絡まったネックレスはいくらになる?重さから金額を出す手順
絡まったネックレスは、塊のまま測っても正しい金額は出ません。中身が混ざっているためです。店頭で分けてから計算します。
公開
塊のまま測っても金額は出ません
ご自宅で塊をはかりに乗せて「30gあった」と分かっても、そこから金額は計算できません。理由は中身にあります。
- K18とK14が混ざっていれば、単価が違います
- 銀のチェーンが混ざっていれば、単価が大きく変わります
- メッキのものが混ざっていれば、その分は地金として計算できません
- 石付きのトップが入っていれば、石の重さを引く必要があります
つまり、塊の重さは「上限の目安」にはなりますが、そのまま金額にはなりません。
単価の決まり方は買取金額はどう決まるかの記事でご説明しています。
店頭では、分けてから計算します
- 塊を1本ずつ分けます
- それぞれの刻印を読み、素材を確認します
- 純度ごとにまとめて、それぞれの重さを測ります
- 純度ごとに単価を掛けて、合計します
お品物のブランド・デザイン・状態・刻印の有無で変わります。金額を約束するものではありません。正確な金額は、拝見してからのご案内になります。
重さが分からなくても、写真を送っていただければこちらで確認します。
写真を送って金額を確かめるたとえば「K18が12.0g、K14が5.0g、銀が8.0g、メッキが3本」といった内訳になります。これを1つずつ計算して足したものが金額です。
内訳はすべてご説明します。どの品がどの純度だったかも、その場でご確認いただけます。
計算してみます
絡まった塊を分けた結果、K18が12.0g、K14が5.0gあったとします。
- K18の単価 × 12.0 を計算します
- K14の単価 × 5.0 を計算します
- 2つを足します
- メッキのものは金額に入りません
K18が1gあたり1万3千円、K14が1gあたり1万円であれば、15万6千円と5万円で、合計20万6千円が目安になります。
塊全体が25gあったとしても、そのうち8gが銀やメッキであれば、その分は上の計算に入りません。ここが「塊の重さ=金額」にならない理由です。
実際の金額は当日の相場で決まりますので、上の今日の金額でご確認ください。
純度が同じものは合算できます
絡まった塊には、複数本が入っています。これは計算の面では有利に働きます。
純度が同じものは合計の重さで計算できるため、1本ずつ計算して丸めるより端数の影響が小さくなります。
細いチェーン1本では2gから5g程度でも、5本まとまれば10gから25gになります。1本ずつ持ち込むより、まとめて出すほうが確実です。
ピアスやブレスレットが一緒に絡まっていても、同じように合算できます。持ち物については必要なものと本人確認の記事にまとめています。
混ざっているメッキの扱い
絡まった塊には、メッキのアクセサリーが混ざっていることがほとんどです。これは当然のことで、まとめてしまっていた以上、区別なく入っています。
「GP」「GF」「GEP」の刻印があるものは金メッキや金張りで、地金としての金額はほとんどつきません。査定で分けて、その旨をご説明します。
メッキのものが混ざっていることを理由に、査定をお断りすることはありません。分けるのはこちらの仕事です。
刻印の読み方は刻印と純度の見分け方にまとめています。
ご自身でほどくと金額が下がることがあります
計算の話に戻すと、ほどく作業で切れて部品が飛ぶと、その分だけ重さが減ります。重さが減れば、そのまま金額が減ります。
細い環1つは0.05g程度ですが、複数飛べば積み重なります。留め具が外れて紛失すれば0.3gから1g減ります。
金額を下げないためにも、そのままお持ちいただくのが確実です。詳しくは絡まったネックレスは買い取ってもらえるかの記事をご覧ください。
よくいただくご質問
おおよその金額を先に知りたいのですが
塊の重さと、分かる範囲の刻印の写真をLINEでお送りいただければ、おおよその方向性をお答えします。ただし内訳が分からないため、幅のあるご案内になります。
分けるのにどのくらいかかりますか
塊の大きさによります。数本であれば15分程度、大きな塊になると1時間近くかかることもあります。ご予約いただくとお待たせせずに済みます。
売らないことにしたら、ほどいた状態で返りますか
はい。分けた状態でお返しします。元の絡まった状態に戻すことはできませんので、その点はご了承ください。
銀のものも一緒に計算されますか
されます。銀は1gあたりの金額が金・プラチナよりかなり低くなりますが、別に計算して合計に加えます。
まとめ
- 塊のまま測っても金額は出ない。中身の純度が混ざっているため
- 店頭で1本ずつ分け、純度ごとにまとめて計算します
- 純度が同じものは合算できるので、まとまっているぶん有利です
- メッキが混ざっていても構いません。分けるのはこちらの仕事です
- ご自身でほどくと、切れた部品が飛んで重さが減ることがあります
買取できるかどうかについては、絡まったネックレスは買い取ってもらえるかの記事でご説明しています。
