石が取れた金製品の金額はどう変わる?減額される場合とされない場合
石が取れたことで下がるのは「石の評価分」だけです。台の金額はそのまま残ります。どこで差がつくのかをご説明します。
公開
台の重さで計算します
石が取れた製品は、台の重さがそのまま計算の対象になります。石が留まっているときは石の重さを引く必要がありますが、その手間がない分、計算は単純になります。
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめる刻印から純度が分かり、重さも測れれば、ご自身でもおおよその金額を出せます。
単価の決まり方は買取金額はどう決まるかの記事でご説明しています。
石があったときと比べてどうなるか
石が付いていた状態と比べると、次のように変わります。
下がるもの|石の評価分
石そのものの価値が評価されなくなります。ダイヤモンドであれば、大きさと質によってはこれが大きな割合を占めることがあります。
変わらないもの|台の地金分
台の重さは変わりませんので、地金としての金額はそのままです。ここが「ゼロにはならない」という理由です。
上がるもの|ありません
石が取れたことで金額が上がることはありません。ただ、石を外す手間が省けるぶん、査定が早く終わることはあります。
石の重さは、思うほど大きくありません
「石がなくなったから、重さがかなり減ったはず」と思われる方が多いのですが、実際にはわずかです。
- 0.3カラットのダイヤ … 約0.06g
- 0.5カラットのダイヤ … 約0.1g
- 1.0カラットのダイヤ … 約0.2g
- メレダイヤ1粒 … 0.01g前後
1カラットは0.2gです。指輪全体が5gだとすれば、0.5カラットの石は全体の2%ほどにすぎません。
一方、翡翠や珊瑚のような大ぶりな石は、重さの割合が大きくなります。品目によって差が出るのはこのためです。
取れた石を持ち込めば、その分が加算されます
外れた石が手元にあれば、一緒にお持ちください。石そのものに価値があれば、別に評価して合算します。
ダイヤモンドは、台から外れていても評価は変わりません。むしろ裸石のほうが状態を確認しやすい面もあります。
石の評価の考え方は、宝石・ジュエリーの記事でご説明しています。
袋やケースに入れてお持ちください
ティッシュに包むと、開いたときに飛んでしまうことがあります。小さなメレダイヤも、数があれば金額になりますので、まとめて入れておいてください。
この計算より下がる場合
石が取れたこと以外で、計算より低くなる場合があります。
- 爪や枠の一部が欠けて、重さが減っている
- 修理の跡があり、別の金属が使われている
- 台がメッキで、そもそも地金としての金額がつかない
- 石座(石を受ける部品)だけ別素材になっている
特に台がメッキの場合は、石の有無に関係なく地金としての金額はつきません。「GP」「GF」の刻印をご確認ください。詳しくは刻印と純度の見分け方にまとめています。
計算してみます
K18の指輪から0.3カラットのダイヤが外れて、台だけが残っているとします。はかりに4.0gと出ました。
- 今日のK18の単価を確認します
- 単価 × 4.0 を計算します。これが台の金額です
- 外れたダイヤが手元にあれば、その評価を加えます
- 爪や枠が欠けていれば、その分は重さに含まれません
石が留まっていたときは、この4.0gに石の0.06gが加わって4.06gと表示されていたはずです。地金として計算する分はどちらも4.0gですから、台の金額は変わりません。
実際の金額は当日の相場で決まります。上の今日の金額でご確認ください。計算ツールの使い方は金・プラチナ買取の記事にも書いています。
よくいただくご質問
石がないぶん、大きく引かれませんか
引かれるのは石の評価分だけです。台の地金分は変わりません。内訳をご説明しますので、どう計算したかはその場でご確認いただけます。
石だけ売ることはできますか
できます。裸石のままでも買取の対象です。台を残して石だけ、という形でも構いません。
あとから石が見つかったら
別々にお売りいただいても構いません。ただし、台と石を一緒にお持ちいただくほうが、全体として評価しやすくなります。
真珠が取れています
真珠は接着で留められているものが多く、外れやすい品目です。台が金であればその分の金額は残ります。取れた真珠も一緒にお持ちください。
まとめ
- 下がるのは石の評価分だけ。台の地金分はそのまま残る
- ダイヤの重さは1カラットで0.2g。重さへの影響はわずか
- 翡翠や珊瑚など大ぶりな石は、重さの割合が大きい
- 取れた石も一緒にお持ちください。袋やケースに入れて
- 台がメッキなら、石の有無に関係なく地金の金額はつかない
買取できるかどうかの基準は、石が取れた金製品は買い取ってもらえるかの記事でご説明しています。
