生前整理で品物を売るときに気をつけたいこと
生前整理では、ご本人とご家族の間で行き違いが出やすいものです。その点を書いておきます。
公開
ご家族が先に進めないでください
よくあるのが、ご家族が善意で先に進められる場合です。
「もう使わないだろう」「片付けておいたほうが楽だろう」というお気持ちからですが、ご本人にとっては違うことがあります。
思い出のあるお品物は、使わなくても持っておきたいものです。手放されたあとで気づかれても、戻りません。
必ず、ご本人にお尋ねになってから進めてください。
ご本人がご存命であれば、お品物はご本人のものです。そこは動きません。
当店でもお受けできない場合があります
はっきりお伝えしておきます。
ご家族が、ご本人の同意なくお持ちになった場合、お受けできません。
お売りになるのはお持ちになった方という形になりますが、ご本人のお品物をご本人に無断で、というのは別の問題です。
ご本人に立ち会っていただくか、ご本人のご意思がはっきり分かる形でお越しください。
ご事情がおありでしたら、その旨をおっしゃってください。ご相談のうえで考えます。
判断が難しいご状態の場合
ご本人のご判断が難しいご状態のことがあります。
この場合、当店ではお受けできません。ご家族にご事情があっても、この点は変わりません。
成年後見などの手続きをされている場合は、その旨を先にお申しつけください。必要な書類をご案内します。
ご事情は一つずつ違いますので、まずはお電話でお尋ねください。
お断りすることになる場合も、なぜかをご説明します。
まとめて処分する業者にご注意ください
お部屋の中身をまとめて引き取る業者があります。
便利ではありますが、貴金属やジュエリーも一緒に含まれてしまうことがあります。まとめての金額に紛れて、いくらだったのか分からなくなります。
お任せになる前に、貴金属、宝石、時計、ブランド品、切手だけは分けておかれることをおすすめします。
分けるといっても、袋一つにまとめていただくだけで結構です。
貴金属かどうか分からないものも、その袋に入れておいてください。判断はこちらでいたします。
見積もりを取られる前に、分けておかれるほうが確実です。
控えを残しておいてください
生前整理では、記録を残しておかれることに意味があります。
お売りいただいた際にお渡しする控えは、保管しておいてください。
あとでご家族が「あれはどこへ行ったのか」とお探しになることを防げます。
査定の内訳を書いたものも、お渡しします。残すとお決めになったものについても記されますので、一覧として使えます。
ご家族に見える場所に置いておかれるのが、いちばん確実です。
封筒にまとめて入れておかれると、あとで見つけやすくなります。
よくいただくご質問
家族が先に片付けてよいですか
ご本人にお尋ねになってから進めてください。
本人の同意なしでも売れますか
お受けできません。ご本人の立ち会いが必要です。
判断が難しい状態です
お受けできません。手続きをされている場合はお申しつけください。
まとめて処分業者に頼んでよいですか
貴金属だけは分けておかれることをおすすめします。
当日の流れと必要なもの
- ご本人に立ち会っていただきます
- お品物をお預かりし、一点ずつ査定します
- 何がいくらかを書いた内訳をお渡しします
- 手放すものと残すものを、ご本人がお決めください
- お売りいただく場合は、控えをお渡しします
分けたり、磨いたり、捨てたりなさらないでください。壊れたものにも金額が付きます。そのままお出しください。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- ご家族が先に進めないでください。必ずご本人にお尋ねください
- ご本人の同意なくお持ちになった場合、お受けできません
- ご判断が難しいご状態の場合も、お受けできません
- まとめて処分される前に、貴金属だけは分けてください
- 控えと内訳を、ご家族に見える場所に残しておいてください
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
