帯留めの買取|査定で見られるポイントと当日の流れ
帯留めは、着物を着る機会が減って処分されることの多い品物です。ただ、石にも地金にも価値が残っていることがあります。
公開
査定で見ているところ
- 裏側の刻印を読む(金・プラチナか、銀か、メッキか)
- 紐通し金具が別素材でないかを確認する
- 石の種類と状態を見る
- 重さを測り、地金分と石を分けて計算する
金額の計算のしかたは、帯留めはいくらで売れるかの記事でご説明しています。
石のほうが主役のことが多い品物です
帯留めは、翡翠、珊瑚、瑪瑙、真珠、べっ甲などが使われているものが多くあります。金属は枠や台で、石が主役という作りです。
そのため、金属部分が銀やメッキでも、石の評価で金額がつくことがあります。逆に、見た目が地味でも良い石が使われていることがあります。翡翠や珊瑚は、ご自身では価値が分からないまま処分されがちな品目です。石については宝石・ジュエリーの記事をご覧ください。
判断がつかないものこそ、そのままお持ちください。
帯留めに使われる素材の幅
帯留めは、着物の色や季節に合わせて選ぶ小物です。そのぶん素材の幅が広く、金属以外のものが主役になっていることがよくあります。
- 翡翠、瑪瑙(めのう)、水晶 … 石として評価します
- 珊瑚 … 色と大きさで評価が変わります
- 真珠 … テリと巻きを見ます
- べっ甲 … 斑(ふ)の入り方と厚みを見ます
- 蒔絵、七宝 … 工芸品としての評価は当店では行っていません
- 象牙 … 当店ではお取り扱いしておりません
象牙が使われている部分については、お値段を申し上げられません。見た目では判断がつきにくいものもありますので、こちらで拝見してご説明します。金具に貴金属が使われていれば、その部分だけを見ます。
蒔絵や七宝のように、工芸としての価値が中心の品は、当店の評価の対象外になります。金具が貴金属であれば、その分だけの金額になりますので、その点はご承知おきください。
帯締めが通ったままで結構です
帯留めは、帯締め(紐)に通したまましまわれていることがあります。外していただく必要はありません。
紐を無理に抜こうとすると、裏の金具が曲がったり、取れたりすることがあります。金具が取れると、そこに刻印があった場合に判断の手がかりが減ります。そのままお持ちください。
紐そのものには金額はつきません。査定では外して、帯留め本体だけを見ます。外した紐はお返ししますので、必要であればお申し付けください。
桐箱や布の袋に入っている場合は、箱ごとお持ちください。箱の側面や蓋の裏に、作者の名前や品名が書かれていることがあり、これが判断の助けになります。
和装小物はまとめてお持ちください
帯留めは、次のような品物と一緒にしまわれていることが多くあります。
- かんざし、櫛(くし)
- ブローチ(帯留めに転用できる金具が付いたもの)
- 根付、緒締め
- 指輪やイヤリングなどの和装に合わせる小物
1点ずつでは小さな金額でも、まとめると計算できる重さになります。分類は不要ですので、箱ごとお持ちください。かんざしについてはかんざしの買取の記事でご説明しています。
ご家族のものをお売りになる場合は、手続きをされる方ご本人の本人確認書類が必要です。詳しくは遺品整理・相続の記事にまとめています。
この状態でも買い取ります
- 紐通し金具が壊れている、取れている
- 石にひびや欠けがある
- べっ甲が反っている、割れている
- 変色して黒ずんでいる
- 桐箱がない、箱書きが読めない
- ブローチに改造されている
直す必要も、磨く必要もありません。特に珊瑚やべっ甲は、磨いたり洗ったりすると表面が傷みます。そのままお持ちください。
よくいただくご質問
銀のものばかりですが、金額になりますか
銀も買取の対象です。1gあたりの金額は金・プラチナよりかなり低くなりますが、点数がまとまればそれなりの金額になります。
着物も一緒に見てもらえますか
当店でお取り扱いしているのは、金・プラチナ、宝石、ブランド品、腕時計、金貨、切手です。着物そのものはお取り扱いしていません。
写真だけで分かりますか
裏側の刻印と全体の写真をお送りいただければ、分かる範囲でお答えします。ただし石の判断は写真では難しく、店頭でのご確認をご案内することが多くなります。LINE査定の流れは買取方法の記事にまとめています。
点数が多くて運べません
東京23区内であれば出張査定にお伺いします。買取にならなくても費用はかかりません。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりし、裏側の刻印を確認します
- 石の種類と状態を見ます
- 重さを測り、地金分と石を分けて計算します
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
1点なら15分ほどが目安です。点数が多い場合や、石を詳しくお調べする場合はお時間をいただきます。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 石が主役のことが多い。金属が銀やメッキでも金額がつくことがある
- 翡翠・珊瑚は価値が分からないまま処分されがち。そのままお持ちください
- 象牙はお取り扱いしておりません。貴金属の部分だけを拝見します
- 桐箱と箱書きは捨てないでください。判断の助けになります
- かんざしや和装小物と一緒に、箱ごとお持ちください
査定は無料で、金額を見てからお決めいただけます。
