GP(金メッキ)の見分け方|刻印と重さから判断する
刻印にGPと付いていれば、表面だけが金だということです。中身は別の金属になります。
公開
GPは表面だけが金という意味です
刻印に「K18GP」「18KGP」「GP」と書かれている品物があります。このGPは、表面に金を薄く付けたものだという意味です。
つまり、K18と書かれていても、K18なのは表面だけです。中身は真鍮や銅や鉄で、金ではありません。
この二文字があるかないかで、扱いがまったく変わります。ですので、査定では刻印の最後まで読みます。
「K18」で終わっているのか、「K18GP」と続いているのか。ここが分かれ目です。
金の刻印との見分け方
刻印は小さく、二文字が続いているかどうかは見落としやすいものです。
- K18 … 全体が金です
- K18GP … 表面だけが金です
- 18KGP … 同じく表面だけです
- GP … 純度の表記なしで、これだけのこともあります
- K18GF … こちらは金を貼ったもので、GPとは別です
五番目については、GFは金の層がGPより厚いものを指します。同じ「表面だけ」でも、量が違います。
ご自宅で確かめられる場合は、携帯電話のカメラで撮ってから拡大すると読み取りやすくなります。
GPとGFの違いはこちらの記事でご説明しています。
手に持った重さで見当がつきます
刻印が読めない場合、重さが手がかりになります。
金は、金属の中でも特に重いものです。同じ大きさの真鍮や銅と比べると、はっきり違います。手に持ったときに、思ったより軽ければ、中身が別の金属である可能性が出てきます。
ただ、これは比べる相手があって初めて分かることです。一つだけ持っても、重いのか軽いのか判断がつきません。
同じような大きさの品物が二つあれば、両手に一つずつ持ってみてください。違いがあれば感じられます。
重さの測り方についてはこちらの記事にまとめています。
剥がれ方に特徴があります
金メッキの層は、ごく薄いものです。ですので、使われているうちに剥がれます。
剥がれるのは、決まった場所からです。
- 角と縁 … 最も当たる場所から減ります
- 指輪の内側 … 指に擦れ続けます
- 留め具 … 開け閉めのたびに擦れます
- 鎖の輪の内側 … 輪どうしが当たります
剥がれると、下から別の色が出てきます。白っぽい銀色であれば、中身は真鍮やニッケル。赤っぽければ銅です。
全体が均一に色褪せているのではなく、一部だけ色が違う。そういう見え方をします。
店頭では機械で確かめます
ご自宅でできるのは、ここまでです。確かなことは、店頭で調べます。
金属の表面に光を当てて、含まれているものを読む機械があります。品物を傷める作業ではなく、その場で終わります。
表面だけを読むと金と出てしまいますので、削れている箇所や、縁の断面も合わせて見ます。
これは、お客様を疑っているということではありません。どの品物でも同じ手順です。確かめる作業自体に費用はかかりません。
メッキだった場合の扱いはこちらの記事でご説明しています。
よくいただくご質問
K18と書いてあるのにGPと言われました
刻印の最後にGPが続いていることがあります。店頭で拡大してお見せします。
磁石にくっつけば分かりますか
手がかりの一つにはなりますが、それだけでは決められません。中身が真鍮であればくっつきません。
一部だけ色が違います
メッキが剥がれた場合に起きる見え方です。店頭で確かめます。
メッキでも持っていってよいですか
お持ちください。確かめる作業自体に費用はかかりません。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 拡大して、刻印を最後まで読みます
- 剥がれている箇所がないかを探します
- 機械で成分を調べます
- 削れている箇所や断面も合わせて見ます
- 確かめた結果をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- GPは、表面だけが金だという意味です
- K18GPは、K18なのは表面だけで、中身は別の金属です
- 刻印は最後まで読んでください。二文字の有無で扱いが変わります
- 金は重い金属なので、手に持った軽さが手がかりになります
- 角、縁、指輪の内側、留め具から剥がれます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
