エメラルドの品質はどこで判断する?査定で見ている点
エメラルドの品質は、緑がどういう緑かで決まります。「濃い」の一言では足りません。
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濃さと明るさは別のものです
緑を言い表すとき、「濃い」という言葉が使われますが、これには二つのことが混ざっています。色の深さと、明るさです。
深くて明るい緑、深くて暗い緑、浅くて明るい緑。同じ「濃さ」の言葉でも、中身が違います。
最も良いとされるのは、深い緑でありながら、内側から明るく返ってくる状態です。深いだけで暗い石は、光を返さず沈んで見えます。
査定では、この二つを分けて見ます。石を回して、暗い場所でも緑が保たれるかを確かめます。
黄緑寄りか、青緑寄りか
もう一つ、緑にはどちらに寄っているかという違いがあります。
黄色を帯びた緑と、青を帯びた緑。どちらも緑ですが、印象がかなり変わります。
- わずかに青を帯びた深い緑 … 最も好まれる傾向にあります
- 黄色を帯びた明るい緑 … 印象が軽くなります
- 青に寄りすぎている … 別の石と見分けが必要になることがあります
- 灰色がかっている … 澄み具合に関わります
三番目については、緑と青の境目にある石は、呼び名が分かれることがあります。書類の記載が手がかりになります。
どちらが良いかは、時期によっても変わります。査定のときにご説明します。
欠けは場所によって響き方が変わります
エメラルドは欠けやすい石ですので、査定では必ず縁と角を確かめます。
そして、欠けがどこにあるかで、響き方が変わります。
- 上面の真ん中 … 最も目立ちます
- 上面の縁 … 次に目立ちます
- 側面 … 台に留まれば隠れることがあります
- 底の先 … 身につけたときには見えません
三番目と四番目は、爪や縁の金属に隠れる位置です。ですので、同じ大きさの欠けでも、金額への響き方は小さくなります。
査定では、台に留まった状態で上から見て、目に入るかどうかを見ます。
扱いについてはエメラルドの買取の記事に書いています。
角を落とした形に磨かれます
エメラルドの多くは、四角い形の角を落とした八角形に磨かれています。
この形には理由があります。四角の尖った角は、最も欠けやすい場所だからです。あらかじめ落としておけば、そこから欠ける心配が減ります。
つまり、この形は飾りではなく、石を守るための工夫です。
査定では、落とされた角の面が揃っているかを見ます。左右で幅が違えば、上から見たときに傾いて見えます。
丸や楕円に磨かれたものもあります。形が違うこと自体は、劣っているということではありません。
大きさの影響が大きい石です
エメラルドでは、澄んだ大きな石が特に少なくなります。
生まれつき割れを抱えている石ですので、大きく採ろうとするほど、割れに当たる確率が上がるためです。
そのため、同じ色みでも、大きくなるほど数が減り、評価も変わります。この傾向は、他の色石より強く出ます。
小さい石が並べて使われている場合は、一粒ずつではなく全体で見ます。
どちらの場合も買取はできます。
よくいただくご質問
緑が濃ければ高いですか
深さと明るさは別のものです。深いだけで暗い石は沈んで見えます。
縁が欠けています
買取はできます。欠けの場所によって響き方が変わります。
角が落とされた形です
石を守るための形です。欠けやすい角をあらかじめ落としてあります。
中に筋のようなものが見えます
エメラルドではあるのが普通です。ご心配なさらなくて結構です。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 専用の機械で石の種類を確かめます
- 石を回して、緑の深さと明るさを分けて見ます
- 黄緑寄りか青緑寄りかを確かめます
- 縁と角に欠けがないかを、位置とあわせて見ます
- 台の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- どこをどう見たかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 「濃い」には、色の深さと明るさという二つのことが混ざっています
- 深くて、内側から明るく返る緑が最も良いとされます
- 黄色を帯びた緑と、青を帯びた緑とでは印象が変わります
- 欠けは、上面の真ん中にあるものほど響きます
- 角を落とした形は、欠けやすい角をあらかじめ処理した工夫です
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
