GEP(金張りの別表記)の見分け方|刻印と重さから判断する
GEPは、GPと同じものを指す別の書き方です。表面に金を薄く付けた品物だということになります。
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GPと同じものを指します
刻印に「GEP」と打たれている品物があります。見慣れない文字ですので、何のことか分からずお持ちになる方が多くいらっしゃいます。
これは、表面に金を薄く付けたものだという意味です。「GP」とまったく同じことを指しています。
書き方が二通りあるだけで、中身は変わりません。ですので、扱いも同じになります。
つまり、中身は真鍮や銅や鉄で、金なのは表面だけだということです。
なぜ二通りあるのか
理由は、もとの言葉の切り取り方にあります。
この処理は、薬品と電気を使って金を付ける方法です。その工程を表す言葉から、どの部分を取って略すかで、書き方が分かれました。
電気を使うという部分まで含めて略せばGEP、金を付けるという部分だけを取ればGPになります。どちらも同じ工程を指しています。
作る側がどちらを使うかは、決まりがあるわけではありません。国や時代によっても違います。
ですので、どちらが打たれていても、同じものだとお考えください。
似た表記が他にもあります
表面に金を付けた品物には、他にもいくつかの書き方があります。
- GP … 最もよく見られる書き方です
- GEP … 同じ処理の別の書き方です
- K18GP、18KGP … 表面の金の純度を添えたものです
- GOLD PLATED … 綴りで書かれたものです
- HGE … 厚めに付けたことを示す書き方です
五番目については、通常より厚く付けたという意味ですが、貼り付けて圧着したものとは別です。層はやはり薄いままです。
いずれも、中身は金ではありません。刻印は最後まで読んでください。
GPについてはGP(金メッキ)の見分け方の記事に書いています。
色だけでは分かりません
この処理で付けられる金は、本物の金です。ですので、色は金そのものです。
新しいうちは、全体が金でできた品物と並べても、見分けがつきません。むしろ、均一に付けられているぶん、きれいに見えることもあります。
ですので、色を見て「これは本物の金だ」とご判断なさらなくて結構です。
また、付ける金の色を選べますので、桃色や白っぽい色に付けられた品物もあります。色の種類でも判断できません。
見るのは、刻印と、剥がれ方と、機械の結果です。
剥がれ方で見当がつきます
刻印が読めない場合、剥がれ方が手がかりになります。
この処理の層は、髪の毛よりはるかに薄いものです。ですので、擦れるところから早く剥がれます。
指輪の内側、留め具、鎖の輪が重なるところ、角。こうした場所から、下地の色が出てきます。
貼り付けて圧着したものであれば、これほど早くは剥がれません。何十年経っても金色を保っていることがあります。
つまり、剥がれの早さが、二つを見分ける手がかりになるということです。
店頭では機械で確かめます
ご自宅でできるのは、ここまでです。確かなことは、店頭で調べます。
金属の表面に光を当てて、含まれているものを読む機械があります。表面だけを読むと金と出てしまいますので、剥がれている箇所や縁の断面も合わせて見ます。
また、重さの詰まり方からも確かめます。中身が別の金属であれば、金の品物より軽くなります。
品物を傷める作業ではありません。確かめる作業自体に費用はかかりません。
買取の考え方はGEPは買取できるかの記事でご説明しています。
よくいただくご質問
GEPとは何ですか
表面に金を薄く付けたという意味です。GPと同じものを指します。
GPより良いのですか
同じものです。書き方が二通りあるだけです。
HGEと打たれています
厚めに付けたという意味ですが、層はやはり薄いものです。
中身は何ですか
真鍮や銅や鉄であることがほとんどです。店頭で調べます。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 拡大して、刻印を最後まで読みます
- 剥がれている箇所がないかを探します
- 機械で成分を調べます
- 剥がれている箇所や断面も合わせて見ます
- 確かめた結果をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- GEPは、GPと同じものを指す別の書き方です
- もとの言葉のどの部分を取って略すかで、二通りに分かれました
- 中身は真鍮や銅や鉄で、金なのは表面だけです
- 似た書き方が他にもあり、刻印は最後まで読んでください
- 層が薄いため、擦れるところから早く剥がれます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
