低くなることはありますか

銀でない部分の差し引きがあれば、そのぶん下がります。逆に、メッキだと思っていたものが純銀だったという場合もあります。

まとめ

  1. 計算式は「単価 × 重さ × 純度」。金と同じ
  2. 刻印の三桁がほぼそのまま千分率。925なら92.5%
  3. 単価は金より大幅に低いので、重さと点数がものを言う
  4. ナイフの柄、台座、石、革ひもは差し引く
  5. メッキは計算の対象にならない

査定で実際に何を見ているかは銀製品の買取の記事に書いています。

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