アメジストの買取|査定で見られるポイントと金額の決まり方
アメジストには、他の宝石にはない弱点があります。日の光に当て続けると、色が褪せて戻らないということです。
公開
日の光で色が褪せます
最初にお伝えしておきます。アメジストは、日の光に当たり続けると紫が薄くなります。
一日二日では変わりません。ですが、何か月も窓辺に置かれていれば、目に見えて薄くなります。
そして、一度抜けた色は戻りません。
査定では、色がどれだけ残っているかを見ます。ここが、この石で最も金額に関わる点になります。
飾り棚に置かないでください
アメジストは、原石の塊や、切った断面がそのまま置物として売られることがあります。紫の結晶が並んだ、洞のような形のものです。
こうした品物は、飾り棚やテーブルの上に置かれることが多くなります。そして、そこに日が差せば、少しずつ色が抜けていきます。
- 南向きの窓のそば … 最も早く進みます
- レースのカーテン越し … それでも進みます
- 照明の強い棚の中 … 光の種類によっては進みます
- 引き出しや箱の中 … 変わりません
お売りになるまでの間は、箱や引き出しに入れておかれるほうが確実です。
すでに色が薄くなっている場合も買取はできます。そのままお持ちください。
昔と今とで扱いが変わりました
正直にお伝えしておきます。アメジストは、かつて非常に高価な石でした。
採れる場所が限られていた時代には、王侯の装身具に使われるほどのものでした。日本でも、古い装身具には大ぶりのアメジストがよく使われています。
その後、大きな鉱床がいくつも見つかり、まとまった量が採れるようになりました。その結果、扱いが変わりました。
ですので、「昔ずいぶん高かったと聞いている」というお品物でも、今の金額は当時とは違います。このことは、先にお伝えしておきます。
そのうえで、色の良いもの、大きさのあるものは、きちんと見ます。台の地金も別に計算します。
熱を加えると黄色に変わります
あまり知られていないことをお伝えします。アメジストは、熱を加えると黄色や橙に変わります。
これは、もともと同じ鉱物だからです。紫のものをアメジスト、黄色のものを別の名で呼び分けているだけで、中身は同じです。
実際、市場に出ている黄色い石の多くは、もとは紫だったものです。
ですので、アメジストの指輪を修理に出して、留め直しの際に強い熱がかかると、色が変わってしまうことがあります。
お売りになる前に修理に出されるのは、この点からもお勧めしていません。そのままお持ちください。
作られた石が多くあります
もう一つ、お伝えしておきます。アメジストには、人の手で作られたものが大量に出回っています。
この石は、比較的作りやすいためです。作られたもののほうが、色が均一で澄んで見えることもあります。
見分けは難しく、拡大しても分からないことがあります。店頭では、機械で調べる方法も使って確かめます。
これは、お客様を疑っているということではありません。どの品物でも同じ手順です。
石の見方についてはアメジストの品質の見方の記事に書いています。
よくいただくご質問
色が薄くなってきました
日に当たっていた可能性があります。買取はできますので、そのままお持ちください。
置物として飾っています
日の当たらない場所へ移していただくほうが確実です。
昔かなり高かったと聞いています
その後まとまった量が採れるようになり、扱いが変わりました。内訳をご説明します。
修理してから持っていくべきですか
お勧めしていません。強い熱がかかると色が変わることがあります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 機械で、石の種類と作られたものかどうかを調べます
- 紫の濃さと、色の残り方を見ます
- 大きさを測ります
- 拡大して、欠けや傷がないかを確かめます
- 台の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- 石と地金それぞれをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- アメジストは、日の光に当たり続けると紫が薄くなります
- 一度抜けた色は戻りません。箱や引き出しに入れておいてください
- かつては非常に高価でしたが、その後扱いが変わりました
- 熱を加えると黄色や橙に変わります。修理の熱にご注意ください
- 人の手で作られたものが大量に出回っており、店頭で確かめます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
