ガーネットの買取|査定で見られるポイントと金額の決まり方
ガーネットは、一つの石の名前ではありません。よく似た性質を持つ、いくつもの石をまとめた呼び名です。
公開
一つの石の名前ではありません
ここが、ガーネットで最も知っておいていただきたいところです。
ルビーやサファイアは、一つの鉱物を指す名前です。ガーネットは違います。組み立てがよく似た、いくつもの別の鉱物をまとめて呼んでいる名前です。
そのため、同じ「ガーネット」と呼ばれていても、中身が違えば金額がまったく変わります。この差は、他の宝石では考えられないほど大きくなります。
査定では、まずどの種類に当たるかを調べます。ここを飛ばすことはできません。
赤だけではありません
ガーネットというと、濃い赤を思い浮かべる方がほとんどだと思います。実際、最も数が多いのはその色です。
ですが、他の色もあります。
- 濃い赤から赤紫のもの … 最も数が多く、広く使われてきました
- 明るい橙のもの … 数が少なくなります
- 緑のもの … 特に数が少なく、別に扱います
- 光によって色が変わるもの … さらに珍しいものです
三番目と四番目は、ご存じない方が多いと思います。緑のガーネットは、見た目からは別の石と思われることが多く、そのままお持ちいただいて店頭で分かることがあります。
ですので、緑や橙の石をお持ちの場合も、決めつけずにお持ちください。
手を加えられていないのが普通です
他の色石とは逆のことを申し上げます。ガーネットは、手を加えられていないのが普通です。
ルビーやサファイアは熱を加えられ、エメラルドには油が染み込ませてあり、ターコイズは樹脂で固められています。色石では、それが当たり前です。
ガーネットには、そうした処理がほとんど行われません。もともと色がしっかり出る石で、手を加える必要が少ないためです。
ですので、「処理されているかどうか」を心配していただく必要は、この石についてはあまりありません。
そのぶん、査定で見るのは種類と色と大きさになります。
扱いは難しくありません
ガーネットは、色石の中では扱いやすいほうです。
そこそこの硬さがあり、光で色が褪せることもなく、水にも強い石です。エメラルドやオパールのような気づかいは要りません。
ただし、超音波の洗浄機に入れることはお避けください。石そのものは持ちますが、留めている爪が緩むことがあります。
汚れが気になる場合は、乾いた柔らかい布で拭く程度にしてください。汚れは査定に響きません。
石の見方についてはガーネットの品質の見方の記事に書いています。
正直に申し上げておきます
最も数の多い、濃い赤のガーネットについて、先にお伝えしておきます。
この種類は、世界中で広く採れます。そのため、石そのものの金額は大きくなりません。
指輪やブローチに使われている場合、金額の多くは台の地金の分になることがあります。
ご期待に添えないお話をすることになる場合があります。そのうえで、内訳をきちんとご説明します。
一方、緑や橙のものは事情が変わります。ですので、色にかかわらず一度お持ちいただくのが確実です。
よくいただくご質問
赤い石ですが種類は分かりません
店頭で調べます。ガーネットは種類によって金額が大きく変わります。
緑の石ですがガーネットでしょうか
緑のガーネットがあります。決めつけずにお持ちください。
処理されているか心配です
ガーネットは手を加えられていないのが普通です。ご心配なさらなくて結構です。
洗ってもよいですか
乾拭きにとどめてください。洗浄機は爪が緩むことがあります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 機械で、どの種類のガーネットかを調べます
- 光を当てて、色と澄み具合を見ます
- 光によって色が変わるかを確かめます
- 大きさを測ります
- 台の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- 石と地金それぞれをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- ガーネットは一つの石の名前ではなく、一群の総称です
- 種類が違えば金額がまったく変わります
- 赤のほかに、橙、緑、光で色が変わるものがあります
- 他の色石と違い、手を加えられていないのが普通です
- 最も数の多い濃い赤は、石の分が大きくなりません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
