アンティークとしての価値がある場合|自宅でできる確認と、査定で分かること
古い品物には、地金としての金額とは別の見方ができる場合があります。ただ、地金の金額を下回ることはありません。
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二つの見方があります
古い貴金属の品物には、二つの見方ができます。
一つは、含まれている金属の量で見る方法です。純度を確かめ、重さを測り、今日の金額と掛け合わせます。形も年代も関係しません。
もう一つは、品物として見る方法です。誰が作ったか、どういう作りか、どれだけ残っているか。こうしたところを見ます。
査定では、両方を見て、高いほうでお出しします。ですので、品物としての見方をした結果、地金の金額を下回ることはありません。
品物として見られる場合
どういうものが品物として見られるのか。おおよその傾向を挙げておきます。
- 作者の印が入っている … 銀器や細工物に見られます
- 手で作られた跡が残っている … 機械で作られたものとは面が違います
- 作られた数が少ない … 記念や特注のものです
- 同じ形の品物が揃っている … 組として残っていることに意味があります
- 作られた当時の箱が付いている … 箱書きが手がかりになります
四番目については、器や食器で起こります。組のうち一つだけでも買取はできますが、揃っていれば別に見ます。
ご自身で判断していただく必要はありません。店頭で確かめます。
手を入れないでください
これが最も大事なところです。古い品物には、手を入れないでお持ちください。
磨くこと、直すこと、洗うこと。いずれも、品物としての見方をするうえでは損になります。
特に銀の品物では、長い年月でできた表面の落ち着きが、そのまま古さの証しになっています。研磨剤で磨けば、それが失われます。
また、磨けば作者の印も一緒に消えます。浅く打たれていることが多いためです。
そのままお持ちください。汚れや黒ずみは、査定に響きません。
箱と包みも一緒に
古い品物には、桐の箱や、布の包みが付いていることがよくあります。
箱ごと、包みごとお持ちください。中身だけ取り出していただく必要はありません。
箱の蓋の裏や、内側の布の下に、作られた年や、扱った店の名を書いた紙が残っていることがあります。手がかりになります。
また、箱そのものに値が付く場合もあります。彫りの入ったもの、古い作りのものです。
ご相続の品物については遺品整理・相続の記事もご覧ください。
正直に申し上げておきます
一方で、古ければ必ず品物として見られる、ということではありません。
大量に作られたもの、傷みが進んでいるもの、部品が欠けているもの。こうした場合は、地金としての見方だけになります。
「昔からある古いものなので」とおっしゃっても、それだけでは値が付きません。そこは正直にお伝えします。
ただ、地金としての金額は必ずお出しします。持って行っても無駄になる、ということはありません。
確かめる作業自体に費用はかかりません。
よくいただくご質問
古いので価値がありますか
古いこと自体では決まりません。作りや作者の印を見ます。地金としての金額は必ずお出しします。
磨いてから持っていくべきですか
お控えください。表面の落ち着きと、作者の印が失われます。
箱もありますが要りますか
お持ちください。箱書きが手がかりになりますし、箱に値が付くこともあります。
壊れています
買取はできます。地金としての金額は変わりません。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や包みがあればそれもお預かりします
- 拡大して、刻印と作者の印を探します
- 作りと、手で作られた跡を確かめます
- 機械で成分を調べ、重さを測ります
- 地金としての計算と、品物としての見方を両方行います
- 高いほうでご説明し、金額をお伝えします
確認にお時間をいただくことがあります。ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 地金としての見方と、品物としての見方の両方をします
- 高いほうでお出ししますので、地金の金額を下回ることはありません
- 作者の印、手で作られた跡、残っている数を見ます
- 磨かないでください。表面の落ち着きと印が失われます
- 古いこと自体では決まりません。そこは正直にお伝えします
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
