琥珀の買取|査定で見られるポイントと金額の決まり方
琥珀は石ではありません。樹の脂が長い年月をかけて固まったものです。ここから、扱いのすべてが決まります。
公開
石ではありません
琥珀は、鉱物ではありません。大昔の樹から流れ出た脂が、地中で固まったものです。
ですので、他の宝石とはまったく性質が違います。手に取ると、見た目より軽く感じられます。これがまず、琥珀であることの手がかりになります。
硬さも、宝石の中では最もやわらかいほうに入ります。爪で強く引っかけば、跡が付くほどです。
査定では、まず本当に琥珀かどうかを確かめます。似た見た目の樹脂の品物が数多く出回っているためです。
熱と溶剤に弱い品物です
琥珀は、樹の脂が固まったものですので、熱を加えると軟らかくなり、やがて溶けます。
また、アルコールや、除光液に含まれるものに触れると、表面が溶けて曇ります。香水も同じです。
- 湯で洗う … 表面が変わります
- アルコールで拭く … 溶けて曇ります
- 香水を付けた肌に直接触れる … 表面が傷みます
- 超音波の洗浄機に入れる … ひびが広がります
- 乾いた柔らかい布で拭く … これは差し支えありません
汚れが気になっても、乾拭き以上のことはなさらないでください。汚れは査定に響きません。
すでに曇っている場合も買取はできます。そのままお持ちください。
小片を固めたものがあります
正直にお伝えしておきます。琥珀には、削りくずや小片を加熱して押し固め、一つの塊にしたものが古くから出回っています。
材料そのものは琥珀ですので、まったくの別物というわけではありません。ただ、一つの塊のまま磨かれたものとは別に評価されます。
見分けは、拡大して中を見ます。固められたものには、押し固められた際にできた独特の流れ模様や、細かい泡の並びが見えます。
また、琥珀より新しい時代の樹脂が使われていることもあります。これも別に扱います。
いずれの場合も、その旨をご説明したうえで金額をお出しします。
虫が入っているもの
琥珀の中に、虫や植物の小片が閉じ込められていることがあります。樹の脂が流れ出たときに、そこに触れたものが取り込まれたものです。
こうした品物は、数が少なくなります。査定では、何が入っているか、形が保たれているか、見やすい位置にあるかを見ます。
一方で、後から埋め込まれたものもあります。穴を開けて入れ、塞いだものです。拡大すれば、周りの様子から見当がつきます。
お手元の品物に何か入っている場合は、そのこともお聞かせください。
見方については琥珀の品質の見方の記事に書いています。
本物かどうかの確かめ方
本物かどうかを確かめる方法として、熱した針を当てて匂いを見る、というお話があります。
お試しにならないでください。琥珀は熱で溶けますので、確かに変化は起きますが、その部分は穴になって残ります。
塩水に浮かべる方法もよく知られています。琥珀は軽いため浮きますが、金具が付いていれば沈みますし、水に浸けること自体が品物によっては良くありません。
店頭では、拡大して中を見る方法と、光を当てて確かめる方法で調べます。品物を傷めることはありません。
確かめる作業自体に費用はかかりません。
よくいただくご質問
軽いのですが本物ですか
琥珀は軽いものです。軽いこと自体は、むしろ手がかりになります。
表面が曇っています
買取はできます。磨き直そうとされなくて結構です。
虫が入っています
お聞かせください。何が入っているかを拡大して確かめます。
針を当てて確かめてよいですか
お避けください。溶けて穴が残ります。店頭で確かめます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 重さと手触りを確かめます
- 拡大して、中の様子と表面を見ます
- 光を当てて、色と透け具合を確かめます
- 固められたものかどうかを調べます
- 金具があれば、刻印を確かめて別に計算します
- どこをどう見たかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 琥珀は鉱物ではなく、樹の脂が固まったものです
- 見た目より軽く、宝石の中では最もやわらかいほうに入ります
- 熱、アルコール、香水、除光液に触れると表面が溶けます
- 小片を押し固めたものが古くから出回っており、別に評価されます
- 熱した針で確かめないでください。溶けて穴が残ります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
