750・585・375の意味|自宅でできる確認と、査定で分かること
刻印に「750」とだけ打たれていることがあります。これは、千分のいくつという書き方です。
公開
千分のいくつ、という書き方です
金の純度には、二通りの書き方があります。
一つは、24分のいくつという書き方です。K18であれば、24分の18ということになります。日本では、こちらが広く使われてきました。
もう一つが、千分のいくつという書き方です。750であれば、千分の750、つまり75%ということになります。
どちらも同じことを言っています。K18と750は、同じ純度を指しています。
K表記との対応
よく出てくる数字と、K表記との対応を並べておきます。
- 999 または 9999 … K24。金がほぼ100%です
- 916 … K22。金が91.6%です
- 750 … K18。金が75%です
- 585 … K14。金が58.5%です
- 417 … K10。金が41.7%です
- 375 … K9。金が37.5%です
お手元の品物にどれかが打たれていれば、対応するK表記の純度だということになります。
純度ごとの詳しいところは刻印と純度の見分け方にまとめています。
なぜ半端な数字になるのか
585や417といった、中途半端に見える数字があります。これには理由があります。
もとは24分のいくつという書き方だからです。24分の14を千分率に直すと583.33…となり、割り切れません。そこで、実際に作る際の割合として585が使われています。
417も同じです。24分の10は416.66…ですので、切り上げて417としています。
つまり、半端に見える数字は、二つの書き方を行き来した結果です。おかしな数字が打たれているわけではありません。
750と375は、たまたまきれいに割り切れた数字ということになります。
プラチナは別の書き方です
混同されやすいので、分けてご説明しておきます。
プラチナの刻印は、はじめから千分率だけで書かれます。Pt900、Pt950、Pt850といった形です。24分のいくつという書き方はしません。
この「Pt」が付いているかどうかで、金かプラチナかが分かります。数字だけであれば金、Ptが付いていればプラチナです。
ただし、Ptが擦れて数字だけ残っていることがあります。900や950という数字が単独で打たれていれば、プラチナの可能性が高くなります。
金では、900や950という純度は使われないためです。
数字だけの刻印を見つけたら
ご自宅で刻印を確かめられた際、数字だけが読めた場合の考え方をまとめておきます。
- 三桁または四桁の数字か確かめます
- 上の一覧に当てはまる数字かを見ます
- 前後にアルファベットが続いていないか確かめます
- 読み取れた数字を控えておきます
三番目が大事です。数字のあとにGPやGFが続いていれば、表面だけが金だということになります。刻印は最後まで読んでください。
表面だけの品物についてはGP(金メッキ)の見分け方の記事に書いています。
よくいただくご質問
750と打たれています
K18と同じ純度です。金が75%だということになります。
585は半端な数字ですが
24分の14を千分率に直した結果です。おかしな数字ではありません。
900と打たれていますが金ですか
金では使われない純度です。プラチナの可能性が高くなります。店頭で確かめます。
数字のあとに文字が続いています
表面だけが金である可能性があります。店頭で拡大してお見せします。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 拡大して、刻印を最後まで読みます
- 数字とアルファベットの並びを確かめます
- 機械で成分を調べ、刻印と合っているかを見ます
- 重さを測り、今日の金額と掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 750・585・375は、千分のいくつという書き方です
- 750はK18、585はK14、375はK9と同じ純度を指します
- 半端に見える数字は、24分率から直した結果です
- プラチナははじめから千分率で、Ptが付きます
- 数字のあとにGPやGFが続いていないか、最後まで読んでください
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
