傷が多い指輪はいくらになる?重さから金額を出す手順
傷が多い指輪も、きれいな指輪と同じ手順で金額を出せます。傷は計算に入りません。ただし、摩耗で重さが減っていることはあります。
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手順は3つです
- 輪の内側の刻印を読んで純度を確認する
- 重さを測る
- 今日の単価を掛ける
傷の有無はこの手順のどこにも出てきません。溶かして地金に戻すため、表面の状態は計算に入らないためです。
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめる単価の決まり方は買取金額はどう決まるかの記事でご説明しています。
傷では減額しませんが、摩耗で減ってはいます
ここは分けて考える必要があります。
傷そのもの|計算に入りません
表面に傷があっても、金属はそこにあります。削れて飛んでいったわけではありません。ですから、傷を理由に差し引くことはしません。
摩耗|その分は最初から減っています
一方、長年の使用で少しずつ削れていく摩耗は、実際に金属が減っています。内側が薄くなっている、角が丸くなっている、という状態です。
これは減額ではなく、今ある重さがその分少ない、というだけのことです。査定では今の重さで計算します。
毎日つけていた指輪では、数十年で0.1gから0.3g程度減ることがあります。全体からすれば数パーセントです。
研磨すると、どれだけ減るか
傷を消してから売ろうとすると、その分だけ重さが減ります。
- 軽い擦り傷を落とす程度 … 0.01gから0.05g程度
- 深い傷まで消す研磨 … 0.05gから0.2g程度
- 何度も繰り返した場合 … 累積で0.5g以上減ることもあります
3gの指輪から0.1g減れば、単価1万3千円で1千3百円。研磨の費用が数千円かかることを考えれば、手放すために磨くのは損になります。
使い続けるために磨くのであれば意味があります。売るのであれば、そのままお持ちいただくのが確実です。
計算してみます
K18の指輪が傷だらけで、はかりに3.8gと出たとします。
- 今日のK18の単価を確認します
- 単価 × 3.8 を計算します
- 石が付いていれば、その分を差し引いて考えます
たとえば単価が1gあたり1万3千円であれば、4万9千4百円が目安になります。
同じ重さの傷のない指輪でも、金額は同じです。傷は計算に出てきません。
実際の金額は当日の相場で決まりますので、上の今日の金額でご確認ください。
購入時の重さと合わない理由
「買ったときは4.0gと書いてあったのに、測ったら3.8gしかない」というご質問をいただくことがあります。
次の要素が積み重なっています。
- 長年の使用による摩耗
- 過去に研磨したことがあれば、その分
- サイズ直しで詰めていれば、その分
- はかりの精度の違い(1g単位と0.01g単位では差が出ます)
いずれも自然なことで、査定で削られたわけではありません。今の実際の重さで計算します。実測値はその場でお見せしますので、ご確認いただけます。
サイズ直しをしている場合の詳細は、サイズ直しをした金製品の金額はどう変わるかの記事にまとめています。
石に欠けがある場合
地金の計算とは別に、石の評価が下がることがあります。
ダイヤモンドに欠けがあれば、その分だけ評価は下がります。ただしゼロにはなりません。大きさによっては、欠けていても十分な金額になります。
台が金やプラチナであれば、石の評価とは別にその分の金額が残ります。石の評価については宝石・ジュエリーの記事をご覧ください。
よくいただくご質問
傷が多い分、安くされませんか
されません。内訳をご説明しますので、どう計算したかはその場でご確認いただけます。納得できなければ、売らずにお持ち帰りいただいて構いません。
研磨に出してから売るべきですか
やめてください。重さが減り、費用もかかります。詳しくは傷が多い指輪は買い取ってもらえるかの記事でご説明しています。
何点かまとめて出せますか
できます。純度が同じものは合計の重さで計算します。傷の有無に関係なく合算できます。
ブランドの指輪ですが、傷で評価が下がりますか
ブランド品として評価する場合は、状態が関わることがあります。ただし地金としての金額を下回ることはありません。どちらか高いほうで評価します。
まとめ
- 手順は「刻印を読む → 重さを測る → 単価を掛ける」。傷は計算に入りません
- 傷そのものでは減額しませんが、摩耗では実際に金属が減っています
- 研磨すると0.01gから0.2g程度減り、費用もかかります
- 購入時の重さと合わないのは、摩耗・研磨・サイズ直しの積み重ねです
- 石の欠けは評価に影響しますが、台の分の金額は残ります
買取できるかどうかについては、傷が多い指輪は買い取ってもらえるかの記事でご説明しています。
