珊瑚の買取|査定で見られるポイントと金額の決まり方
珊瑚は色で呼び分けられ、色ごとに評価が変わります。そして、生き物だったものならではの見どころがあります。
公開
色で呼び分けられます
宝飾に使われる珊瑚は、色によって呼び分けられています。採れる海の深さや場所によって、色が変わるためです。
- 濃く深い赤のもの … 数が少なく、最も高く扱われます
- 桃色のもの … 幅が広く、濃いものから淡いものまであります
- 白いもの … 彫り物や、丸玉に多く使われます
- 薄い桃色に白が混ざるもの … 独特の風合いとして扱われます
査定では、まずどの色に当たるかを確かめます。同じ大きさでも、色によって見方が大きく変わります。
一つの枝の中でも、根元と先で色が違うことがあります。その場合は、品物として使われている部分の色で見ます。
白い斑と小さな穴
珊瑚には、白い斑や、小さな穴が見られることがあります。これは、もともと生き物だったことに由来します。
珊瑚は、海の中で骨格として少しずつ育ちます。その中心に近い部分には、密度の低いところが残ります。これが白い斑として現れます。
小さな穴は、育っている間に他の生き物が入り込んだ跡です。表面から中に向かって、細く開いています。
どちらも、あってはならないものではありません。天然のものである証しでもあります。
査定で見るのは、それが品物の見える面に出ているかどうかです。裏側や、金具に隠れる位置にあれば、響き方は小さくなります。
染めたものと、固めたものがあります
正直にお伝えしておきます。珊瑚には、色を付けられたものと、粉を固めて作られたものが出回っています。
前者は、薄い色の珊瑚を赤く染めたものです。後者は、削りくずを樹脂で固めて形にしたものです。
いずれも、天然のまま磨かれたものとは別に評価されます。見た目では分かりにくいことが多くあります。
店頭では、拡大して表面の模様を見る方法と、機械で調べる方法で確かめます。天然の珊瑚には、木の年輪に似た細かい筋が見えます。
これは、お客様を疑っているということではありません。どの品物でも同じ手順です。
乾燥でひびが入ります
珊瑚は、乾きすぎると表面に細かいひびが入ります。年月が経った品物では、珍しいことではありません。
暖房の風が直接当たる場所や、日の差す窓辺に置かれていた場合に起こりやすくなります。
一度入ったひびは戻りません。油を塗って隠そうとされる方がいらっしゃいますが、表面に残って曇るだけになります。
ひびが入っていても買取はできます。そのままお持ちください。
石の見方については珊瑚の品質の見方の記事に書いています。
酸に弱い石です
もう一つ、扱いについてお伝えしておきます。珊瑚は酸に弱く、触れると表面が溶けて曇ります。
汗、香水、化粧品、酢を含むもの。日々の暮らしの中に、酸を含むものは多くあります。
身につけたあと、乾いた柔らかい布で軽く拭いておくだけで、だいぶ違います。
洗剤に浸けることや、超音波の洗浄機に入れることは、お避けください。表面が傷みます。
すでに曇っている場合も買取はできます。磨き直そうとされなくて結構です。磨けばそのぶん減ります。
よくいただくご質問
白い斑があります
天然のものに見られるものです。見える面に出ているかどうかを見ます。
小さな穴が開いています
育っている間に付いた跡です。買取はできます。
染めてあるかもしれません
店頭で確かめます。確かめる作業自体に費用はかかりません。
表面が曇っています
そのままお持ちください。磨き直すと減ります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 色を確かめ、どれに当たるかを見ます
- 拡大して、天然の筋が見えるかを確かめます
- 白い斑や穴が、見える面にあるかを見ます
- ひびや、表面の曇りを確かめます
- 金具があれば、刻印を確かめて別に計算します
- どこをどう見たかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 珊瑚は色で呼び分けられ、色ごとに評価が変わります
- 白い斑と小さな穴は、生き物だったことに由来します
- 見える面に出ているかどうかで、響き方が変わります
- 染められたものや、粉を固めて作られたものがあります
- 酸に弱く、乾燥でひびが入ります。磨き直しは減るだけです
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
