アレキサンドライトの品質はどこで判断する?査定で見ている点
アレキサンドライトの品質は、色そのものではなく、どれだけ大きく変わるかで決まります。
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変わり方の大きさが評価の中心です
他の色石では、色がどれだけ鮮やかかを見ます。この石は違います。
見るのは、光を変えたときに、どれだけ大きく色が変わるかです。緑がはっきり緑で、赤がはっきり赤であること。その振れ幅が大きいほど良いとされます。
ですので、片方の光の下だけで見て「きれいな色だ」と判断することはできません。二つを見比べて、初めて評価できます。
査定では、光源を切り替えながら、同じ角度で見比べます。
中間の色に留まるものが多くなります
実際のところ、色が完全に変わる石は多くありません。
- はっきりした緑と、はっきりした赤 … 数が少なくなります
- 青緑と、赤紫 … よく見られる範囲です
- 灰色がかった緑と、くすんだ赤紫 … 振れ幅が小さくなります
- どちらの光でもほとんど同じ … 変わる石とは言いにくくなります
三番目と四番目は、店頭でご覧いただくとお分かりになります。並べて見比べると、違いがはっきりします。
四番目の場合、そもそも別の石である可能性も出てきます。機械で確かめます。
石の成り立ちについてはアレキサンドライトの買取の記事に書いています。
大きさの壁があります
天然のアレキサンドライトでは、大きさが特に効きます。
この石は、大きな結晶がほとんど採れません。そのため、指輪の中心に使えるほどの粒になると、数が急に減ります。
脇石として使われる小さい粒であれば、天然のものもそれなりに見られます。中心に使える大きさとなると、事情がまったく変わります。
査定では、大きさを測ります。そして、その大きさで天然であるかどうかを慎重に確かめます。
大きくて色もはっきり変わるとなれば、時間をかけて見ることになります。お時間をいただく場合があります。
猫の目が出るものがあります
この石の中には、丸く磨くと表面に一本の光の筋が浮かぶものがあります。猫の目に似ていることから、そう呼ばれています。
石の中に細かいものが一方向に並んでいるために起きます。光を当てて傾けると、筋が石の上を動きます。
色が変わり、なおかつ筋が出る石は、さらに数が少なくなります。
この場合は、透き通っているかどうかではなく、筋がまっすぐで細く、中心に来ているかを見ます。物差しが変わるということです。
曇っているように見えても、筋が出る石であれば、それは欠点ではありません。
書類の記載を読みます
この石については、書類の意味が特に大きくなります。天然か、作られたものかが記されるためです。
また、色がどのように変わるかが書かれていることもあります。二つの光源の下での色を並べて記した書類です。
お手元にあれば、必ずお持ちください。写しでも、撮っておかれた写真でも結構です。
書類がなくても買取はできます。店頭で調べます。新しく取っていただく必要もありません。
書類の種類については鑑定書と鑑別書の違いの記事でご説明しています。
よくいただくご質問
少し色が変わる程度です
振れ幅の小さい石があります。店頭で光を切り替えて確かめます。
どちらの光でも同じに見えます
別の石である可能性もあります。機械で確かめます。
光の筋が見えます
猫の目と呼ばれるものです。別の物差しで見ます。
書類がありません
買取はできます。店頭で調べます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 二つの光源を切り替えて、色の振れ幅を見ます
- 大きさを測ります
- 拡大して、中の様子を確かめます
- 機械で、天然か作られたものかを調べます
- 台の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- どこをどう見たかをご説明し、金額をお伝えします
確認に時間をかけますので、ご予約をいただけますと確実です。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 色そのものではなく、どれだけ大きく変わるかを見ます
- 二つの光源を見比べて、初めて評価できます
- 完全に色が変わる石は多くなく、中間に留まるものが大半です
- 中心に使える大きさの天然のものは、数が急に減ります
- 丸く磨いて一本の光の筋が出る石は、別の物差しで見ます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
