GP(金メッキ)は買取できる?地金としての価値の考え方
先に正直なところを申し上げます。金メッキの品物には、地金としての金額はほとんどつきません。
公開
地金としての金額はほとんどつきません
はじめに、はっきりお伝えしておきます。
金メッキの層は、髪の毛よりはるかに薄いものです。品物全体の重さに対して、金が占める割合はごくわずかになります。
そのため、地金として計算すると、ほとんど金額になりません。10gの品物でも、金の部分は目に見えるほどの量ではないということです。
ご期待に添えないお話だと思います。ですが、店頭でお伝えするより、先に書いておくほうがよいと考えています。
剥がして取り出すこともできません
「表面の金だけ剥がせないのか」とお尋ねになることがあります。
技術としては可能ですが、剥がすための費用が、取り出せる金の価値を大きく上回ります。ですので、行われません。
また、剥がす過程で薬品を使いますので、品物そのものは失われます。
点数を大量に集めれば話は変わりますが、ご家庭にある数点では、それには届きません。
この点は、正直にお伝えしておきます。
それでもお持ちいただきたい理由
では、持って行っても仕方がないのか。そうとは限りません。理由は三つあります。
- そもそもメッキではないかもしれないため
- ブランドや作りで見られる場合があるため
- 他の品物と混ざっていることが多いため
一番目が最も大きな理由です。見た目でメッキだと思われていた品物が、調べてみると金だった、ということが実際にあります。
刻印が擦れて読めなくなっていたり、もともと刻印がなかったりする品物では、ご自身での判断は難しいものです。
見分け方についてはGP(金メッキ)の見分け方の記事に書いています。
ブランドや作りで見られる場合
二番目についてご説明します。
地金としての金額がつかなくても、品物として評価できる場合があります。よく知られたブランドのもの、作りの良い古い品物、意匠として値打ちのあるものです。
この場合、金の量とは別の見方をします。刻印や箱、保証の紙があれば、一緒にお持ちください。
時計のバンドや、眼鏡の枠、万年筆の金具なども、こうした見方になることがあります。
古い品物についてはアンティークとしての価値の記事もご覧ください。
混ざっていて構いません
三番目についてご説明します。
引き出しを整理されて出てきた品物は、金のものとメッキのものが混ざっているのが普通です。
分けていただく必要はありません。そもそも、分けるためには調べる必要があります。それをこちらでいたします。
袋や箱にまとめて入れて、そのままお持ちください。一点ずつ確かめて、内訳をお出しします。
メッキだった品物については、その旨をご説明してお返しします。費用はかかりません。
よくいただくご質問
メッキだと値段はつきませんか
地金としてはほとんどつきません。ブランドや作りで見られる場合があります。
表面の金だけ取れませんか
費用のほうが上回りますので、行われません。
メッキと金が混ざっています
分けていただく必要はありません。こちらで確かめます。
メッキだった場合、費用はかかりますか
かかりません。ご説明してお返しします。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 拡大して、刻印を最後まで読みます
- 機械で成分を調べます
- メッキであれば、その旨をご説明します
- ブランドや作りで見られるかどうかを確かめます
- 一点ずつ内訳をご説明し、金額をお伝えします
点数が多い場合は、あらかじめお申しつけください。ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 金メッキの品物には、地金としての金額はほとんどつきません
- 表面の金だけを剥がして取り出すこともできません
- それでも、そもそもメッキでない可能性があります
- ブランドや作りで見られる場合があります
- メッキだった場合も、費用はかかりません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
