買取価格と小売価格の差|買取金額とのつながりを解説
同じ日の同じ金でも、買う値段と売る値段は違います。この差が何なのかをご説明します。
公開
二つの数字があります
地金を扱う会社の発表を見ますと、同じ日に二つの数字が並んでいます。
一つは、その会社から買うときの値段。もう一つは、その会社に売るときの値段です。前者のほうが高く、後者のほうが低くなっています。
この二つの差が、いわゆる売り買いの幅です。
当店が掲げているのは、後者にあたる数字です。お客様からお買い取りする際の金額です。
差は何のためにあるか
この差は、扱う側の費用と利益を賄うためのものです。
品物を受け取り、確かめ、保管し、運び、溶かして地金に戻す。この一連の工程には費用がかかります。店を構えて人を置く費用も要ります。
その分が、差として置かれています。
ですので、この差がまったくない、ということはありえません。あるとすれば、どこか別のところで取っているということになります。
手数料の中身はこちらの記事でご説明しています。
往復すると差が出ます
ここから分かることがあります。買ってすぐに売れば、必ず差の分だけ減るということです。
相場がまったく動かなかった日に、買って、その場で売れば、その差だけ手元に戻る金額が少なくなります。
ですので、地金を買われる場合は、この差を超えて相場が上がらなければ、元には戻らないということになります。
これは、どこで買われても同じです。当店に限った話ではありません。
この点は、先にお伝えしておきます。
装身具ではさらに差が開きます
地金ではなく、指輪や首飾りとして買われた場合は、さらに事情が変わります。
買われたときの金額には、含まれている金の分のほかに、細工の手間、意匠、箱や袋、店の費用が含まれています。
買取では、含まれている金の量で計算します。細工の分は、そこには入りません。
ですので、地金を買われた場合よりも、差が大きく出ます。特に、細工の凝った品物ほどそうなります。
ご期待に添えないお話だと思います。ですが、先にお伝えしておくほうがよいと考えています。
買われた金額を伺うこと
査定の際に、買われたときの金額を伺うことがあります。
これは、金額を決めるためではありません。お客様がどのくらいをお考えかを知っておきたいためです。
買取の金額は、含まれている金属の量で決まります。買われた金額がいくらであっても、そこは変わりません。
ですので、お答えになりたくなければ、伺わなくて結構です。査定に差し支えはありません。
ただ、大きく開きがある場合は、その理由を先にご説明しておきたいと考えています。
当店が掲げている数字
当店が掲げているのは、お買い取りする側の数字だけです。
地金の販売はしておりませんので、買う側の数字は出していません。
掲げている数字は、手数料を差し引いたあとの、実際にお支払いする金額です。ここからさらに何かが引かれることはありません。
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめる重さを掛けるだけで、おおよその見当がつきます。
よくいただくご質問
買った値段と全然違います
細工の手間や店の費用が含まれていたためです。同じ基準では比べられません。
なぜ差があるのですか
受け取り、確かめ、運び、溶かす工程に費用がかかるためです。
買ってすぐ売ると損ですか
相場が動かなければ、差の分だけ減ります。どこで買われても同じです。
地金は売っていますか
販売はしておりません。お買い取りのみです。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 刻印を読み、機械で成分を調べます
- 石が留まっていれば、その分を差し引きます
- 重さを測ります
- その日の1gあたりの金額と掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 同じ日に、買う値段と売る値段の二つがあります
- その差は、受け取りから溶かすまでの費用と利益を賄うものです
- 買ってすぐ売れば、相場が動かなくても差の分だけ減ります
- 装身具では、細工の分が入るためさらに差が開きます
- 当店が掲げているのは、お買い取りする側の数字だけです
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
