タンザナイトの買取|査定で見られるポイントと金額の決まり方
タンザナイトは、世界でただ一か所でしか採れない石です。そして、見つかってからまだ六十年ほどしか経っていません。
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一か所でしか採れません
宝石の多くは、世界のあちこちで採れます。産地によって色の傾向が違う、という話になるのはそのためです。
タンザナイトは違います。アフリカの東側、ごく限られた一帯からしか見つかっていません。
そのため、この石には産地の違いというものがありません。すべて同じ場所から出たものです。
査定では、産地を問うことはしません。見るのは、色と大きさと状態です。
比較的新しい石です
もう一つ、知っておいていただきたいことがあります。この石が見つかったのは、それほど昔のことではありません。
六十年ほど前に発見され、装身具に使われるようになったのはそれ以降です。ですので、明治や大正の品物に使われていることはありません。
お持ちいただくタンザナイトは、どれほど古くても昭和の後半以降のものになります。
そのぶん、買われたときの箱や書類が残っていることが多くあります。お手元にあればお持ちください。
書類の種類については鑑定書と鑑別書の違いの記事でご説明しています。
もとは褐色です
掘り出されたばかりのタンザナイトは、青紫ではありません。くすんだ褐色をしています。
これに熱を加えると、褐色が抜けて、青紫が現れます。市場に出ているもののほとんどが、この処理を経ています。
ですので、熱を加えられていること自体は、この石では当たり前のことです。むしろ、加えられていない石を装身具で見ることは、ほとんどありません。
後から色が戻ることもありません。買われたときの色が、そのまま保たれます。
日の光で褪せることもありません。
やわらかく、角が丸くなります
気をつけていただきたいのは、こちらです。タンザナイトは、宝石の中ではやわらかいほうに入ります。
毎日身につけていれば、面の角が少しずつ丸くなります。鋭かった稜線が、使ううちにぼやけてきます。
角が丸くなると、光の返り方が変わります。買われたときより輝きが弱く感じられるのは、このためであることが多くあります。
- 面の角が丸くなっている … 使われた年月の分です
- 上面に細かい擦り傷がある … 他の宝飾品と当たった跡です
- 縁が欠けている … ぶつけた場合に起きます
- 内側から割れている … 急な温度変化でも起こります
いずれの状態でも買取はできます。磨き直そうとされなくて結構です。
洗浄機と急な温度変化を避けてください
この石には、決まった方向に割れやすい性質があります。
超音波の洗浄機には入れないでください。細かい振動が、もともとある傷から割れを広げます。
また、急に温度が変わることにも弱い石です。熱い湯で洗う、冬に外から暖かい部屋へ入ってすぐ湯に当てる、といったことはお避けください。
汚れが気になる場合は、乾いた柔らかい布で拭く程度にしてください。汚れは査定に響きません。
石の見方についてはタンザナイトの品質の見方の記事に書いています。
よくいただくご質問
熱を加えてあるのは普通ですか
普通のことです。もとは褐色で、熱によって青紫になります。
輝きが弱くなった気がします
面の角が丸くなっている場合が多くあります。買取はできます。
洗ってもよいですか
乾拭きにとどめてください。洗浄機と熱い湯はお避けください。
古いものですか
この石は六十年ほど前に見つかったものです。昭和の後半以降の品物になります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 機械で、石の種類を確かめます
- 青紫の濃さと寄り方を見ます
- 面の角が丸くなっていないかを確かめます
- 拡大して、欠けや割れがないかを見ます
- 台の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- 石と地金それぞれをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 世界でただ一か所でしか採れない石です
- 見つかってから六十年ほどで、古い品物には使われていません
- もとは褐色で、熱を加えて青紫にされています
- やわらかく、使ううちに面の角が丸くなります
- 超音波の洗浄機と、急な温度変化を避けてください
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
