銀の地金の買取|査定で見られるポイント
銀の地金は、査定でいちばん迷いの少ない品物です。純度が高く、差し引く部分もないためです。ただ、扱い方には気をつけていただきたい点があります。
公開
査定はすぐに終わります
地金は、加工された製品と違って中身が均一です。石も、留め具も、芯材もありません。ですので確認する項目が少なく、査定は短時間で終わります。
- 刻印を確認する(製造元、純度、重量、シリアル番号)
- 寸法と重さを測り、規格どおりかを見る
- 表面の状態を確認する
- 重さに単価をかけて金額を出す
金額の計算のしかたは銀の地金はいくらになるかの記事でご説明しています。
ケースや台紙から出さないでください
これがいちばんお伝えしたいことです。
銀のインゴットは、透明なパックや専用ケースに封入された状態で売られています。この封入には、製造元が保証しているという意味があります。開けてしまうと、その保証の連続性が切れます。
また、封を切ると空気に触れて表面が変色し始めます。銀は金と違って硫化する金属です。中身に変わりはなくても、見た目が変われば扱いが慎重になります。
封入されたままお持ちください。査定のために当店で開けることもありません。
刻印に何が書かれているか
地金には、製品としての情報がひととおり打たれています。
- 製造元の名前やロゴ … 国内外の精錬業者・地金商の名前です
- 純度 … 999、999.9、SILVER 999 など
- 重量 … 100g、500g、1kg、1oz(オンス)など
- シリアル番号 … 大きめのバーに打たれていることがあります
海外製のものはオンス表記が使われます。1トロイオンスは約31.1gです。
刻印の読み方全般は刻印と純度の見分け方にまとめています。
地金型のコインも同じ扱いです
メイプルリーフ銀貨やイーグル銀貨のように、銀の地金として作られたコインがあります。
これらは額面が刻まれていますが、実際には銀の重さで取引されます。1枚あたり1オンス、約31.1gが一般的です。チューブやシートに入ったまま、まとめてお持ちください。
収集用の古銭や記念コインは考え方が変わります。そちらはコイン・金貨の記事をご覧ください。
重さがありますので運び方にご注意ください
銀は金より単価が低いぶん、同じ金額でも量が多くなります。ここが金の地金との大きな違いです。
- 1kgバー1本 … 手提げに入りますが、ずっしりきます
- 1kgバー5本 … 5kgです。肩掛けの鞄では負担になります
- 1オンス銀貨100枚 … 3kgを超えます
まとまった量の場合は、リュックやキャリーケースをお使いいただくか、東京23区内であれば出張査定にお伺いします。ロゴの入っていない一般の車で伺います。
方法ごとの違いは買取方法の記事にまとめています。
購入時の書類があればお持ちください
地金を購入されたときの明細や計算書が残っていれば、一緒にお持ちください。
査定に必要なわけではありません。地金は現物を見れば分かります。ただ、税の申告をされる場合に、取得した時期と金額が分かる書類が必要になることがあります。
税の扱いについては買取と税金の記事に書いていますが、個別の判断は税務署または税理士にご確認ください。
よくいただくご質問
封入パックが破れてしまいました
買取はできます。破れていても中身は変わりません。ただし変色が進むことがありますので、なるべく早めにお持ちいただくほうがよいと思います。
表面が黒ずんでいます
そのままお持ちください。銀は変色する金属です。研磨剤で磨くと表面が削れて重さが減りますので、触らずにお持ちいただくのが確実です。
本物かどうか自分で確かめられますか
規格品ですので、寸法と重さが合っているかがひとつの手がかりになります。ただ判断は難しいところですので、店頭で確認させてください。
何本からでも見てもらえますか
1本からお持ちいただけます。金やプラチナの地金と一緒でも構いません。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりし、刻印と寸法を確認します
- 重さを測ります
- 本数と合計の重さをご説明します
- 金額をお伝えします
まとまった本数の場合はご予約優先でお受けしています。金額によってはお振込みでのお支払いになります。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 地金は確認項目が少なく、査定は短時間で終わる
- 封入パックやケースは開けずにお持ちください
- 刻印には製造元・純度・重量・シリアルが入っている
- 地金型の銀貨も、額面ではなく重さで考える
- 銀は量が多くなるので、運び方に気をつけて
査定は無料です。
